結論から言うと面白かった。
今まで映画や舞台での三谷作品を数えるほどしか観てないのですが、あくまで群像劇のドタバタコメディのイメージしか持ってなかったんです。
この舞台は掛け合いの面白さもあるものの、登場人物の三者三様のキャラクター性をぐっと掘り込んだ内容になってました。各々が語る事実の側面から、心情が徐々に明かされていく作り。
イメージと違ってて驚きました。
勘太郎さんは声がお父さんにそっくりになってきましたねえ。目をつむってると一瞬わからなくなるくらいだ。
脚本・演出:三谷幸喜
出演:藤原竜也、中村勘太郎、吹石一恵
《あらすじ》 のちに有名な歌人となる石川啄木と、その情婦、さらに友人の三人での旅行。旅の宿での一夜の事件を最後に彼らは二度と会うことが無くなる。その事件の真相は…
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