監督:北野武
出演:安藤政信、金子賢、石橋凌ほか
キッズ・リターン(1996) - goo 映画
《あらすじ》 いわゆる不良高校生のコンビ。悶々とした日々を過ごしていたが、ある日ボクサーにてひどくやられたことをきっかけに、ジムに通うようになる。しかし見所があるとされたのは二人のうち一人だけ。片われは早々に違う道を模索する。また、同級生たちはそれぞれ卒業後就職し、あるいは夢に向かって数々の挫折を味わいながらも生きている…
この映画は自分の中で大事な位置に鎮座してしまった。
有名な北野監督作品。
この映画は全体的に辛くて哀しい。切ない。
大人になるまでの過程で、できるだけ見ないようにしてきたササクレを無理矢理突きつけられているよう。
淡々と、現実社会ってそうだよなってことを残酷なまでに描いてくるのだけれど、それでも鑑賞後にブルーにならないのはすごいことではないでしょうか。
ハリウッド映画みたいにラストに成功が約束されてる展開ではない。
でもずうっと、もがき続ける人に対して温かい。
特に夢を目指しても挫折した人、先が見えなくてもあがく人に。
「まったくお前はバカだ、クソだ、どうしようもない」と罵詈雑言を浴びせながら決して見離さない、控えめな、神の愛的?(微妙に距離がある)なぬくもりがある気がします。
よっぽど順調な人生を歩んできた人以外この作品はザスザス刺さって仕方ないと思う。
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有名な北野監督作品。
この映画は全体的に辛くて哀しい。切ない。
大人になるまでの過程で、できるだけ見ないようにしてきたササクレを無理矢理突きつけられているよう。
淡々と、現実社会ってそうだよなってことを残酷なまでに描いてくるのだけれど、それでも鑑賞後にブルーにならないのはすごいことではないでしょうか。
ハリウッド映画みたいにラストに成功が約束されてる展開ではない。
でもずうっと、もがき続ける人に対して温かい。
特に夢を目指しても挫折した人、先が見えなくてもあがく人に。
「まったくお前はバカだ、クソだ、どうしようもない」と罵詈雑言を浴びせながら決して見離さない、控えめな、神の愛的?(微妙に距離がある)なぬくもりがある気がします。
よっぽど順調な人生を歩んできた人以外この作品はザスザス刺さって仕方ないと思う。
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