監督:アントン・コルベイン 出演:フィリップ・シーモア・ホフマン、レイチェル・マクアダムス、ウィレム・デフォー、ロビン・ライトほか →allcinema「だれよりも狙われた男」 [あらすじ]ドイツのハンブルク。イスラム過激派として国際指名手配されてる男が入国したと確認される。彼自身はテロとは無関係で亡命したいと主張。ドイツの諜報員バッハマンは、彼を密かに泳がせて、もっと大物を釣ろうと画策する・・・ |
裏切りのサーカスに比べたらまだ分かりやすいとはいえ、最初にヨーロッパと中東の社会情勢とアメリカの関係もおさえておかないと、この話のなにが緊張感あふれるポイントなのかがつかめない。
息詰まるアクション!ギリギリの駆け引き!なーんて感じではなく、地味っちゃ地味。
そこがむしろ実際の諜報活動ってこうなんじゃない?と感じさせます。ホレ、探偵だって実際の業務は地味だって聞くしね。
絵面は地味ながら、その時その人はなんと言うか?だけで何か国かの命運が左右されるというのは凄い瞬間です。
主演のフィリップ・シーモア・ホフマンの遺作になりました。
PR