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イタリア的、恋愛マニュアル

イタリア的、恋愛マニュアル

itari.jpg監督:ジョバンニ・ヴェロネージ
出演:シルヴィオ・ムチーノ、ジャスミン・トリンカ、フランチェスコ・マンデッリ他
イタリア的、恋愛マニュアル(2005) - goo 映画


世代の異なる4組のカップルの、オムニバスラブストーリー。


ジローラモはかつて、こう答えた。
問い「人生最後の晩餐になにを食べたいですか?」
答え「女の子♡」

こってりイタリアンな映画で、作中に、イタリア人夫婦の浮気率は夫が80パーセント、妻が60パーセント以上とあったがほんとですかい?
それにしては浮気がばれたときの夫婦げんかが激しすぎておかしい。
「あんたなんて人間以下よ!カビよカビ!」て…動物でさえもないんだ?菌類かあ…きついな。

一目ぼれして付き合いだす若者カップルと、倦怠期の夫婦と、浮気騒動の夫婦と、妻に逃げられた男のお話。それぞれにちょっとだけ顔を出す人物が、次のお話を担っていて、最後には一周します。こういう構成のオムニバス好きだ。

特に最後の妻に逃げられた男の回が、一人で声出して笑った。
恋かあ。世界共通、難問なんですなあ。いわゆる中年以上の人も全然普通に恋バナがあるってところがイタリアぽいような。日本ではなかなか映画にはならなさそう。

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ホリデイ

ホリデイ

horidei.jpg監督:ナンシー・マイヤーズ
出演:キャメロン・ディアス、ジュード・ロウ、ケイト・ウィンスレット、ジャック・ブラック、イーライ・ウォクラック
ホリデイ(2006) - goo 映画

休暇中にお互いの家を交換して、ロンドンとサンフランシスコにそれぞれ行く二人。彼女たちはどちらも恋に破れたばかり。滞在先での新しい出会いが彼女たちにハッピーを運ぶ。ラブコメ。


キャメロンが映画の宣伝を仕事にしてるんだが、超金持ち。そんなにもうかるの?ハリウッドは日本と違うんだね。

最近ジュード・ロウを見るたびに、生え際がどうにかくいとどまっているのに安心する。元が美しいだけに!キープしてほしいものだ。禿げて味が出るタイプとちゃう!

ラブコメの女王キャメロンですが、映画の役としてケイトの役のほうが最初うざいところから出発して、どんどん魅力的になっていくキャラクターだった。
ライトだがやはりハッピーエンドは気分がいい。


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愛のむきだし

愛のむきだし

aino.jpg監督:園子温
出演:西島隆弘、満島ひかり、安藤サクラほか
愛のむきだし - goo 映画

父と二人の親子のユウ。神父である父とつながりを持つために、あえて日々罪を重ねることにがんばっているが、ある日から盗撮をするように。本人的にはそれは自分の理想の女性を探すためであり、ついにその女性は見つかった。しかし彼女は男嫌いだしわけわからない新興宗教が彼らを狙っている。ユウは彼女を守れるのか?そして恋の行方は?


んお~~~変!
面白い。でもキモイ。おぞましいし怖い。でもラストに不思議とジンとする。

読んでもさっぱりわけわからないでしょうが、観た自分だって何がなんやらで。
話の筋は追ってわかってはいるけど。
とにかくなんだかドエライもんを観ちゃってる気はひしひしとします。
確実なのはこれが堂々とした変態ムービーだということです。

わたしの知る限り、ワカメちゃんに次いでパンツ見せてるヒロイン。
ここにアップしてる写真なんて、ユウが盗撮する時の決めポーズですから。

どうもライトなイメージをもたれるかもしれませんが、後半ヘビイ。流血もかなり多し。
ブッシャアアア!と効果音描きたいくらいに噴き出るわ出るわ。
それでも純愛ムービーなのです。
ほんとだよ!

ちょいと人には勧めにくい。いや、勧めないなあ。
生々しいのがダメな人はだめだと思う。
暴力も。
だいたいにして長い。全部で4時間。
ヒロイン登場まで一時間。
面白いから一気に観ちゃうけども……。やはり勧められない。

ずっと気になっていて最近DVDになりました。
単館上映だったからビデオ化しないかもと思ってたのでうれしい。
主演の方はAAAの西島さん。
この役勇気いるよなあ。拍手!
ヒロイン役もかなりむきだしを要求される。
拍手!!
何よりキモサの大部分を担った安藤サクラさん。
両親が俳優だと才能に恵まれてる?
すごかった。

そしてこの監督さんの他の作品は観る勇気がない。
怖い映画だからさ…。
女子高生うん十人が列車に飛び込み、新宿駅のホームを血で真っ赤に染めたシーンが有名だそうです。



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クローズドノート

クローズドノート

kuro.jpg監督:行定勲
出演:沢尻エリカ、伊勢谷友介、竹内木結子
2007年作品

新居から出てきたノート。それにつづられている女性の日記とリンクして、主人公のドラマが展開していく。
クローズド・ノート(2007) - goo 映画



少女漫画を映像でみているような気分でした。出演者もお話の展開も。

もう少し時間をおいてから見たほうが良かった。
ついつい「別に…」事件を思い出して吹きそうになってしまって。
竹内結子さんはこういう役多い気がするがなぜ?
回想の中で永遠に美しい、みたいなイメージってことなのかな?

