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ハリーの災難

harry.jpg監督:アルフレッド・ヒッチコック
出演:エドモンド・グェン、ジョン・フォーサイス、シャーリー・マクレーンほか
ハリーの災難 - goo 映画

《あらすじ》 森の中で見つかった男の死体。死んだのはハリー。死因と疑わしき関わりを持っている人間が4人いるのだが、その4人は死体が見つからないように埋めたり、あるいは掘り返したりと忙しく…

ハリーの死体をめぐっておりなすサスペンスコメディ。
喜劇を絡めるって難しい気がしますが…。
ちょっと焦点が絞れなくなって散漫な印象。
しかし不吉だったり恐怖の対象であろう謎の死体を、こんなふうに使おうと考える辺りがタダモンじゃあない証拠な気がします。

舞台でのお芝居で観るほうがより向いてそうな内容だと思いました。洒落たタイトルだ。

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ライターをつけろ

raita-.jpg監督:チャ・ハンジュン
出演:キム;スンウ、チャ・スンウォン、パク・ヨンギュほか
Gyaoで無料配信中
ライターをつけろ - goo 映画

《あらすじ》 ダメ男ボングは、軍の訓練の帰りに駅でライターを忘れる。それを拾ったヤクザは議員を脅すために、列車をハイジャックするが、ライターを追ってボングも列車に乗り込み、取り返そうと悪戦苦闘。列車は乗客を乗せたまま他電車と正面衝突の危険まで出てきた…

列車ジャックに巻き込まれる、ハイテンションアクションコメディ。
テイストはもともと好きなパターンなんだけども、笑いのツボってのは、なかなか難しいですね。同じ国の中でもツボが違ってたりするくらいなんで、国が異なるとやはり、ちと違った。
そこがはまればすごく楽しく観られる。

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逆噴射家族

hunsya.jpg監督:石井聰亙
出演:小林克也、倍賞美津子、植木等、工藤夕貴、有薗芳記ほか
逆噴射家族 - goo 映画

《あらすじ》 団地暮らしを脱出し夢のマイホームへ移り住んだ小林一家。みんな風変りなところはあるものの、幸せに暮らしていた。そこへ祖父が転がり込んできて、一家の暮らしは徐々に崩壊し始める…


なんと脚本が小林よしのり氏だった。そう思うと壊れっぷりも納得。
小林克也が一国一城の主となってほくほくしていたのから転落していく様は「ベストヒットUSAが…!」と衝撃を覚えます。
今でもそうなのだから、この映画公開当時はもっとだったはず。日本がバブルへ加速していく時代に、あのTV番組は燦然と輝いていたのです(今も放送してますよ)。そのメインを務めていた小林克也の英語の堪能さは有名でした。小林克也の英会話教材・アメリ缶も発売されてたし。アメリ缶はリズムにのせてフレーズを覚えられて、ちゃんとやればかなり身になったであろうと思います。私は英語の授業でちょいと聞いただけ。

話がずれた。まあとにかく、劇中に登場する歌も、その後台風クラブ出演で話題をさらう工藤夕貴も、あの時代を知ってる者にとっては感慨深い。

石井監督の爆走感と、脚本はマッチしてる気がします。コメディ…?バイオレンス…?何が何やらわからん勢いで突っ切って、喧噪のあとの淡々とした家族のたたずまいには妙に納得させられるものがある。

あれほど台所にこだわっていたのに。台所、食卓、食事。家族を形作っていくのはまさにそれなのかもしれません。24時間働くかといってた当時は食卓にお父さんがいないことも珍しくなかったでしょう。
破壊の後の朝食風景は「この映画タダモンじゃねえな」と感じさせるのでした。

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yottu.jpg監督:カール・ライナー
出演:スヒt-ブ・マーティン、レイチェル・ウォード、レニー・サントニーニほか
allcinema「スティーブ・マーティンの四つ数えろ」

《あらすじ》  とんでもない無能の私立探偵、リグビー。彼のもとに超美人の依頼人がやってきて、父親の死の謎を解明してほしいと頼まれる。彼女の父は科学者だった。だんだんと事件の全容が見えてくるのだが…


たくさんのクラシック映画の映像をはさんで、うまいこと継ぎ接ぎされている。この当時とっくに死んでるフィリップ・マーロウとスティーブ・マーティンが仲良しだってんだから、映画マニアは泣いて喜ぶ。製作者もここまでよくもまあ、真剣に悪ふざけを!

古い映像がなんの映画か、ほんのちょっとしかわかりませんでした。ハリウッド作品の古いものに詳しい方ならよりいっそう楽しめると思います。
ぐっとマニア寄りのつくりなので笑いの爆発力はちょっと抑え目。

ところでスティーブ・マーティンは、なかなかいい男だ。アホ演技がうますぎて忘れそうになるけど。
ヒロインのレイチェルが声がセクシーでたまらんです。

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みんなのうた

minnanouta.jpg監督:クリストファー・ゲスト
出演:ボブ・バラバン、キャサリン・オハラ、ユージン・レビイ、クリストファー・ゲスト
みんなのうた - goo 映画

《あらすじ》 60年代にフォークブームを支えたプロデューサーが亡くなった。彼の子供たちは、追悼のために父が世話したフォーク歌手たちを集めてリサイタルを開こうとする。しかしどいつもこいつもクセが強い人ばかり…


『ドッグ・ショウ』同様に、ドキュメンタリータッチで作られたフィクション。モキュメンタリーと呼ぶそうだ。
予備知識なしに観ていたので、これは実話か?といぶかりながら進んでいくと、どう考えても実話じゃあないよね、ていうインタビュー内容が出てくる。ほとんどが油断なしに挟まってくるお下品下ネタ。それを何食わぬ顔してドキュメンタリーのように見せてるわけで、なんとも人を喰った作品だなあ。

ドッカンな笑いでなく、んん?なんか妙だね…。そんなタイプのコメディでした。

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プロフィール

HN:
藤井みつる
HP:
性別:
非公開
職業:
漫画家
趣味:
映画鑑賞と寝ることと城
自己紹介:
好きな映画
……《邦画》 太陽を盗んだ男、鬼畜、穴、切腹、キッズ・リターン、しとやかな獣、蝉しぐれ、クレヨンしんちゃん嵐を呼ぶモーレツ!オトナ帝国の逆襲、築城せよ!、MIND GAME、ジャズ大名
……《洋画》 新しき世界、ニューシネマパラダイス、リトル・ダンサー、バベットの晩餐会、暗くなるまで待って、オールド・ボーイ、グラン・トリノ、バーバー、キリクと魔女、ロック、ストック&トゥー・スモーキング・バレルズ、ペーパー・ムーン、アパートの鍵貸します、トイ・ストーリー、ブラス!、デリカテッセン、ベルヴィル・ランデブー、カイロの紫のバラ、ヘドヴィグ・アンド・アグリーインチ、死刑台のエレベーター、オーケストラ!、アンプロフェット、ゴッド・ファーザー、ユージュアルサスペクツ、ドリームガールズ、ブルース・ブラザース、バグダッド・カフェ、シザーハンズ、善き人のためのソナタ、レザホアドッグス、クール・ランニング、ぼくのエリ200歳の少女、ペテン師とサギ師~だまされてリビエラ~、アーティスト

 

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