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ノー・マンズ・ランド


監督:ダニス・タノヴィッチ
出演:ブランコ・ジュリッチ、レネ・ビトラヤツ、フィリプ・ショヴァゴヴィッチほか
allcinema→「ノー・マンズ・ランド」

≪あらすじ≫ ボスニア紛争中。両陣営の中間地点に、偵察に出たボスニアとセルビア、それぞれの兵士が居合わせる羽目になってしまう。彼らの均衡は、そこに仕掛けられた地雷のせいでかろうじて保たれている。手を出せない両陣営は国連軍を呼ぶのだが・・


うわああ辛辣。
観終わった後の何もかもが嫌になるような不条理感が半端ない。
戦争ってなんなんだほんと・・。
痛烈に皮肉った、戦争コメディ。
嫌になるほど人間って愚かだと気づかされてしまう。

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PR

クロッシング


監督:キム・テギュン
出演:チャ・インピョ、シン・ミョンチョル、チョン・インギほか
allcinema→「クロッシング」

≪あらすじ≫北朝鮮。かつてサッカーの代表選手だったヨンス。貧しくも妻と息子と幸せに暮らしていた。しかし妻が病気になり、その薬代金を稼ぐためにヨンスは中国へ密入国して出稼ぎをする。しかしそこで追われることになり、本人もそうとは知らずに故郷へ戻れない状況に。国に残されてヨンスの帰りをまつ息子たちは・・・


ガーーーーーン。
これはフィクションではあるけれど、実際に似たようなことは起きてるわけで。
なんということだ。
唯一の幸せな妄想があの世って。あんまりじゃないか。
なんてことだこんなのってあっていいのか・・・。

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レインメーカー

rainmaker.jpg監督:フランシス・フォード・コッポラ
出演:マット・デイモン、クレア・デインズ、ジョン・ボイト
→MovieWalker「レインメーカー」

≪あらすじ≫ 理想に燃えて新米弁護士となったルーディ。しかし雇いは不正で訴えられ、勝ち目もなさそな裁判の担当となり、前途多難。対抗する悪徳弁護士に勝つべく奮闘する間に弁護士として成長していくが、それは法廷の理想と現実も知ることに・・・


マット・デイモンが若いなー!
ハリウッドきっての秀才と言われてるんだから地で弁護士もできそうなイメージです。
法廷ドラマなので、負けそうなのを最後に逆転するってパターンです。
ちょっとキレが悪いような・・・・。

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ニュースの天才

nyu-su.jpg監督:ビリー・レイ
出演:ヘイデン・クリステンセン、ピーター・サースガード、クロエ・セヴィニー
→MovieWalker「ニュースの天才」

≪あらすじ≫政治雑誌の新人記者、スティーブン。編集長を尊敬し、彼のもとで次々特ダネをすっぱ抜き始めるが、編集長は社内政治で負けてクビになってしまう。その後も大きな特ダネを発表するスティーブだが、ライバル誌がその件に対してある動きを・・・


実際にあった事件をもとに描かれた作品。
とにかく虚栄心だったり、自己顕示欲だったり、野心だったり。が行動原理なのかと思ってたら、大きなものは単なる逆恨み・・・・。

いったい何がそこまで追い込んだ、というか、そんな行動を判断できなくなるんだろうか。
これがフィクションだったらわからんなあーてところですが、実話だからなあ・・・。
人間て生き物が一番謎だ。

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運命に逆らったシチリアの少女

c53bf8bf.jpeg監督:マルコ・アメンタ
出演:ヴェロニカ・ダゴスティーノ、ジェラール・ジュニョ、マルチェロ・マッツアレーラほか
allcinema→「運命に逆らったシチリアの少女」

≪あらすじ≫80年代、イタリア、シチリア。警察はほとんど権限をもたず。マフィアがすべてを取り仕切っていた。少女は優しい父が大好きだったが、マフィアのボスだった父は目の前で暗殺される。それが叔父の仕業と知り、少女と兄は復讐を誓うも、兄も数年後に返り討ちにあう。身の危険にさらされた少女はある決断をするのだが・・・

事実をもとにした映画。

あくまで主人公の少女の視点で進んでいくので、最初は全貌がよくわからず。成長に伴って、叔父の仕業で自分たちが危ういと悟っていく。

信じていた叔父に裏切られ、母は戦いを放棄する。彼女を理解して共に戦おうとする者は周りにいない。
少女のキャラクターがかたくなで、見ててなかなか共感しにくいのですが、上記のことを思えば仕方ない。

後世からみれば町の者みんなが立ち上がればマフィアだって排除できるんじゃないか、と簡単に思ってしまいそうだ。しかし実際に支配される側に慣れてしまうと、なかなかその状況を抜け出そうとしないばかりか、解放しようと考えるものを異端扱いしてしまうってこともあるだろう。
そんななかで奮い立った少女は稀有な存在だ。

当初は父の仇を討ちたい、が動機だったが、大好きだった父も嫌悪するマフィアだったと認めざるを得ないのが、きっと少女にとって一番つらいことだったんじゃないか。そこを乗り越え、理不尽な暴力に対抗するんだと考えが変わっていったのは彼女自身の成長だった。辛い選択だけれど自分で運命を選んだ人は堂々としてて後悔がない。
できることなら島の人々が立ち上がってくれるのがもう少し早かったら・・・。過ぎたことを今言っても詮無いな。

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プロフィール

HN:
藤井みつる
HP:
性別:
非公開
職業:
漫画家
趣味:
映画鑑賞と寝ることと城
自己紹介:
好きな映画
……《邦画》 太陽を盗んだ男、鬼畜、穴、切腹、キッズ・リターン、しとやかな獣、蝉しぐれ、クレヨンしんちゃん嵐を呼ぶモーレツ!オトナ帝国の逆襲、築城せよ!、MIND GAME、ジャズ大名
……《洋画》 新しき世界、ニューシネマパラダイス、リトル・ダンサー、バベットの晩餐会、暗くなるまで待って、オールド・ボーイ、グラン・トリノ、バーバー、キリクと魔女、ロック、ストック&トゥー・スモーキング・バレルズ、ペーパー・ムーン、アパートの鍵貸します、トイ・ストーリー、ブラス!、デリカテッセン、ベルヴィル・ランデブー、カイロの紫のバラ、ヘドヴィグ・アンド・アグリーインチ、死刑台のエレベーター、オーケストラ!、アンプロフェット、ゴッド・ファーザー、ユージュアルサスペクツ、ドリームガールズ、ブルース・ブラザース、バグダッド・カフェ、シザーハンズ、善き人のためのソナタ、レザホアドッグス、クール・ランニング、ぼくのエリ200歳の少女、ペテン師とサギ師~だまされてリビエラ~、アーティスト

 

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