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京都太秦物語 公開間近

「教授と僕」シリーズでお世話になった、京都は大映通りを舞台にした映画がもう少しで公開です。
kyouto.jpg
監督:山田洋次・阿部勉
出演:海老瀬はな、USA(EXILE)、田中荘太郎ほか

《あらすじ》 大映通りで育った幼馴染同士の京子と康太。康太はお笑い芸人を目指しているがうまくいかない日々。励ましあう二人だったが、すれ違いが生まれ、そこに京子に想いを寄せる研究生の大地が現れる…

立命館大学の学生と映画スタッフが協力して作り上げた一本。実際の商店街の方々も出演されて、ドキュメンタリーとドラマの融合という珍しい試みだそう。海外からの注目も高くベルリン国際映画祭にも招待されました。
まだ私は観てないですが、胸がほっこりする映画じゃないかなと想像しています。

5・22からMOVIX京都で公開。初日は舞台あいさつや、サイン会などイベントも催されるそうです。その後順次地区公開予定。
→詳しくは公式サイト 京都太秦物語へ!
 

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乱れ雲

midare.jpg監督:成瀬巳喜男
出演:司葉子、加山雄三、森光子、加東大介ほか
乱れ雲(1967) - goo 映画

《あらすじ》 新妻の由美子は幸せな暮らしを送っていたが、ある日突然の事故で夫を亡くしてしまう。加害者である史郎は無罪となるが、責任を感じて由美子になにかと力添えをしようとする。新生活を始めようとしてる由美子にとっては重荷であるが、徐々に気持ちに変化がうまれ…


成瀬監督の遺作。
夫の仇である男と未亡人のメロドラマ。

ちょっと都合よすぎなタイミングのエピソードが二、三あって、公開まで時間が足りなかったのかと勘繰ってしまった。
しかし無言の二人のシーンが良く、目線の外し方だの気まずい空気感だのがありありと画面に生まれてて、うまいな~と思う。それと雨。雨の表情が豊かだ。

加山雄三って肉食なイメージだ。さわやか好青年でとにかく押す押す感じが。

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ワーキングガール

wa-kingu.jpg監督:マイク・ニコルズ
出演:メラニー・グリフィス、ハリソン・フォード、シガニーウィーヴァーほか
ワーキング・ガール(1988) - goo 映画

《あらすじ》 NYの証券会社でさえないOLをやってるメラニー。女性キャリアのキャサリンの下に異動。キャサリンが骨折したのを機に、ひょんなことから知り合った男ジャックと、キャサリンを飛び越えて大きい仕事をまとめることになる。しかしジャックは実は…


あひゃあああああああああああああああ!!!!バブル時代を知ってる身には、今これ観ると冷静でいられないいいいいいいい。どうしてくれよう、この甘じょっぱさ!!!ひいいい。

いやあ、映画って、時代を写す鏡ですね。
この映画から、スーツにスニーカーでさっそうと出社カッコイイ!なんて言われてたのを思い出した。
エベレストを目指すかのごとき高くそびえる前髪と、趣味アメフトみたいな肩パッド。真っ赤な口紅。肉食女子!
改めて観ると前しか見てない!と言わんばかりな時代だったのですね。24時間働くかどうか。アグレッシブだ。

映画はライトな女子サクセスストーリー。この当時そういったテイスト作品が多かった。ヒロインも落ち込んでも立ち直り早いんです。あと20年もたてば元気が出る作品としてみられるかもしれません。
ところでこういうの散々見ると、のちのち婚活する羽目になるわけです。責任者呼んで来い。と時代のせいにしてみる。

私は残念ながらバブルの恩恵にほとんどあずかってません。バイトはたくさんあったくらいか。時給は今と変わらないですね。そのかわり残業代が高かった。ちょうどバブル期に働き始めた人は、技があれば新社会人で月収60万とか言ってたからすごい時代でした。味わってないけど(泣)。

