演出:クアク・ジョンファン
脚本:チョン・ソンイル
出演:チャン・ヒョク、イ・ダヘ、オ・ジホほか
公式サイト→「推奴~チュノ~」
《あらすじ》 17世紀朝鮮。王権が弱まり悪徳臣下たちが陰謀を張り巡らせていた。市井では両班(貴族)達kから逃げ出す奴隷が後を絶たず、その奴隷を捕まえる賞金稼ぎのチュノと呼ばれる者たちがいた。三人組で仕事をしているチュノ=テギルはもとは貴族だったが没落し、そのきっかけとなった使用人の女=オンニョンを探し続けている。テギルのかつての恋人でもあるオンニョンだが、ひょんなことから逃げ出した奴隷のソン・テハと行動をともにすることに。ソン・テハは元軍人だが今は逃亡した奴隷の身。実はソン・テハは王の孫を守る役目を果たすために、王孫のいる島を目指している。そのソン・テハをテギルが捕まえに追うのだった。一方奴隷たちは反乱を計画し…
日本での発売が開始された時のうたい文句が「男がハマる」だったような。
事実ラブロマンス度は低め。男同士の友情もほどほどにありまして。でも何よりもまず1にアクション2にアクション。これは確かに女子より男子が好きかもしれません。
出てくる男性陣が井上雄彦先生が描くようなスラムダンクボディ!「その服着てる意味あるのか」と聞きたくなるような着衣で惜しげもなく披露。出てる方々は30歳オーバーが多く、体を作り上げる努力には感服。BL好きな女子や筋肉ふぇちにはたまらない一品。
主演のチャン・ヒョクもオ・ジホも別のドラマで見てるはずなのに、このドラマではあまりのカッコ良さにクラクラします。なんでだろうなあと思ったら、その秘密はヒゲだ!そう、私はヒゲフェチなのだ!!
韓国の俳優さんは面長な顔の輪郭だからヒゲが似合うんだよ~~~。鼻血出そうですよ。時代劇ではほぼ全員ヒゲですからね。ヒゲ天国。
とにかくむやみやたらと出てる俳優さん達がカッコよく、その反面足手まといになりっぱなしのヒロインにはイライラ。だから女子人気低いんだろうか。若いころの小手川祐子さんみたいで美人なんだけどね。
このドラマは脇役のオジサンたちもカッコ良い。脇役でお茶目なドジオジサンというのはよく見かけますが。この作品では決して顔の作りもいいわけでもないオジサンたちがキャラクターとしてカッコいいんだなあ。メインの人たちの顔の良さだけじゃなく、群像劇として各見どころシーンがあるのはまた楽しい。主役のテギル達を執念深く追い続ける男の不気味さも際立って面白いのだ。この演出・脚本の方々を今後もチェックしていこうかなと思う。
加えて殺人鬼となる男の妻役の女性の演技が素晴らしい。いやあ…これは忘れられない。亜弓さんかと思うよ(^O^)。女優さんの顔も名前もよくわからないのですけど一見の価値アリです。
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