忍者ブログ

キッズ・リターン

kizzu.jpg監督:北野武
出演:安藤政信、金子賢、石橋凌ほか
キッズ・リターン(1996) - goo 映画

《あらすじ》 いわゆる不良高校生のコンビ。悶々とした日々を過ごしていたが、ある日ボクサーにてひどくやられたことをきっかけに、ジムに通うようになる。しかし見所があるとされたのは二人のうち一人だけ。片われは早々に違う道を模索する。また、同級生たちはそれぞれ卒業後就職し、あるいは夢に向かって数々の挫折を味わいながらも生きている…


この映画は自分の中で大事な位置に鎮座してしまった。

 

拍手

PR

つづきはこちら

ベンジャミン・バトン

baton.jpg監督:デヴィッド・フィンチャー
出演:ブラッド・ピット、ケイト・ウィンスレット、タラジ・P ・ヘンソンほか
goo 映画

《あらすじ》 老人として生まれた赤ん坊は、老人ホームに捨てられる。そこで名前をもらって育ち、羽ばたき、数奇な人生を送る。彼の時間は常人と逆回転している。徐々に若返っていくベンジャミン。


これってある意味男性の最高の夢ともいえる最期ではないかな?

数奇な生まれであるにも関わらず、ベンジャミンはとってもピュアだ。見ていて心が洗われるようです。全員ではないけれど、彼の周りの人々がそれだけピュアな人たちだったともいえる。
そんなにいい人が本人のせいでもないのに辛い状況になってしまうのは、なんとも可哀そう。


大変なことではあるが、自身のあるがままを受け入れ、でも生きることをあきらめない。ベンジャミン・バトンの生きざまは何か指針がほしいなってときに思い出したいです。

どんどん若くなっていって、20歳そこそこくらいの時には、かつて「リバーランズ・スルー・イット」で金粉オーラ撒き散らしていたブラッド・ピットを彷彿として懐かしかった。メイク技術ってすごいですね…!
そしてこの映画は色がいい。照明?撮影カメラマン?いい仕事してますね~。

拍手

アトランティスのこころ

kokoro.jpggyaoで無料配信中
監督:スコット・ヒックス
出演:アンソニー・ホプキンス、アントン・イェルチン、ホープ・デイビスほか
アトランティスのこころ(2001) - goo 映画

《あらすじ》 母と二人で暮らす少年ボビー。彼らの家の二階に不思議な老人が住むことになる。自分勝手な母は彼を嫌うが、ボビーは仲良くなっていく。しかし老人は謎の組織から追われていた。彼にかかわることでボビー自身にも不思議なことが起きるが、まるでひと夏の幻のように、それらは過ぎ去っていく…


老人あるいはオジサンと少年のコンビって、いい映画の鉄板なような気がします。
多感な少年時代の終わりに出会った老人との日々はその後の一生にも大きな影響を与えたのでしょう。
原作はスティーブン・キング。そこも鉄板。
アンソニー・ホプキンスが出てるとつい何かヤバいことをやらかすのではないかと思ってしまう。いい人の役なのに。もう何年もたっているのに「羊たちの沈黙」のレクター博士の印象がこうも強いってすごすぎ。

拍手

スケアクロウ

sukea.jpg監督:ジェリー・シャッツバーグ
出演:ジーン・ハックマン、アル・パチーノほか
カンヌパルムドール受賞作品。
スケアクロウ(1973) - goo 映画

《あらすじ》  刑務所から出てきたばかりの男と、船員生活を終えてきたばかりの男。偶然出会ったふたりはすぐに意気投合し、一緒に洗車屋をやろうと決める。その前にそれぞれの用事を道すがら済ませて行こうと旅に出るのだが…。
gyaoで無料配信中


人生や責任から逃げてきた二人が、再起をはかって手を取り合っての旅が素敵。しょうもないことも起こるのだけれど。出会ってから短いのに絆は深い。お互いメリットもべつにない。でも単に好きだから力になりたいって友情が観ていてホコホコします。男同士っていいな。

すごい事件も起こらないけども二人から目が離せないし好きになってしまう。今で言う負け犬な二人なんだ。でもあくまで映画の視線は優しい。
作中何度か繰り返される「金ならあるんだ」のセリフが段々意味合いが変わってきて、終わり近くでのこの言葉には我知らずはらはら落涙であります。

いい映画を見た後は幸せだなあ。


拍手

輝ける女たち

輝ける女たち

onnna.jpg監督:ティエリー・クリファ
出演:ジェラール・ランバン、カトリーヌ・ドヌーブ、エマニュエル・ベアールほか
輝ける女たち(2006) - goo 映画


キャバレーのオーナーが死んだ。葬式で疎遠だった家族たちが集まってくる。長いことオーナーの息子同然だったマジシャンでなく、実の息子に店を継がせる遺言に、それぞれ想うことがある。秘めてきた過去も包み込んで、ずっと店は続いていく…


大きい事件が起きるわけでもないのに、妙に面白い。
集まってくる人々というのがみんなひと癖あって、抱えてる悩みもあるんだけど、どれもストレートにぎゃんぎゃんやりあうわけでもなく。自然とわかりあえる方向にながれていくのが心地よい。酸いも甘いも噛み分けきった大人たちの群像劇。キャバレーのショーにのせてべアールの歌声も素敵。

最後にはいろいろある人生だけど、まあいっか!て気分になれる。人生讃歌です。
どんなに冴えなかろうが後ろ暗い過去だろうが「私の人生よ!」と言い切る潔さがかっこよくてシビレマス。

カトリーヌ・ドヌーブはしかしきれいだな~。彫刻か何かのように、全方位大丈夫!な女優さんだからセクシーイメージは逆に感じないのだけれど、実際にはセクシー役ですよね。美しすぎてむしろ背徳な匂いが…退廃的なところがそそるのでしょうか。

拍手

リンク

 

プロフィール

HN:
藤井みつる
HP:
性別:
非公開
職業:
漫画家
趣味:
映画鑑賞と寝ることと城
自己紹介:
好きな映画
……《邦画》 太陽を盗んだ男、鬼畜、穴、切腹、キッズ・リターン、しとやかな獣、蝉しぐれ、クレヨンしんちゃん嵐を呼ぶモーレツ!オトナ帝国の逆襲、築城せよ!、MIND GAME、ジャズ大名
……《洋画》 新しき世界、ニューシネマパラダイス、リトル・ダンサー、バベットの晩餐会、暗くなるまで待って、オールド・ボーイ、グラン・トリノ、バーバー、キリクと魔女、ロック、ストック&トゥー・スモーキング・バレルズ、ペーパー・ムーン、アパートの鍵貸します、トイ・ストーリー、ブラス!、デリカテッセン、ベルヴィル・ランデブー、カイロの紫のバラ、ヘドヴィグ・アンド・アグリーインチ、死刑台のエレベーター、オーケストラ!、アンプロフェット、ゴッド・ファーザー、ユージュアルサスペクツ、ドリームガールズ、ブルース・ブラザース、バグダッド・カフェ、シザーハンズ、善き人のためのソナタ、レザホアドッグス、クール・ランニング、ぼくのエリ200歳の少女、ペテン師とサギ師~だまされてリビエラ~、アーティスト

 

てくてくなみすけ

杉並区のマスコット

 

アクセス解析

 

ブログ内検索

 

バーコード

 

カレンダー

01 2025/02 03
S M T W T F S
1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28

 

カウンター

 

最新CM

 

最新TB

 

アクセス解析