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はやぶさHAYABUSA

44bbf78d.jpeg監督:堤幸彦
出演:西田敏行、竹内結子、佐野史郎ほか
10月1日より公開→公式サイト「はやぶさHAYABUSA」

≪あらすじ≫ 7年の歳月を経て、小惑星探査のミッションを完了して2010年に地球に戻ってきた探査機・はやぶさ。そのプロジェクトに関わった人々の軌跡を描く。


昨年日本に感動を呼んだ惑星探査機はやぶさ。プラネタリウムでも全編CGのはやぶさ物語が上映されましたが、この作品はそれとは別のものです。

プロジェクトに携わった人々のそれまでの経緯もふりかえりつつ、細かくはやぶさについて知ることができます。
微妙に佐野史郎が実際の川口教授に似ているのがたまらんです。
どうしてもネットの動画「こんなこともあろうかと!」を思い出してしまう。

はやぶさ関連の映画はこの作品を入れて3本作られるはず。見比べるのも面白そうです。

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その女

sonoonna.jpg韓国テレビドラマ 全20話
BS11で放映済


演出:イ・ヒョンジク
脚本:ソ・ヒョンギョン
出演:シム・ヘジン、チョン・ソンファ、オ・ユナ、キム・ジョンナンほか

≪あらすじ≫ 何不自由ない生活を過ごしていたユン・ジス。ところが夫が浮気していることが発覚。浮気相手の女に別れてくれと頼みに行っても、鼻で笑われてしまう。深く傷ついているジスを、旅先で知り合った若者ドヨンが励ましてくれ、ついに夫と別れることに。しかし夫の浮気相手は別の男に心を奪われつつあった。その相手とはドヨンである…


面白かったー!試しにと一話みたら次が気になっちゃって、結局毎日すごく楽しみにして観ることになってしまいました。

おいおいとツッコミをいれるような偶然に次ぐ偶然がやってきて、さらにものすごいわーと引くくらいのドロドロ感もあるものの。登場人物のキャラが立っていてナイスです。韓流スターと呼ばれるような若手も出てないし、日本ではそんなに有名な俳優さんたちでもないと思うんですが、脚本かなあ~すごく面白いんだ!

はじめは感動的に嫌~な女だったセジョンも、ラストになると観てて可哀想になってきます。地獄を潜り抜けて、もともと綺麗な人たちだけども、最後の心を決めた彼女たちはさらに美しいです。


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おじいさんと草原の小学校

ojiisannto.jpg監督:ジャスティン・チャドウィック
出演:オリヴァー・リトンド、ナオミ・ハリス、トニー・ギゴロギほか
公開中→「おじいさんと草原の小学校」公式サイト

≪あらすじ≫ ケニア・2003年。政府はすべての国民が無償で教育を受けられる制度を導入した。学校に子供たちが殺到する中、84歳のマルゲも入学したいとやってくる。何度追い払われてもやってくるマルゲに根負けし、受け入れる小学校。しかしそのことが波乱を呼び、かつての部族間での反感も巻き込んで自体は大きな社会問題になっていく…


最初に一言。観て良かった。
実話をもとにした作品。モデルのマルゲは二年前に亡くなっています。
やたらとお涙頂戴な作りでもないのですが、わりとはじめのうちから泣いてしまい、映画が終わって館内が明るくなるのが困るほど泣き続けてしまいました。読後(?)感はとても良いです。

ケニアは昔イギリスの支配下にあり、独立運動に身を沈めた部族の誇り高い戦士だったマルゲは、教育を受けられる機会がないまま現在に至ってしまいました。彼のもとに届いた手紙を自分で読みたいがために、文字を習いたいと、子供たちに交じってどんなに周りから笑われようが邪魔されようが決してへこたれないマルゲ。

そんなマルゲを妨害する大人たち。残念なことにその大人たちはマルゲの同級生の保護者であったりする。観てて思うのは、そういう行動を引きおこすのは妬み嫉みコンプレックス。本当の意味で自由なのはそういったものから離れている子供たちだと思うのです。学力うんぬんでなく、大人が一番教えてあげたいのは、マルゲのように誇りをもった生き方ではないでしょうか。卑屈な真似をしている父を見る息子の気持ちはどんなもんだろう。
子供たちはマルゲといることで大事なことも学んでいくのです。
 

