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母なる証明

hahanaru.jpg監督:ホン・ジュノ
出演:キム・ヘジャ、ウォンビンほか
公開中→母なる証明公式サイト


《あらすじ》 母一人子一人の親子。ちょいと知能発達に問題をかかえた息子はある日女子高生殺人の容疑をかけられ逮捕される。母親は一人、息子の無実を信じて事件の真相を探りに奔走するのだが…


見たくて見たくてやっと見られた。
ホン・ジュノ監督の作品はほんと滑らないはずさない~。
今回も見事!

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つづきはこちら

尼僧ヨアンナ

nisou.jpg監督:イェジー・カワレロウィッチ
出演:ルチーナ・ヴィエニツカ、ミエチスワフ・ウォイト、アンナ・チェピエレフィスカほか
尼僧ヨアンナ(1960) - goo 映画

《あらすじ》 中世ポーランドの辺境にある尼僧院。そこの若く美しい尼僧が悪魔に取り付かれた。噂では司祭が魔法使いで尼僧のところへ忍んだために取り付かれたのだという。司祭は火あぶりにされてしまう。それでも悪魔が祓えず、教区は新たに神父を使わすのだが…


スカパーがATGアーカイブ特集をやってくれてるので鑑賞。
ホラーなの?と思いながら観ていくと、段々と信仰とは何か、愛とは何か?悪魔って?と深い話に入っていく。
最後には驚愕の展開を迎える。おぞましくも面白かった。

悪魔を祓うために、二人で閉じこもって、自分で自分を鞭打ちする、男と女。二人の間には洗濯物とか格子があって触れ合うこともないのだが、いかがわしい~~~~匂いがぷんぷんと、濃密に画面から漂ってきて、これって観てもいいんだろうかって気分にさせられる。
退廃的…倒錯の世界。禁欲ゆえに、より快楽への希求が度を増してる感じがします。
ああ、あやしくやらしい。

取り付かれた尼僧たちが踊る「悪魔ダンス」の破壊力もかなりのものです(^O^)

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黙秘

mokuhi.jpggyaoで無料配信中

監督:テイラー・ハックフォード
出演:キャシー・ベイツ、ジェニファー・ジェイソンリーほか
黙秘(1995) - goo 映画

《あらすじ》 母が老女殺害容疑で逮捕された。15年も音信不通だった娘は引き取りに行く。容疑が固まってないため一度帰る二人。娘は事あるごとに母に反発し、いがみ合う親子。それは20年前の、父が亡くなった時に由来するものだった。明らかになる日蝕の日の真実。


原作がスティーブン・キング。
なんとも微妙な母と娘って関係性をここまで描き出してるとは。
いまさら私なんぞが言うことでもないがすごい。

そしてキャシー・ベイツは世界で1,2を争う斧の似合う女優と勝手に認定。

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目撃

mokugeki.jpggyaoで無料配信中
監督:クリント・イーストウッド
出演:クリント・イーストウッド、ジーン・ハックマン、エド・ハリスほか
目撃(1997) - goo 映画


《あらすじ》 宝石強盗で名高い男が、ある日押し入った先で殺人現場を目撃。犯人たちに身元を特定されて逃げようとするのだが、偶然目にしたテレビ番組で、犯人の男は合衆国大統領であると気付く…


やっはー。面白い。
エンターテイメント!

主人公のオヤジは宝石強盗として有名なのに30年も捕まったことが無い。決して殺人はしない。
まるでルパンのような盗人なのであります。
彼の唯一の泣きどころが最愛の妻の忘れ形見、一人娘ってところがまたいいじゃありませんか。
映画は始まりから息もつかせぬ展開でラストまで一気に進みます。途中ダーティーハリーに戻ってしまうイーストウッドがちと笑う。
往年のサスペンスドラマって感じで楽しいです。

作中で出てくるデッサンはイーストウッド本人が描いてるのかもしれない。たしか絵も嗜んだ記憶が。彼は監督も脚本もスターも歌も楽器も作詞も絵画もゴルフもやっちゃう。多芸だ。一個くらいわけてくれ。

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アヒルと鴨のコインロッかー

アヒルと鴨のコインロッカー

ebfdcc26.jpeg監督:中村義洋
出演:瑛太、濱田岳、松田龍平ほか
アヒルと鴨のコインロッカー(2006) - goo 映画

大学進学のため一人暮らしを始める青年。アパートの隣室に住んでいる、風変りな男に巻き込まれつつも交流を深めていくのだが、隣室の男は秘密を持っていた…


実は始まってから一時間は寝そうになってしまって。
ゆるく、ほのぼのした隣人とのやり取りが一時間。何かありそうだと匂いはしてるんだけれども。
このまったり感がある意味リアルな大学生活ぽいなあなんて思っていた。

がしかし。

一時間すぎると急展開を迎える。
事実が浮き彫りになっていくにつれ、前半のユルサが逆に怖さをより増す効果に。
日ごろ何にも疑うこともなく明日が来るって暮らしてることが、じつは薄氷を踏むような、足元の頼りないものだったのだと気付かされてしまう。
青春ミステリーだが、恐怖でもある。

たいがい暴力シーンは観るのが辛いが、今回はその場面が哀しすぎて涙が滲みそうになってしまった。
大切なもの、人を失って、さらに自身のアイデンティティまで捨ててしまった衝撃の瞬間だった。彼はいったいそれからどう生きていけばいいのかな。失ったものは形を変えても戻ってくるのかな。
ブータンは去年王政から民主主義になったんだっけ。ブータンの姿もすごいスピードで変わってるという。

私は英語勉強しなきゃと思いつつも未だに壊滅的な状態。だからつい道で話しかけられても身構えてしまう。いかんね。
物語だけど自分と向き合うような映画でした。英語だけに限らず、反省すること多いわ。

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プロフィール

HN:
藤井みつる
HP:
性別:
非公開
職業:
漫画家
趣味:
映画鑑賞と寝ることと城
自己紹介:
好きな映画
……《邦画》 太陽を盗んだ男、鬼畜、穴、切腹、キッズ・リターン、しとやかな獣、蝉しぐれ、クレヨンしんちゃん嵐を呼ぶモーレツ!オトナ帝国の逆襲、築城せよ!、MIND GAME、ジャズ大名
……《洋画》 新しき世界、ニューシネマパラダイス、リトル・ダンサー、バベットの晩餐会、暗くなるまで待って、オールド・ボーイ、グラン・トリノ、バーバー、キリクと魔女、ロック、ストック&トゥー・スモーキング・バレルズ、ペーパー・ムーン、アパートの鍵貸します、トイ・ストーリー、ブラス!、デリカテッセン、ベルヴィル・ランデブー、カイロの紫のバラ、ヘドヴィグ・アンド・アグリーインチ、死刑台のエレベーター、オーケストラ!、アンプロフェット、ゴッド・ファーザー、ユージュアルサスペクツ、ドリームガールズ、ブルース・ブラザース、バグダッド・カフェ、シザーハンズ、善き人のためのソナタ、レザホアドッグス、クール・ランニング、ぼくのエリ200歳の少女、ペテン師とサギ師~だまされてリビエラ~、アーティスト

 

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