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パンスターズ彗星

再び地球に彗星が近づいています。
今回はパンスターズ彗星。

地球に、というか太陽系をざっくり縦断していく感じで、日本からも見えるのは太陽に近づいたときという条件つき。

それも夜明け前の東の空・日没後の西の空、の低空の地点という観測にはあまりいい環境ではなさそうですが、比較的長い期間見られるものでありますので、ひょいと思い出したら空を見上げてみませんか。

日本で確認できるようになるのは3月10日以降。
東日本大震災から2年後の日に、空に祈りを送ろうと考えております。

詳細はこちらをどうぞ→国立天文台/パンスターズ彗星 のページに飛びます。

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レ・ミゼラブル

re.jpg監督:トム・フーパー
出演:ヒュー・ジャックマン、ラッセル・クロウ、アン・ハサウェイほか
公式サイト→「レ・ミゼラブル」

≪あらすじ≫19世紀フランス。パン一個の盗難で19年服役したジャン・バルジャン。神の教えに目覚め、ジャンは仮釈放中に逃亡して素性を偽り、実業家として成功する。不幸な女性ファンテーヌを助けて彼女の娘を守ると約束するジャン。しかしジャンの素性に気づいた警部ジャベールは、犯罪者を逃がさないと執拗にジャンを追うのだった。革命の嵐のなかで、ジャンたちをめぐる人々の運命が交錯する。


ビクトル・ユゴーの文学作品「レ・ミゼラブル」のミュージカルを映画として制作。
日本での訳で「ああ無情」とあるように、登場人物の9・5割がかわいそうな人々。

あらすじだけ見てもわかるように、ジャンバルジャンに特化して内容を追うと革命エピソードってそんなに重要ではないのですが、これは群像劇であり、可愛そうなジャンバルジャンを描くとともに、恵まれない境遇にある者たちも必死に生きて立ちあがり未来を目指す限り救いはある、と誇りを歌いあげる人生賛歌なのですね。と映画を見てこれまで抱いてたイメージを改めました。

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つづきはこちら

4b948f7c.png監督:ジョン・マッデン
出演:ジュディ・デンチ、ビル・ナイ、マギー・スミス、トム・ウィルキンソンほか
公式サイト→「マリゴールド・ホテルで会いましょう」

≪あらすじ≫一組の夫婦と、ゲイと、おひとり様と未亡人、そして恋愛求道者二人。老齢に至った7名がそれぞれの事情を抱えて、故国イギリスから新天地のインドのホテルへ移住する。かつての占領時代のような悠々自適な生活を夢見てきたら、ホテルはボロボロで食事も生活習慣もなじみ難い。ホテルのオーナーも自分の人生を捕まえようと躍起になっている。彼らは自分の先の道をどうするのか・・・


あらすじだけ書くとものすごく深刻そうですが、全体はコミカルなテイスト。
映画の最後に出てくる「不満があるうちは~」というモノローグも含蓄がありつつ人生を謳歌しようという意欲が感じられて、見終わった後に元気が出る映画でした。

人種も年も関係なく、誰の上にも時間は平等に過ぎていく。人生のどんなタイミングであっても、過去ばかりをみるか未来を見るかで、同じ一分の輝きがちがうねー!
当然ながら観客も年齢層がぐっと高めでした。
観終わったら高齢の方々も、明日どっか出かけてみようかな♪て気分になりそうです。
 

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ムーンライズ・キングダム

675b87d4.png監督:ウェス・アンダーソン
出演:ジャレッド・ギルマン、カーラ・ヘイワード、ブルース・ウィルス、エドワード・ノートンほか
公式サイト→「ムーンライズ・キングダム」

≪あらすじ≫1965年、ニューイングランドの小さな島。12歳のサムとスージーは運命的な恋におち、サムはボーイスカウトを脱走して、スージーは家出して。ムーンライズ・キングダムを目指して駆け落ちする。周りは必死で捜索するものの、もともと二人は問題児同士。もし見つかったからと言って孤児のサムを引き取る当てもなく、スージーも改心して優等生になるとも思えない。それでも二人の逃避行は周りの人たちを巻き込んで、さらには天候もまきこんで?意外な様相を見せ始める・・・


現代版「小さな恋のメロディ」とも言われてるらしい。にしちゃかなりとぼけた味わい。個人的に好き。
どう見たって接点がなさそうな、オタク容貌の少年とセクシー美少女の恋、てとこからして人を食ってる!
だのに冒頭のカメラワークからして洒落てるし曲とセリフの兼ね合いもうまくて面白いのです。
アメリカ映画ぽくないテイスト。北欧やフランス映画みたいな雰囲気。

ブルースウィルスもよかったです。どうしてもアクションのイメージがぬぐえないけど、いやいや、しょぼくれた中年の悲哀も出てナイスでした!
 

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王になった男

a8c4d440.png監督:チュ・チャンミン
出演:イ・ビョンホン、リュ・スンリョン、ハン・ヒョンジュ、キム・イングォン、ほか
公式サイト→「王になった男」

≪あらすじ≫ 朝鮮王朝15代の光海君。彼は日々反対勢力に命を狙われて神経をすり減らしていた。王がひそかに出した指令は影武者を立てろというもの。売春宿で道化師をしているハソンに白羽の矢が立ち、その矢先に王は暗殺計画に倒れ、王の回復まで急遽ハソンが王として振る舞わねばならなくなる。当初はあまりの環境の違いに戸惑っていたハソンだが、いつしか民を思う国父としての感情が芽生え・・・

まず一言感想言うと、とても面白かった!
映画前半はけっこうどぎつい下ネタだのピーだのと、下品なネタが続く。それも教養のない下層級の民ハソンを描くためだろうとは思うのですが、微妙に引く程度にはきつい下品さ。

しかしこれが、中盤からは(韓流ラブかよと鼻で笑う方もいるかもしれませんが)王妃に一目ぼれしたことにより、徐々に政治や正義に目覚めていく。きっかけとして好きな女性にいいとこ見せたいから!て身近な理由てのもナチュラル。
 

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プロフィール

HN:
藤井みつる
HP:
性別:
非公開
職業:
漫画家
趣味:
映画鑑賞と寝ることと城
自己紹介:
好きな映画
……《邦画》 太陽を盗んだ男、鬼畜、穴、切腹、キッズ・リターン、しとやかな獣、蝉しぐれ、クレヨンしんちゃん嵐を呼ぶモーレツ!オトナ帝国の逆襲、築城せよ!、MIND GAME、ジャズ大名
……《洋画》 新しき世界、ニューシネマパラダイス、リトル・ダンサー、バベットの晩餐会、暗くなるまで待って、オールド・ボーイ、グラン・トリノ、バーバー、キリクと魔女、ロック、ストック&トゥー・スモーキング・バレルズ、ペーパー・ムーン、アパートの鍵貸します、トイ・ストーリー、ブラス!、デリカテッセン、ベルヴィル・ランデブー、カイロの紫のバラ、ヘドヴィグ・アンド・アグリーインチ、死刑台のエレベーター、オーケストラ!、アンプロフェット、ゴッド・ファーザー、ユージュアルサスペクツ、ドリームガールズ、ブルース・ブラザース、バグダッド・カフェ、シザーハンズ、善き人のためのソナタ、レザホアドッグス、クール・ランニング、ぼくのエリ200歳の少女、ペテン師とサギ師~だまされてリビエラ~、アーティスト

 

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