それにしても綺麗なロケ地。
あの川に見覚えがあるが、どこかなあと思ってたら京都でした。
以前京都の友人が案内してくれた川だった。

ここでちと宣伝。
京都を舞台にした短編小説から、即その場所を地図検索表示できる「ノベルなび」。
パソコンからも見れますし、iPhoneでも見られます。
京都のお花スポットも案内されてます。
取材協力していただいた大映通りさんはじめ、京都フラワーツーリズム推進協議会さんが主催されてます。
「そうだ、京都いこう」て思ったらどうぞチェックしてくださいませ。
http://flowertourism.net/novelnavi


 

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愛を読む人

ai.jpg愛を読む人


監督:スティーブン・ダルドリー
出演:ケイト・ウインスレット、レイフ・ファインズ、デヴィッド・クロス
2008年作品

少年マイケルは年上の女性とひと夏の恋に落ちるが、秘密を抱えている彼女は突然消える。
再会はあまりにも過酷な状況であった。


映画館だったのでこらえようとはしたのだが、耐えきれなかった。
中盤くらいからもうはらはら泣きっぱなしでございます。

前半は、あらまあ、若者の性は走り出したら止まらんなあ。しかし調教し具合もすごいなあってところなのですが、中盤から一変。
彼女の過去が明らかになっていくところから単なる恋の思い出話とは一線を画していく。

ケイト演じるハンナはガニ股でドカドカ歩き、気圧されるほどにきびきびしていて、いちいち仕草が荒っぽい。
はっきり言って女性的に魅力あるとは思えないのでどうして少年マイケルがそこまで恋に落ちてしまうのか???疑問を抱くものの、彼女の過去が明らかになっていくにつれて、なぜそんな所作なのか、また、なぜに消えたのかがはっきり浮かび上がってくる。
それはあまりにも年下の恋の相手が背負うのには重い。
さらにもう一つ、彼女がどうしても隠したいことも悲しい。

ラストで微妙に違和感を感じたが、それは映画用に付け加えたものであるそうな。
おかげで後味が良くなっている。
原作通りだったら、それもいいんだろうけども空虚で悲しいのがドンと残ってしまっただろうな。
ついでにアンダーヘアーも付けたしだそうです。

ケイト・ウインスレットの出演作を他に『タイタニック』しか見てなかったので、アカデミー主演女優賞でケイト…ふうん。くらいにしか考えてなかったけれど、実際に見たらアカデミー伊達じゃない。
動き、目線、もう、たたずまいすべてがこの役のハンナ!いやあ、すごい。
いい女優さんだったのね。
ケイト出演作をあさってみたくなりました。

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プロフィール

HN:
藤井みつる
HP:
性別:
非公開
職業:
漫画家
趣味:
映画鑑賞と寝ることと城
自己紹介:
好きな映画
……《邦画》 太陽を盗んだ男、鬼畜、穴、切腹、キッズ・リターン、しとやかな獣、蝉しぐれ、クレヨンしんちゃん嵐を呼ぶモーレツ!オトナ帝国の逆襲、築城せよ!、MIND GAME、ジャズ大名
……《洋画》 新しき世界、ニューシネマパラダイス、リトル・ダンサー、バベットの晩餐会、暗くなるまで待って、オールド・ボーイ、グラン・トリノ、バーバー、キリクと魔女、ロック、ストック&トゥー・スモーキング・バレルズ、ペーパー・ムーン、アパートの鍵貸します、トイ・ストーリー、ブラス!、デリカテッセン、ベルヴィル・ランデブー、カイロの紫のバラ、ヘドヴィグ・アンド・アグリーインチ、死刑台のエレベーター、オーケストラ!、アンプロフェット、ゴッド・ファーザー、ユージュアルサスペクツ、ドリームガールズ、ブルース・ブラザース、バグダッド・カフェ、シザーハンズ、善き人のためのソナタ、レザホアドッグス、クール・ランニング、ぼくのエリ200歳の少女、ペテン師とサギ師~だまされてリビエラ~、アーティスト

 

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