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誰がために鐘は鳴る

先日宝塚宙組の公演「誰がために鐘は鳴る」に行ってきました。tagatameni2.jpg
ひさびさ~。嬉しい~。

ロバート役は主演の大空祐飛さん。ヒロインのマリアには野々すみ花さん。

役がそうだからなのですが、ヒロインには珍しくマリアはショートヘアなのですよね。野々さんはもとが童顔なのではまっててかわいかった。設定的には19とか20歳前後くらいなんでしょうか。少女のウキウキしてる感じが満載で。天真爛漫さゆえのトンデモ発言も一か所あり、一緒にいった友人達と顔を見合わせてしまったり。

一番の驚きは祐飛演じるロバートのモテ具合でした。老若男女を虜にするニクイ男…!じい様の告白には思わず「ラブ?!」と動揺しました。自分の目はかなり腐ってるようです。


設定が[スペイン内戦に義勇軍で参加しているアメリカ人が、民主ゲリラと合流する]というめんどくさいもの。
漫画でもそうなのですが、冒頭でいかに簡潔に分かりやすく、観客が入りやすく設定を説明して伝えるか。これが大変なのですが、さすが宝塚ですね~!華々しく、かつ分かりやすく、見ff8303a1.jpeg事な入り。いつもながら頭いいなあ…素晴らしい。

レビューは短めになってましたが舞台がスペインだから劇中にもフラメンコアレンジがあり楽しかったです。フラメンコいいよね。

観終わった後、男女逆転で『カルメン』をやってくれたらいいのにともらしたら、一緒に行った方が「それはもうやってる」とのこと。おおう…観てみたかった。も一回やってくれないかなあ。舞台いっぱいに男役がみっちり立って、裏打ち鳴らしながらフラメンコ対決したら。カッコいいじゃありませんか!

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冷たい雨に撃て、約束の銃弾を

tumetai.jpg監督:ジョニー・トー
出演:ジョニー・アリディ、シルヴィー・テステュー、アンソニー・ウォンほか
冷たい雨に撃て、約束の銃弾を - goo 映画

《あらすじ》 元殺し屋のフランス人、コステロ。彼の娘家族はマカオにいるが、何者かに殺された。復讐を誓って殺し屋たちを雇うコステロ.。彼には復讐を急がねばならない理由があった。古傷がもとで、彼は徐々に記憶を失っていくのだ…


男性がシビレル率高そうです。でも私も楽しく観ました。

渋いオヤジたちのハードボイルド・ガンアクション。香港ノワール。そういうと「男たちの挽歌」を思い出しますが、よりスタイリッシュ。舞台がマカオなせいか、はたまたフランスとの合作のせいなのか、エキゾチックでありながらどこかヨーロピアンテイストも画面に漂っています。

怨念や情念のような泥臭さは無く。観終わった後もどう表現していいかわからないフワフワ感。
う~ん、この監督さん要チェックですね。
ギリギリまでそぎ落としたセリフと音楽。そこに男同士の友情。くわえ煙草でニヤニヤしながらの銃撃戦のかっこいいこと!しびれますねオヤジに。世の禁煙ブームもなんのそのだ。

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プチ・ニコラ

nikora.jpg監督:ローラン・ティラール
出演:マキシム・ゴダール、カド・メラッド、ヴァレリー・ルメルシェ、サンドリーヌ・キベルランほか
公開中→「プチ・ニコラ」公式サイト

《あらすじ》 11歳のニコラ。面白いパパと優しいママとの3人家族。学校では個性豊かな友達もたくさんいて、毎日素敵に過ごしていた。ところがある日両親の会話から自分に弟ができる!と知る。妄想を膨らませたニコラは、弟が生まれたら自分はきっと捨てられてしまうと考え、邪魔な弟をどうにかしなくては、と友達と一緒にあれこれと画策しはじめるが…


かああああああわええええええ。
見てる間微笑ましくって、ずうっとほっぺがニヤニヤしっぱなし。

フランスのサザエさん、ちびまる子ちゃん、みたいな存在の絵本が原作。日本のサザエさんも懐かしい家族像でありながら、理想像であり実際そんな家族はなかなかいなかったろうという、そんなテイストも同じだそうです。

