というより第九をフルで聴いたのも実は初めて。
あまりにも有名な合唱のところくらいしか知りませんで。
行く前にどうやら第九一曲だけで80分近くあるようだと知って
居眠りしないかヒヤヒヤしつつ行ってみた結果。
素晴らしかった!!!
私はクラシック全くと言っていいほどわかりません。
その上で感じたことをずらずら書くので
解釈はおそらく的外れであります。
ちゃんとした解説を知りたい方は専門家が書いてるのを
ちゃんとチェックしてね!
第九、第一楽章から。
予想より激しい入りなのねえとぼやーんと聴き
第二楽章、第三、と進んでいくにつれて。
これはなんだか人生のようだなあと感じはじめ。
激流のような青年期→日々の仕事に追われる壮年期→穏やかな熟年期
ときまして。
そこへなにかの大病の宣告。
動揺がありながらも徐々にお迎えを受け入れる心構えになっていき
ついには「さあ!天国の門を開いておくれっさあー!!」
ここで合唱。
ところが。そこで終わりじゃなかった。
天国行ったかと思ったら、その後の気の狂ったような
ヤッフーワッショイ感が繰り広げられて
天界では久々の再会やお出迎えに狂喜カーニバル・・・・!!
そんな印象でした。
人生終焉くらいまではなんとなく予想範囲内であったものの、
(※あくまで勝手に考えた印象です)
その後の展開は遥か上に行ってしまわれた。
いやあーーいったい耳の聴こえなくなったベートーベンの脳内に
あの天界カーニバルはどんな風に流れて降りてきたのか。
ごめん、学校の音楽で習ったときには強烈な髪型くらいしか
記憶に残らなかったけど。
いまさらながらベートーベン天才・・・!
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