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オーロラの彼方へ

監督:グレゴリー・ホブリット
出演:デニス・クエイド、ジム・カヴィーゼル、ショーン・ドイルほか
→allcinema[オーロラの彼方へ]

[あらすじ] 30年前、オーロラが出現した二日後に父は亡くなった。現在は警官となった長男ジョンは、ある日父が愛用していた無線機を見つける。起動させると、つながった相手は30年前の父で・・
当初は、早逝した父と偶然つながって、成人した息子と父の心の交流みたいな、いい話系と思ってたので、後半の展開に驚いた。
そうきたか。

あまり書くとネタバレになってしまうので書けない。
気になる方は観てみてください。

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セッション

監督:デイミアン・チャゼル
出演:マイルズ・テラー、J・K・シモンズ、ポール・ライザーほか
→allcinema「セッション」

[あらすじ] 全米屈指の名門校で、一流のジャズドラマーを目指してる少年。ある日行内でも有名な鬼教師の目に留まり、学校位置の精鋭の集まりである彼のバンドに入ることに。それは天国ではなく地獄のようなしごきのはじまり・・

ちょいと教官の行動理由が子供っぽすぎないか?と思いつつも。
これはまだ教師と生徒という間柄で、じっさいに教師には実力もあるので、決闘の様相を呈しても少年の成長物語としてなりたつが、この関係で男女だったら悲劇に他ならないなーと感じました。

こうあるべき、とかここまでできなくちゃ、の判断基準が他人にあると混乱をきたしてしまって、自分が壊れてしまう。
それでも病的なレベルで、それが好きであれば、嫌でもその道に戻ってきてしまうんだろう。

この映画は、何かに打ち込んだことがある否かで、鑑賞後の感想が大きく分かれそうです。

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パレードへようこそ

監督:マシュー・ウォーチャス
出演:ビル・ナイ、イメルダ・スラウントン、ドミニク・ウェストほか
→allcinema[パレードへようこそ]

[あらすじ]80年代、イギリス。不況に揺れる情勢のなか、政府は炭鉱の閉鎖を決定。それに反対する炭鉱夫たちのストライキが全国で同時多発していた。警察からひどい扱いをうけてたのは炭鉱夫だけではない☆と立ち上がったのは・・
個人的に、イギリスの映画で炭鉱関係の時代設定のものが結構好きなものが多いです。
傑作とまではいかなくても、小ぶりながらの良作が多い。『リトル・ダンサー』『ブラス!』など。これもその一つ。ちなみに邦画でも『フラガール』がありますね。

同じ迫害されてるもん同士、同性愛者も炭鉱夫を応援するよ!といっても受け入れてくれるところはそうそう無く。
でもだんだんと、互いを色眼鏡で見ることをやめていけば仲良くなれる。

なんというんでしょうか、この映画で描かれる「仲間」という関係の距離感が絶妙にいいんです。べたべたしすぎず尊重しあっている。
当初はなんの共通点も接点もなかった同士が、出会ったことによって人生に大きなうねりが生まれるんですよね。行動しないということは人生に怯えてるってことなんじゃないかと感じます。

パレードはストライキのことだそうで、この当時盛んにストライキが行われました。発端の炭鉱閉鎖を進めたのが、前回の記事のサッチャー首相です。
映画で歴史をいろんな目線から追うのも記憶に残って勉強になります。

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監督:フィリダ・ロイド
出演:メリル・ストリープ、ジム・ブロードベント、オリヴィア・コールマンほか
→allcinema[マーガレット・サッチャー悦の女の涙]

[あらすじ] イギリスで初の女性首相となった、サッチャー。鉄の女と称された彼女の半生を描く。
世界中がわかってることだけど。メリル・ストリープすげえ。。。
リアルタイムでのサッチャーを、私も観ていたはずなんですけども、この映画を観てるとメリル・ストリープがサッチャーに見えてきちゃうんですよね。
顔のつくり自体は似てるわけでもないのに!

さてモデルとなったサッチャー。首相となるまでにそんないろんなことがあったとは全く知りませんでした。
そしてサッチャーのころに既にEUの話が出ていて、サッチャーが反対していたことも知りませんでした。今となっては先見の明があったというべきでしょうか。

信念をもって政策にあたった鉄の女も、果たしてすべてに幸せで栄光をつかんだかといえばそうでもなく。公開にあたり、現在彼女は認知症であるというニュースに触れたときはショックでした。

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異人たちの棲む館

監督:フェルザン・オズペテク
出演:エリオ・ジェルマーノ、マルゲリータ・ブイ、ヴィットリア・プッチーニほか
→allcinema「異人たちの棲む館」
[あらすじ]役者志望のさえない男。格安アパートに引っ越してみると、そこにはたくさんの幽霊が・・
夏場の読み切り漫画で見かけたことがあるような内容。
ざっくりいうと幽霊との心の交流で、現在の主人公も励まされて頑張る、という。

でも幽霊たちが抱えてる事情が少々複雑。
彼らは第二次大戦当時に亡くなった幽霊で、生前はそれなりに危ない橋を渡ってきた者たちだったのだ。

唯一彼らの縁者が出てくるが、その人物から知らされる真実もむなしく悲しい。

これを見ながら、戦争で亡くなった方々は現代を見たらいったいどう思うんだろうなあと考えてしまいました。
嘆かないでくれると良いのだが。

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プロフィール

HN:
藤井みつる
HP:
性別:
非公開
職業:
漫画家
趣味:
映画鑑賞と寝ることと城
自己紹介:
好きな映画
……《邦画》 太陽を盗んだ男、鬼畜、穴、切腹、キッズ・リターン、しとやかな獣、蝉しぐれ、クレヨンしんちゃん嵐を呼ぶモーレツ!オトナ帝国の逆襲、築城せよ!、MIND GAME、ジャズ大名
……《洋画》 新しき世界、ニューシネマパラダイス、リトル・ダンサー、バベットの晩餐会、暗くなるまで待って、オールド・ボーイ、グラン・トリノ、バーバー、キリクと魔女、ロック、ストック&トゥー・スモーキング・バレルズ、ペーパー・ムーン、アパートの鍵貸します、トイ・ストーリー、ブラス!、デリカテッセン、ベルヴィル・ランデブー、カイロの紫のバラ、ヘドヴィグ・アンド・アグリーインチ、死刑台のエレベーター、オーケストラ!、アンプロフェット、ゴッド・ファーザー、ユージュアルサスペクツ、ドリームガールズ、ブルース・ブラザース、バグダッド・カフェ、シザーハンズ、善き人のためのソナタ、レザホアドッグス、クール・ランニング、ぼくのエリ200歳の少女、ペテン師とサギ師~だまされてリビエラ~、アーティスト

 

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