子供目線でかわいいのも加えて、大人たちが一生懸命子供を笑わせようとしてる姿も胸がほんわかする。
愛にあふれてるものは普遍的だなあ。

ところで上映してた恵比寿ガーデンシネマが閉館してしまいましたね。ラインナップ好きだったのに…。惜しまれる。

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ソーシャル・ネットワーク

so-syaru.jpg監督:デヴィッド・フィンチャー
出演:ジェシー・アイゼンバーグ、アンドリュー・ガーフィールド、ジャスティン・ティンバーレイクほか
公開中→公式サイト「ソーシャル・ネットワーク」

《あらすじ》 世界最大のSNS=フェイスブックの創始者、マーク・ザッカーバーグの物語。2003年当時19歳のハーバード大学生マーク。発端は彼女にふられたことと学内セレブへの反発から。彼はわずか3カ月でSNSを作り上げた。画期的な友達ネットワークのサイトはあっという間に広がっていく。友達のエドゥアルドと一緒に会社登録をして拡大していくつもりであったが、彼らの理想や思惑は別方向を向き始め…

ゴールデングローブ賞4冠です。
脚本がアーロン・ソーキン。

実在の人物マークは現在でもまだ26歳。YouTubeで実際の彼の映像を見ることができる。ビル・ゲイツやスティーブ・ジョブスに続く人間だと噂されている。フェイスブックは2012までに株式上場するらしい。そうしたら世界の株式バランスが大きく動くとも巷では言われてるとか。
原作や脚本を書くにあたり取材を再三申し込んだがOKが出なかったそうで、想像での人物像となるわけだが、マークの偏屈ぶりは有名らしく、映画のキャラクターもかなり近そうだと想像。

この映画はすでにアカデミー賞候補と目されてる。納得の作品。エンターテイメント性の点からは地味ですが、脚本が素晴らしいよ!
人物像を浮かび上がらせるのは本人の言動だけでなく、周囲の人間との関係性でも読みとれるんだよね、と改めて勉強させてもらいました。アカデミーでは脚本賞だけでも手堅く取りそうだよ。深い…。

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つづきはこちら

京大の研究所がすごいです

先日ニュースで『ガン細胞だけを狙って死滅させられる技術を京大研究所が開発成功』と観ました。
ざっくり言うと、先っぽになんでもくっつけて運べるタクシー的な細胞を作った、ということのようです。
先っぽにあたるところに、がん細胞が生み出す特有のタンパク質を識別して攻撃できるもの、を乗せればガン細胞のみを死滅させられる。
またはその逆もしかりだったりするのでしょう。

なんか…すごくないですか…。ニュース観て感動のあまりウルッときてしまったよ。
全世界どれほどの人がこの可能性に希望をもてることか!

昨年だったか、万能細胞といわれるips細胞も、京大の研究所が開発したんですよね
たとえば体のどこか一部が事故で失われても、この細胞で再生できるっちゅうわけですよ!内蔵の移植とか自分の内臓から培養できれば拒絶反応も気にしなくていいんだ!
京大立て続けに素晴らしい研究成果を発表しています。
今後も目が離せない。

友達から聞いたが、ハゲるのに対処できる技術ができれば、これまた大発明だそうで。うん。
全世界で待ち望んでる人口多いよなあ。
スタンディングオベーションが巻き起こるかもしれない。


 

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プロフィール

HN:
藤井みつる
HP:
性別:
非公開
職業:
漫画家
趣味:
映画鑑賞と寝ることと城
自己紹介:
好きな映画
……《邦画》 太陽を盗んだ男、鬼畜、穴、切腹、キッズ・リターン、しとやかな獣、蝉しぐれ、クレヨンしんちゃん嵐を呼ぶモーレツ!オトナ帝国の逆襲、築城せよ!、MIND GAME、ジャズ大名
……《洋画》 新しき世界、ニューシネマパラダイス、リトル・ダンサー、バベットの晩餐会、暗くなるまで待って、オールド・ボーイ、グラン・トリノ、バーバー、キリクと魔女、ロック、ストック&トゥー・スモーキング・バレルズ、ペーパー・ムーン、アパートの鍵貸します、トイ・ストーリー、ブラス!、デリカテッセン、ベルヴィル・ランデブー、カイロの紫のバラ、ヘドヴィグ・アンド・アグリーインチ、死刑台のエレベーター、オーケストラ!、アンプロフェット、ゴッド・ファーザー、ユージュアルサスペクツ、ドリームガールズ、ブルース・ブラザース、バグダッド・カフェ、シザーハンズ、善き人のためのソナタ、レザホアドッグス、クール・ランニング、ぼくのエリ200歳の少女、ペテン師とサギ師~だまされてリビエラ~、アーティスト

 

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