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純喫茶磯辺

isobe.jpg監督:吉田恵輔
出演:宮迫博之、仲里依紗、麻生久美子ほか
→MovieWalker「純喫茶磯辺」

≪あらすじ≫ 父と二人暮らしの女子高生。突然遺産がはいり、父親は突然喫茶店を始める。しかしダサすぎる純喫茶。バイトに明らかに下心満載な目を向ける父はわけわからんコスチュームも作ったりとはじけてしまい、経営はうまくいかず、娘としてはなかなかに迷惑なんだが・・


大きい事件が起きるわけでもないんです。
でもなんだろうなーなんとなくホンワカするのね。

どちらかといえばダメ男寄りの父。
本来は気が弱くて人が良いんだが、まあ、やーらしい気分になってもせまることもイマイチできず。
娘からしたらオイオイ・・・て気分にもなるだろうけど、なんか憎めないの。
どこにでもいそうでリアル。

それこそなんでもないような日常が、過ぎてみると幸せな日々だったんだなあと実感する。

そして麻生久美子のコスチューム姿がエロいです。一見の価値あり。


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永遠のマリア・カラス

karasu.png監督:フランコ・ゼフィレッリ
出演:ファニー・アルダン、ジェレミー・アイアンズ、ジョーン・プローライト
→Moviewallkaer[永遠のマリア・カラス]

≪あらすじ≫ オペラ界の伝説の歌姫、マリア・カラス。彼女は全てに絶望して表舞台から姿を隠していたが、友人たちの助けで、復帰を果たそうとする。しかし映画の中で自分の全盛期の声を口パクでかぶせることに、彼女は困惑し・・・


いい映画でした。
大人の映画。
というか、これって中年以降じゃないと実感としてもなかなかその境地がわかりにくいかもしれませんね。

若いうちは外圧からのプレッシャーに打ち勝とうとがむしゃらだったり、課題をこなそうとしている間になにかが上達してたりするもんです。
これが年をとってくると、自分で課題をみつけて自分で取り組んで乗り越えるためにはどうしなければいけないか、考えなくてはならないし。過去にできてたことさえも体力の衰えでできなくなってたり。

だんだんと自分がたちむかうのは自分自身になっていく。

こいつは終わりがないしキツイよね。


改めてイチローはすごいなあ。


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パッチギ!LOVE&PEACE

pattigi2.jpg監督:井筒和幸
出演:井坂俊也、中村ゆり、西嶋秀俊、藤井隆ほか
→allcinema[パッチギ!LOVE&PEACE]

≪あらすじ≫ 前作『パッチギ!』の10年後設定の続編。舞台は東京。在日朝鮮人のアンソンは息子の難病の治療のため、家族で東京の叔父宅へ。ひょんなことからアンソンは国鉄職員の佐藤と仲良くなり、懇意に。妹のキョンジャは、甥っ子の治療費のためにも芸能界入り。しかしそこで突きつけられるのは、在日を認めない日本芸能界の壁だった。いっぽうアンソンは金のためにやばい密輸へ手を出す。。。


前作『パッチギ!』のメインメンバー3人が活動休止というびっくりな事態だったためか、メインの二人のキャストを変えての続編。

個人的に病気ネタが好きじゃないので、あまりツボに入りませんでした。

LOVE&PEACEとタイトルにあるのだから、これで特定の歴史観や思想を植え付けようって作品じゃないと思う。
在日の人を描くなら避けて通れないバックボーンとして、強制労働などが描かれているのだと判断。

大事な家族があって、自分の親たちが通ってきた道を誇りに思う。それは国籍がどこだろうが関係なく、誰でも抱く感情だと思う。
同じ人間として誰でも幸せを求めて生きる権利がある。てことを言いたいんじゃないかなー。



 

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うさぎドロップ

usagi.jpg監督:SABU
出演:松山ケンイチ、芦田愛菜、香里奈ほか
→MovieWallkerうさぎドロップ

≪あらすじ≫ 祖父の子供?を引き取ることに成り行き上なってしまったダイキチ。彼女も無く、特別秀でてることもなく、ごく普通のサラリーマンで日々漫然と過ごしていた日常が一変していく・・・


同名漫画原作。
私は原作は読んだことがないので、鑑賞前に何のイメージもなく観始めました。

子供がいない身なので、なんやら苦労も偉そうなことも言えませんが。。。

改めて、あたりまえだけど社会ってのは大人のための構成になっていて、その中で子供を抱えるということは、犠牲とも感じたり、子供を邪魔だと感じる、あるいはそう言われるのもおかしくはない・・気がします。
実際自分に子供がいたら、今のペースではとても仕事続けられる余裕ないだろうし。

しかしなあ、ほんとに子供は邪魔なんだろうか。
だとしたらちっさい子が一生懸命お遊戯やってるのを見てるだけで泣けてくるこの気分はなんなんじゃろうか。
親ばかっぷりを見ててあったかく目頭にくるのはなんだろうな。

できれば子供には、何も心配事も無く鼻でもたらしてアホ笑いしててほしいと願うのでした。


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ボクたちの交換日記

 監督:内村光良
 出演:伊藤淳史、小出恵介、長澤まさみ、ほか
 公式サイト→「ボクたちの交換日記」


 ≪あらすじ≫田村と甲本は高校以来の友人で、長年コンビをくんできたお笑い芸人。泣かず飛ばずの状態を脱するために、理解を深めようと交換日記を始める。二人は意気込んでお笑い芸人の大会優勝を目指して、出場するのだが・・・


芸人さんというのも漫画業界と似た側面があって、見てて身につまされる流れ。 実力社会って厳しい。
いろいろ認めなくてはならない事態がふりかかってくる。
さらに芸人となると嫌でもテレビつけたら目に入る。キツイよなあ・・・。


んーでも、私はもっと言葉を削ってもらいたかった。交換日記だから言葉で言っちゃうのは当然の流れかなあ。気持ちを言葉で説明しちゃうんだと演技してるのにもったいない気が。

その点を考えると、映像より漫画に向いてるかもしれないと感じました。

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プロフィール

HN:
藤井みつる
HP:
性別:
非公開
職業:
漫画家
趣味:
映画鑑賞と寝ることと城
自己紹介:
好きな映画
……《邦画》 太陽を盗んだ男、鬼畜、穴、切腹、キッズ・リターン、しとやかな獣、蝉しぐれ、クレヨンしんちゃん嵐を呼ぶモーレツ!オトナ帝国の逆襲、築城せよ!、MIND GAME、ジャズ大名
……《洋画》 新しき世界、ニューシネマパラダイス、リトル・ダンサー、バベットの晩餐会、暗くなるまで待って、オールド・ボーイ、グラン・トリノ、バーバー、キリクと魔女、ロック、ストック&トゥー・スモーキング・バレルズ、ペーパー・ムーン、アパートの鍵貸します、トイ・ストーリー、ブラス!、デリカテッセン、ベルヴィル・ランデブー、カイロの紫のバラ、ヘドヴィグ・アンド・アグリーインチ、死刑台のエレベーター、オーケストラ!、アンプロフェット、ゴッド・ファーザー、ユージュアルサスペクツ、ドリームガールズ、ブルース・ブラザース、バグダッド・カフェ、シザーハンズ、善き人のためのソナタ、レザホアドッグス、クール・ランニング、ぼくのエリ200歳の少女、ペテン師とサギ師~だまされてリビエラ~、アーティスト

 

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