出演:ゲイリー・クーパー、イングリッド・バーグマン、エイキム・タミロフほか
誰が為に鐘は鳴る(1943) - goo 映画
《あらすじ》 1937年スペイン。内戦に明け暮れるスペインへ義勇軍で参加したアメリカ人の教授は、鉄道の橋を爆破する任務のために、左派で活動するジプシーたちと合流する。そこで知り合ったマリアと運命的な恋に落ちるが、作戦の遂行が思うように進みにくそうで、さらに作戦の意味自体もあやしくなってきた。しかし決行の日取りは着々と近付き…
映画「カサブランカ」で美しい~姿をみせていたイングリッド・バーグマンがベリーショートのヘアスタイルで中性的な美しさを画面にまんべんなく輝かせています。
なんやら複雑な事情がある割にはずいぶん急に燃え上がったなあ君たち…と思わなくもないが、逆に明日をも知れぬ命だからこそともいえるのかもしれないですね。
キスするときの「鼻は邪魔じゃないの?」の台詞が有名。日本人なら多少ぶつかってもそんなに邪魔じゃない気しますぜ。
ヘミングウェイの原作では、アメリカ人教授が青年の設定。映画ではゲイリークーパーとイングリッドが年が離れすぎなような。親子といっても不思議じゃないですね。この当時は色々経験も積んだ苦み走った大人の男がカッコイイて時代だったんだなあ。
公開が1943ということは第二次大戦中のアメリカ映画。戦意高揚の含みもあったんでしょうか。ラブラブでもあるが使命と正義感に燃える主人公だから分類をどうしたもんか。奮起させるというよりは戦争の虚しさを印象付けられる。
宝塚で公演される「誰がために~」に行く予定なのでずいぶん久々に鑑賞。宝塚でも娘役の方はショートカットで演じられているそうです。
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