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ある日どこかで

aruhi.jpg監督:ジャノー・シュワーク
出演:クリストファー・リーヴ、ジェーン・シーモア、クリストファー・プラマーほか
ある日どこかで(1980) - goo 映画

《あらすじ》 1972年。リチャードは大学生。劇作家への一歩を踏み出した。そこへ謎の老婦人が現れて彼に時計を渡して去っていく。それから8年。リチャードは滞在してるホテルで一枚の写真に心を奪われる。それは70年前の女優だった。調べると、女優の晩年の姿はリチャードに時計を渡した老婦人だった…


タイムトラベルを絡ませたロマンティックファンタジー。
構成的に、その後どうなるかが先にわかってしまう。タイムトラベルを素材にする時の泣きどころ。
でも全体に漂うゆったりした空気とスーラの絵に出るような美しい女性とに引き込まれ、つい見てしまう。ルウォマンティックだからね!うっとりと。
どうしても古さは感じますが、スーパーマンのクリストファー・リーヴがラブストーリーってのは新鮮。古い映画だからこそシンプルな作りでそこがいい。ストレートに訴えてきます。

ラストはたぶん、そういうことだよね。ああ~そうなるか~悲しい幸福の形。こればっかりは乗り越えられないからなあ。

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ウォーク・ザ・ライン/君につづく道

whoku.jpg監督:ジェームズ・マンゴールド
出演:ホアキン・フェニックス、リース・ウィザースプーン、ジニファー・グッドウィンほか
ウォーク・ザ・ライン/君につづく道(2005) - goo 映画

《あらすじ》 実在のロックンローラー、ジョニー・キャッシュとその妻ジューン・カーターの半生を描く。ジョニーは幼いころ事故死した兄への悔恨を抱えたまま大人になる。初恋の女性と結婚して働き出すもうまくいかず、軽い気持ちで受けたオーディションで天才ロックンローラーへの第一歩を踏み出す。ツアー中に昔から憧れていたタレント、ジューンと出会ってしまったジョニーは…


ミュージシャンと恋におちてはいけません、と教える映画。…ではありませんが、ジョニーとは心からつ~きあ~いた~くねえ~。こんな男につかまってしまったら一生踏みつぶされてしまう。逃げてっ!と思わず画面のジューンに言いたくなる。ジョニーの想いはかなり迷惑なほどに一途で純だ。それとも運命の相手ともなるとフツーな感覚で判断できるような感情ではないのかもしれない。

 

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プロフィール

HN:
藤井みつる
HP:
性別:
非公開
職業:
漫画家
趣味:
映画鑑賞と寝ることと城
自己紹介:
好きな映画
……《邦画》 太陽を盗んだ男、鬼畜、穴、切腹、キッズ・リターン、しとやかな獣、蝉しぐれ、クレヨンしんちゃん嵐を呼ぶモーレツ!オトナ帝国の逆襲、築城せよ!、MIND GAME、ジャズ大名
……《洋画》 新しき世界、ニューシネマパラダイス、リトル・ダンサー、バベットの晩餐会、暗くなるまで待って、オールド・ボーイ、グラン・トリノ、バーバー、キリクと魔女、ロック、ストック&トゥー・スモーキング・バレルズ、ペーパー・ムーン、アパートの鍵貸します、トイ・ストーリー、ブラス!、デリカテッセン、ベルヴィル・ランデブー、カイロの紫のバラ、ヘドヴィグ・アンド・アグリーインチ、死刑台のエレベーター、オーケストラ!、アンプロフェット、ゴッド・ファーザー、ユージュアルサスペクツ、ドリームガールズ、ブルース・ブラザース、バグダッド・カフェ、シザーハンズ、善き人のためのソナタ、レザホアドッグス、クール・ランニング、ぼくのエリ200歳の少女、ペテン師とサギ師~だまされてリビエラ~、アーティスト

 

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