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ファッションが教えてくれること

監督:R・J・カトラー
出演:アナ・ウインター、グレイス・コディントン、アンドレ・L・タリーほか
→シネマトゥデイ「ファッションが教えてくれること」

【あらすじ】映画「プラダを着た悪魔」のモデルとも言われる、アメリカ版ヴォーグの編集長アナを主軸に追いかけたドキュメンタリー。NYのファッションは彼女が方向を決めてると言ってもあながち間違っていない。

映画よりも実物のほうが怖いですよ・・・!
と言っても。アナ本人はもっとチャーミングで、嫌味を言ってるわけでもない。あくまで仕事上での妥協を許さないために、次々とシャープすぎる指示やらを出してるにすぎないのだ。

それはわかってても、あれ言われる側となったら辛いぜ~。
それに耐えうるようなメンタルも持ち合わせていないと、第一線での活躍する人にはなれないんでしょうな。

観ててなにより驚いたのは、アナの決断の速さ。たまーーーーに迷うところもあるんだけど、ほとんどは秒単位での決断が下されていく。
ほぼトップダウンでまわしていくにはこれほどのスピードがないとダメなんだろう。

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ウォー・ダンス 響け僕らの鼓動


監督:アンドレア・ニックス・ファイン
出演:難民キャンプの子供たち
allcinema→「ウォー・ダンス響け僕らの鼓動」


≪あらすじ≫ドキュメンタリー。アフリカ、ウガンダ北部の難民キャンプ。長く繰り返される紛争で民族の争いに巻き込まれ、家族を亡くし故郷から逃げてきた人々の、クラスところにも学校がある。アフリカの学生対象に開かれる【全国音楽大会】に紛争地域から初めて彼らは出場するのだ。単に日々の音楽の特訓の成果という意味合いを超えて、彼らにはもっと大きな意義があるのだ・・・


小学生の子たちの口から、淡々と語られる、政府軍とテロの戦いはあまりにも凄惨だ。正気を失わずに済んでいられるのが不思議なくらいだ。
単に民族同士の、て話におさまらず。頻繁に誘拐される子供たちを使うことにより、自分らを狙うテロもかつてさらわれた自分の家族であることだって珍しくない。

そんな中でもはじけるほどにまぶしい子供たちの笑顔にはただただ涙があふれて堪らない。

音楽や芸術って生活に必然じゃないと思われがちだが、どうしてどうして。
こうも人間の大事なところを担っていたのですね。
最後のコメントには脳天割られるような感動。
もちろん過酷な環境にある彼らだが、だからといって安全な場所のものから憐れまれて卑屈に過ごさねばならん筋合いはないのだ。

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新幹線大爆破


監督:佐藤純弥
出演:高倉健、宇津井健、千葉真一ほか
allcinema→「新幹線大爆破」

≪あらすじ≫ 新幹線の客を人質に大金を要求する事件が発生。速度80キロ以下になると装着された爆弾が爆発する設定になっている。国鉄はどうにかスピードを落とさぬままの走行を苦心。しかしレールにも限界がある。一方犯人たちも抱えるものがあり・・・


邦画で映画「スピード」を先取りしたパニック映画があると聞いて鑑賞。
おおう。。こいつあ確かに。

なにしろ古い映画なので、警察の捜査ものんびりしてみえるし、逆探知もまったり。しかし後半の新幹線の国鉄乗務員たちの頑張りが面白くてハラハラ観てしまう。
この時代の俳優さんはガスバーナー似合うなあ。

それに自分の思ってることをあまり言わない。そして全体ぎらついている。

爆弾犯人もサイコではなくて話が通じる。
なんだか・・・人間同士の事件だなあって感覚がしました(それも妙な感想だな)。

現代のアクションに慣れてしまってるとまったり感じますが、当時の日本が誇る技術の粋であった新幹線を舞台に大胆にこういった作品を出してきた、その攻めてる感。
面白かったです。

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ファイアbyルブタン


監督:ブルノ・ユラン
出演:クリスチャン・ルブタン、クレイジーホースのクレイジーガールズほか
公開中→【ファイアbyルブタン】公式サイト

≪あらすじ≫ パリにある有名なストリップショースポット、クレイジーホース。繰り返し前衛的なレビューを送り出すそこにはセレブのファンも多い。靴デザイナーのクリスチャン・ルブタンを演出に迎えて開かれたレビュー「Fire」は伝説になり映像化。R15。


なんというかいやらしいって感じはあまりしない。
彼女たちのボディがあまりにも美しいので。
でもアート的な方向へ行き過ぎてしまうと、どんなに脱がれてもエロくないんだけど、これはギリギリラインをもって、成熟した大人のエロスワールドになってる。

さらにそれがカッコいい。

R15といわずお子ちゃまには用はないと言わんばかり。

たまに滑稽との境目スレスレにいる場合もあるんだけど、靴デザイナーだけに脚での表現がとにかく豊かで、トゥシューズのようなハイヒールには驚きました。

私は2Dで観ましたが3D上映もあります。
オープニングから一気に異次元ワールドへトリップします。

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はやぶさ 遥かなる帰還

e6afd9ad.jpeg監督:滝本智行
出演:渡辺謙、江口洋介、夏川結衣ほか
→allcinema[はやぶさ 遥かなる帰還]

≪あらすじ≫ 日本中を感動させた、小惑星探査機はやぶさ のプロジェクトの道のりを描く。


この年にははやぶさの映画が3本ありました。
そのうちの一本。

こちらは記録映画とエンタテイメントの間といった雰囲気でした。
擬人化して感動を呼ぶとかってタイプではないです。
プロジェクトに関わった人々に焦点をあてた感じ。

正直、映画としてはかなり地味です。
でも実際の現場ってのははたから見てればこういう感じに地味で、でもその中でみんなが自分にできる精一杯を出してるもんだろうなと思う。

バルスは本来ラピュタの滅びの呪文じゃないのよ~!






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プロフィール

HN:
藤井みつる
HP:
性別:
非公開
職業:
漫画家
趣味:
映画鑑賞と寝ることと城
自己紹介:
好きな映画
……《邦画》 太陽を盗んだ男、鬼畜、穴、切腹、キッズ・リターン、しとやかな獣、蝉しぐれ、クレヨンしんちゃん嵐を呼ぶモーレツ!オトナ帝国の逆襲、築城せよ!、MIND GAME、ジャズ大名
……《洋画》 新しき世界、ニューシネマパラダイス、リトル・ダンサー、バベットの晩餐会、暗くなるまで待って、オールド・ボーイ、グラン・トリノ、バーバー、キリクと魔女、ロック、ストック&トゥー・スモーキング・バレルズ、ペーパー・ムーン、アパートの鍵貸します、トイ・ストーリー、ブラス!、デリカテッセン、ベルヴィル・ランデブー、カイロの紫のバラ、ヘドヴィグ・アンド・アグリーインチ、死刑台のエレベーター、オーケストラ!、アンプロフェット、ゴッド・ファーザー、ユージュアルサスペクツ、ドリームガールズ、ブルース・ブラザース、バグダッド・カフェ、シザーハンズ、善き人のためのソナタ、レザホアドッグス、クール・ランニング、ぼくのエリ200歳の少女、ペテン師とサギ師~だまされてリビエラ~、アーティスト

 

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