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スカイ・クロラ

sukaikurora.jpg監督:押井守
声の出演:菊池凛子、加瀬亮、栗山千明、谷原章介ほか
映画公式サイト→「スカイ・クロラ」

《あらすじ》 終わることの無い戦争が繰り広げられる世界。そこでは戦争をする仕事のものがいる。彼らは「キルドレ」という、ある段階で成長を止める大人にならない存在だ。キルドレは記憶がほとんどなく、知っているのは戦闘の仕方だけ。新任のユーイチは自分の過去も知らぬまま上司のスイトに惹かれる。スイトは大人にならないキルドレでありながら子供を産んだと噂される女性だった。彼らが背負っている真実とは?運命とは?


空での映像の凄いこと。実写かと思った。いったいアニメ技術はどこまでいくのか。ひゃあ。

原作未読。映画で話はわかったけれど、原作だとテイストが違うんじゃないのかなと感じた。人間のゆがんだ欲望が生み出す、エンドレス地獄のカタルシスが原作だと違う表われをしてるんじゃないのかな?読んだ方に聞いてみたいです。
 

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浮雲

ukigumo.jpg監督:成瀬巳喜男
出演:高峰秀子、森雅之、中北千枝子、山形勲ほか
浮雲(1955) - goo 映画

《あらすじ》 戦争中にインドシナで出会った富岡とゆき子。富岡は妻がいたが、別れるつもりとの言葉を信じて帰国すると、富岡は別れる様子もなく、途方に暮れたゆき子は外国人の愛人になる。しかし囲われていながらも富岡に会うと流されてしまうゆき子だった…


成瀬監督の最高傑作にして日本映画の宝。といわれてるらしい。

そんな作品に言っちゃいますが、登場人物どいつもこいつも全く好きになれない。誰とも友達になれない気がする。
とにかく長ーい期間を二人はくっついたり離れたりを繰り返す。

どう見ても富岡は顔が良いだけの自分に酔ってるナルシストでだめんず。「働くのが嫌になってね」とケロンと言っちゃう見事なまでのダメさ。
そんなダメな男につかまった女、という図式になるかと思いきや。恋愛ごとだもの、どっちか片方だけが悪いってこともなく似たもん同士の二人。

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つづきはこちら

闇の子供たち(R-12指定)

yami.jpg監督:阪本順治
出演:江口陽介、宮崎あおい、妻夫木聡、佐藤浩市ほか
闇の子供たち - goo 映画

《あらすじ》 新聞社のバンコク支局に勤めている記者、南部。彼は臓器売買の事実を知る。その調査中に、ボランティアで来ている少女恵子と出会う。南部は恵子の世間知らずでまっすぐな正義感に手を焼きながらも、自分の中で失われたものを感じるのだった。そうしている一分一秒にも犠牲になる子どもたちが後を絶たず…


どうしていいやらわからない。何を言えばいいんだ。あまりのおぞましさと酷さにもはや涙も出ない。痛ましすぎる。
映画が、じゃない。そこに繰り広げられている、ほぼ事実のような児童の虐待にだ。
作中の客たちには反吐が出る。そして南部の驚愕の過去にも。
ああああ、江戸時代の刑罰のように、犬畜生にも劣るってことで、おでこに『犬』と彫ってしまえばいいのに!
ちなみに南部の過去は原作にはなく、映画でのオリジナルだそうです。

ただ。自分の子供がもし移植が必要になったなら。揺れないと言い切れるだろうか。


 

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フロム・ヘル

hell.jpg監督:ヒューズ・ブラザーズ
出演:ジョニー・デップ、ヘザー・グラハム、イアン・ホルムほか
フロム・ヘル(2001) - goo 映画

《あらすじ》 19世紀末のロンドン。アヘン中毒の警部は娼婦の連続殺人事件を担当する。犯人は切り裂きジャックと名乗り、警察をあざ笑うように次々犯行を重ねていく。警部は事件の裏に秘密結社の存在を感じ取っていくのだが…


何故に娼婦が殺されるのか。そこに絡む部分に大きく出たなあ!そこはネタバレしてはいけないので黙っておきます。
この時代本当に前頭葉を取り出すことをやってたのだろうか。

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カンヌ映画祭

ついにカンヌ映画祭でパルムドールが決まりましたね~。
初のタイ映画だそうです。

パルムドールは「前世を思い出せるブンミおじさん(原題直訳)」 監督:アピチャッポン・ウィーラセタクン
内容は自分の余命を知ったブンミおじさんが生の輪廻をめぐる。というものだそう。

アジアン仏教世界な印象です。どんなのだろう。観たいな。あまり数は多くないが、今までタイの作品で観て外したな~というのにあたったことがない。アホアホなものからしんみりしたものまで、どれも楽しく見れてる。初受賞というのに逆に驚いた。

気になってるのは「オン・ツアー」。監督:マチュー・アマルリック
ストリッパーのドサ周りを描いた作品だそう。
「プリシラ」を彷彿としますが、その映画も好きだったので「オン・ツアー」も期待しています。日本公開してくれるかなあ?

授賞式では審査委員長のティム・バートンが落ちつかない様子でした。呼ばれて初めて「あっ、オレか」と言いそうにしつつ発表しているあたりが新鮮。海外の授賞式など観てると、ちょっとしたジョークも交えたスピーチで堂々としてる人が多いので。こんな晴れやかな場では審査員のほうも緊張しますよね。

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プロフィール

HN:
藤井みつる
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性別:
非公開
職業:
漫画家
趣味:
映画鑑賞と寝ることと城
自己紹介:
好きな映画
……《邦画》 太陽を盗んだ男、鬼畜、穴、切腹、キッズ・リターン、しとやかな獣、蝉しぐれ、クレヨンしんちゃん嵐を呼ぶモーレツ!オトナ帝国の逆襲、築城せよ!、MIND GAME、ジャズ大名
……《洋画》 新しき世界、ニューシネマパラダイス、リトル・ダンサー、バベットの晩餐会、暗くなるまで待って、オールド・ボーイ、グラン・トリノ、バーバー、キリクと魔女、ロック、ストック&トゥー・スモーキング・バレルズ、ペーパー・ムーン、アパートの鍵貸します、トイ・ストーリー、ブラス!、デリカテッセン、ベルヴィル・ランデブー、カイロの紫のバラ、ヘドヴィグ・アンド・アグリーインチ、死刑台のエレベーター、オーケストラ!、アンプロフェット、ゴッド・ファーザー、ユージュアルサスペクツ、ドリームガールズ、ブルース・ブラザース、バグダッド・カフェ、シザーハンズ、善き人のためのソナタ、レザホアドッグス、クール・ランニング、ぼくのエリ200歳の少女、ペテン師とサギ師~だまされてリビエラ~、アーティスト

 

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