先日宝塚宙組の公演「誰がために鐘は鳴る」に行ってきました。
ひさびさ~。嬉しい~。
ロバート役は主演の大空祐飛さん。ヒロインのマリアには野々すみ花さん。
役がそうだからなのですが、ヒロインには珍しくマリアはショートヘアなのですよね。野々さんはもとが童顔なのではまっててかわいかった。設定的には19とか20歳前後くらいなんでしょうか。少女のウキウキしてる感じが満載で。天真爛漫さゆえのトンデモ発言も一か所あり、一緒にいった友人達と顔を見合わせてしまったり。
一番の驚きは祐飛演じるロバートのモテ具合でした。老若男女を虜にするニクイ男…!じい様の告白には思わず「ラブ?!」と動揺しました。自分の目はかなり腐ってるようです。
設定が[スペイン内戦に義勇軍で参加しているアメリカ人が、民主ゲリラと合流する]というめんどくさいもの。
漫画でもそうなのですが、冒頭でいかに簡潔に分かりやすく、観客が入りやすく設定を説明して伝えるか。これが大変なのですが、さすが宝塚ですね~!華々しく、かつ分かりやすく、見事な入り。いつもながら頭いいなあ…素晴らしい。
レビューは短めになってましたが舞台がスペインだから劇中にもフラメンコアレンジがあり楽しかったです。フラメンコいいよね。
観終わった後、男女逆転で『カルメン』をやってくれたらいいのにともらしたら、一緒に行った方が「それはもうやってる」とのこと。おおう…観てみたかった。も一回やってくれないかなあ。舞台いっぱいに男役がみっちり立って、裏打ち鳴らしながらフラメンコ対決したら。カッコいいじゃありませんか!