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きみにしか聞こえない

kimi.jpg監督:荻島達也
出演:小出恵介、成海璃子、片瀬那奈、高田延彦ほか
きみにしか聞こえない(2007) - goo 映画

《あらすじ》 友達もいない孤独な女子高生リョウ。おもちゃの携帯を拾ってから不思議な若い男の声が聞こえ出し、そのうち携帯なしでも頭の中で会話ができるようになる。彼女たちの間には一時間の時差があり、むしろそれを楽しみながらもお互い惹かれあっていく二人だが…


人気作家乙一の原作。爽やかかつ物悲しいラブファンタジー。多少わかりにくいところがあるが、それは原作だと詳しく出てくるのかもしれない。ストーリーを追うのには問題ありません。自分が10代とか20代の時に観たかったな。

美しい風景とみずみずしい人々に目も心も癒されます。主演二人がさわやかで透明感があって良かった。
文通からの出会いとか、あるいは「ハル」みたいな感じでいくのかと途中までは思いますが、最後の展開は違った。自分がこのあとどうなるかを知りながらの二人の選択した道は感動的です。

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渇き

kawaki.jpg監督:パク・チャヌク
出演:ソン・ガンホ、キム・オクビン、シン・ハギュン、キム・ヘスクほか
2月27日から公開中→「渇き」公式サイト

《あらすじ》 病院で死に瀕した者を看取りつづけてきたカトリックの神父=サンヒョンは、無力感にさいなまれていた。人の助けになりたいとの思いから、謎の伝染病ワクチン開発の人体実験に志願する。そこで輸血を受けたサンヒョンは奇跡的に助かり病院へ戻ってくるのだが、偶然昔の友人家族と再会したことで自分の中に埋もれている欲望を知ることに…


怖い。エロい。気持ち悪い。そしておもしろい!

韓国映画でこれは観ようと思わせるのが私には3人ありまして、俳優ソン・ガンホと、ポン・ジュノ監督と、パク・チャヌク監督だ。日本に韓国映画を広く認知させた「JSA」、そしてカンヌで審査員グランプリを受賞した「オールド・ボーイ」と、発表するたびに軽々と一線を飛び越えていくパク・チャヌク。今回もまさにそう。
こんなバンパイアは初めて観たし、今後も観ることはないだろう。

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若い娘たち

写真ナシ
監督:岡本喜八
出演:雪村いづみ、笹るみ子、ほか
若い娘たち(1958)(1958) - goo 映画

《あらすじ》 娘二人、母一人の三人で住んでいる家で、空き部屋をつかって下宿させることにした。すでに嫁いだ三人の姉はみんな下宿人と結婚したことから、家にいる娘カナコはぜったい下宿人と恋に落ちないと宣言する。また、カナコの従兄の家でも下宿を始め、そこでも下宿人をできればムコに迎えたいと考えている、親たちの思惑をよそに娘たちは…


おっと、少女漫画。ラブコメだい!ツンデレヒロインがライバルの登場によって恋心に気づくっちゅー王道ですね。

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めぐり逢い

meguriai.jpg監督:グレン・ゴードン・キャロン
出演:ウォーrン・ベイティ、アネット・ベニング、キャサリン・ヘップバーンほか
Gyaoで無料配信中→めぐり逢い
めぐり逢い(1994)(1994) - goo 映画

《あらすじ》 婚約者がいる者同士が旅の空で出会い、激しく惹かれあう。二人は三ヶ月後に再会する約束をして別れるが…


二度映画化された作品を再度リメイクした作品。過去の作品は「邂逅」「めぐり逢い(1957)」。
案外保守的なのはリメイク作品なせいかもしれない。
観ていて、まあ、大人のラブドリームやね…そう感じた私は夢の無い女。

アクシデントが発生するが、その辺までは韓流的といってもいい話の展開。
その後からがヒロインの魅力が増してきまして、ラストまでじんわり染み入るいい話になってます。ラストまでの二人のやり取りでの、ヒロインの胸中を想像すると涙してもおかしくない。
ただそのいいところまでがちと長いんだな。

主演の二人は実生活では夫婦である。

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カサブランカ

kasaburannla.jpg監督:マイケル・カーティス
出演:ハンフリー・ボガート、イングリッド・バーグマン、ポール・ヘンリードほか
カサブランカ - goo 映画

《あらすじ》 第二次大戦下のフランス領モロッコの都、カサブランカ。本国パリはナチスドイツに占領され、カサブランカは欧州人がアメリカに亡命する玄関口としてにぎわっている。連日アメリカ行きのビザを手に入れようと人々が列をなす。その中でカジノ兼カフェを営むリック。リックの店にナチス圏で指名手配されてる活動家夫妻がやってくるが、妻はリックの忘れられない女性だった…


基本メロドラマだが、フランス人、アメリカ人、ドイツ人がある程度固定イメージで描かれている。宝塚のパンフレットにもあるように、この映画はアメリカが第二次大戦参戦直前に作られたプロパガンダだった。ずいぶん昔に観たときには気がつかなかったけれども、そう言われて改めてみると、撮影は何店かの店内のセットで済ましているし、二大スターの出演料以外は案外低予算だったのかもしれない。撮影日数も限られていたのかも。

そこは置いといてもあまりにも有名な作品。
二大スターも正直今見ると、ボギーは声が以外と高いオジサンだし、イングリッドも美人だが少しあか抜けない。どうしてこの映画、そんなに人気があったのだろう。

 

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プロフィール

HN:
藤井みつる
HP:
性別:
非公開
職業:
漫画家
趣味:
映画鑑賞と寝ることと城
自己紹介:
好きな映画
……《邦画》 太陽を盗んだ男、鬼畜、穴、切腹、キッズ・リターン、しとやかな獣、蝉しぐれ、クレヨンしんちゃん嵐を呼ぶモーレツ!オトナ帝国の逆襲、築城せよ!、MIND GAME、ジャズ大名
……《洋画》 新しき世界、ニューシネマパラダイス、リトル・ダンサー、バベットの晩餐会、暗くなるまで待って、オールド・ボーイ、グラン・トリノ、バーバー、キリクと魔女、ロック、ストック&トゥー・スモーキング・バレルズ、ペーパー・ムーン、アパートの鍵貸します、トイ・ストーリー、ブラス!、デリカテッセン、ベルヴィル・ランデブー、カイロの紫のバラ、ヘドヴィグ・アンド・アグリーインチ、死刑台のエレベーター、オーケストラ!、アンプロフェット、ゴッド・ファーザー、ユージュアルサスペクツ、ドリームガールズ、ブルース・ブラザース、バグダッド・カフェ、シザーハンズ、善き人のためのソナタ、レザホアドッグス、クール・ランニング、ぼくのエリ200歳の少女、ペテン師とサギ師~だまされてリビエラ~、アーティスト

 

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