監督・脚本:ペドロ・アルモドバル
出演:レオノール・ワトリング、ハヴィエル・カマラ、ダリオ・グランディネッティ、ロサリオ・フローレスほか
トーク・トゥ・ハー - goo 映画
《あらすじ》 不慮の事故で植物状態に陥ってしまった女二人。そして彼女たちにひっそり寄り添う男たち。彼らは病院で出会い、お互い彼女について、自分について話をしていくうちに友情を深めていく。それとともに彼らの愛情も描き出されていくのだが…
アカデミーオリジナル脚本賞、ゴールデングローブ外国映画賞受賞作品。
これ好きか嫌いかって言われたら苦手なタイプ…。しかし。一生忘れられないかもしれない。ものすごいっす。
植物状態の女を愛する、てアバウト情報は前もって知ってまして。どんなことになっても運命を受け入れて愛するのよ、美しいのよ、そんな内容かと予測して観始めたんですが。いやもう、浅はかでした。こうまで人間の深い業を見せつけられて明日から人間やってていいんだろうかって気分になりそうです。
感動の愛の物語チックな感じから、徐々に衝撃の事実が明かされてきたりするんですが、その後も生理的に受け入れがたい展開を迎えていきます。ある時点から自分の脳がこれをどう処理していいのか分からなくなりました。いやはやもうわけわかんなくて泣きそう。鳥肌たちっぱなし。
人によってはこの映画は、ゲージュツなのかどうなんか知らんが暗くてキモイど変態映画。むしろそう感じるほうが正しい在り方な気がするよ!この映画R-15とかではないのかしら。青少年に悪影響を与えるって写真はないけど展開が…違うワールドへの扉を開かせてしまいそうです…。
衝撃度MAXだけれども人にはオススメしがたい作品。