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つづきはこちら

ライフ

life.jpg監督・脚本:マイケル・ガントン、マーサ・ホームズ
撮影:BBC Earth
公開中→「ライフ」公式サイト

≪内容≫ 制作6年、費用35億円。世界の動物の命をめぐる営みをとらえたドキュメンタリー。


まず映像の高画質度合いがものすごい。ゴリラの毛の一本一本まで認識できそう。クッキリしすぎて、逆にシュールレアリズムの絵画を観るような錯覚まで引き起こす。
さらにはいったいどうやって撮影してるのかと疑問なアングル。バシリスクの水上を走る姿を水中からって、いったいどうやって?
とにかくこの高画質と高音質は映画館で観る価値ありです。風速30Mの音なんて想像だけではとてもおっつかない。

初めて観る生態も多く、ヤシを石で割るプロの猿はすでに無口な職人のような風格まで漂っていて面白い。絶壁を逃げる小鹿も初めてのくせに挑戦的な威嚇をしたり。
ただどれにも言えることは当然ですが必死に生きて次の世代の命をつないでいこうとしてるってこと。自分も含め、草食な人間は、生物としての姿勢はどうなんだろう…。

もし自分が動物だったらと想像して、逃げ足が遅いのであっというまに餌食だろうとは思ったんですが。それでもコモドオオトカゲに狙われるのは嫌だな。すごくいやだな!せめてひとおもいにやってほしい。

しかし関根勤とタモリのせいで鳥の求愛ダンスが冷静に観られなくなりました。思い出して吹きだしてしまう。どうしてくれる(笑)!

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人生、ここにあり!

23ff54d9.jpeg監督:ジュリオ・マンフレドニア
出演:クラウディオ・ビジオ、アニータ・カプリオーリ、ジュゼッペ・バッティストンほか
公開中→「人生、ここにあり!」公式サイト

≪あらすじ≫ 80年代のイタリア。労組活動に燃えすぎちゃったネッロは元精神病患者が集められてる組合に異動させられる。彼女にもふられ、職場では無気力な元患者を相手にして、意気消沈のネッロだったが、ある時彼らの意外な才能に気付き、普通に・労働する・を開始するのだが…

ゆるいヒューマン・ブラック・コメディ。
オープニングの曲からもうツボにびっちりはまってしまいました。この映画は好物!
気まずい空気をはたで見てるとおかしいのです。いきなりネッロが患者に懐かれるも、そんな懐かれ方は怖いって(笑)。新理事長が写るたびにニヤニヤしちゃいました。なんだこの偽デニーロ(笑)!たまらんです。

実はネタは個人的に苦手ジャンルなんですが…偏見が自分の中にあって。でも可能性を諦めずに、失敗してもチャレンジするって素晴らしいじゃん。と素直に思えます。そうそううまくいかないだろうし、キレイごとって言われるだろうけれども、いい映画なんだよ~。なんて思ってたら、なんと実話をもとにしている作品でした。イタリアおそるべし!この当時からイタリアには精神病の病院が無いそうです。

ただ、誰にでもウケルタイプの作品ではないかもしれない。「リトル・ミス・サンシャイン」など、まったりちょっと吹きだすテイストでのコメディ好きな方にはハマること保証。
 

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プロフィール

HN:
藤井みつる
HP:
性別:
非公開
職業:
漫画家
趣味:
映画鑑賞と寝ることと城
自己紹介:
好きな映画
……《邦画》 太陽を盗んだ男、鬼畜、穴、切腹、キッズ・リターン、しとやかな獣、蝉しぐれ、クレヨンしんちゃん嵐を呼ぶモーレツ!オトナ帝国の逆襲、築城せよ!、MIND GAME、ジャズ大名
……《洋画》 新しき世界、ニューシネマパラダイス、リトル・ダンサー、バベットの晩餐会、暗くなるまで待って、オールド・ボーイ、グラン・トリノ、バーバー、キリクと魔女、ロック、ストック&トゥー・スモーキング・バレルズ、ペーパー・ムーン、アパートの鍵貸します、トイ・ストーリー、ブラス!、デリカテッセン、ベルヴィル・ランデブー、カイロの紫のバラ、ヘドヴィグ・アンド・アグリーインチ、死刑台のエレベーター、オーケストラ!、アンプロフェット、ゴッド・ファーザー、ユージュアルサスペクツ、ドリームガールズ、ブルース・ブラザース、バグダッド・カフェ、シザーハンズ、善き人のためのソナタ、レザホアドッグス、クール・ランニング、ぼくのエリ200歳の少女、ペテン師とサギ師~だまされてリビエラ~、アーティスト

 

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