撮影:BBC Earth
公開中→「ライフ」公式サイト
≪内容≫ 制作6年、費用35億円。世界の動物の命をめぐる営みをとらえたドキュメンタリー。
まず映像の高画質度合いがものすごい。ゴリラの毛の一本一本まで認識できそう。クッキリしすぎて、逆にシュールレアリズムの絵画を観るような錯覚まで引き起こす。
さらにはいったいどうやって撮影してるのかと疑問なアングル。バシリスクの水上を走る姿を水中からって、いったいどうやって?
とにかくこの高画質と高音質は映画館で観る価値ありです。風速30Mの音なんて想像だけではとてもおっつかない。
初めて観る生態も多く、ヤシを石で割るプロの猿はすでに無口な職人のような風格まで漂っていて面白い。絶壁を逃げる小鹿も初めてのくせに挑戦的な威嚇をしたり。
ただどれにも言えることは当然ですが必死に生きて次の世代の命をつないでいこうとしてるってこと。自分も含め、草食な人間は、生物としての姿勢はどうなんだろう…。
もし自分が動物だったらと想像して、逃げ足が遅いのであっというまに餌食だろうとは思ったんですが。それでもコモドオオトカゲに狙われるのは嫌だな。すごくいやだな!せめてひとおもいにやってほしい。
しかし関根勤とタモリのせいで鳥の求愛ダンスが冷静に観られなくなりました。思い出して吹きだしてしまう。どうしてくれる(笑)!
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