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大洗にも星はふるなり

0928f781.jpeg監督:福田雄一
出演:山田孝之、山本裕典、ムロツヨシほか
→allcinema[大洗にも星はふるなり]

≪あらすじ≫茨城県の大洗海岸。そこの海の家で一緒にバイトしてた男たち6人。クリスマスイブに彼らはまた海の家に集合するが、それは各自が一人の女に手紙で呼び出されたため。我こそは彼女の本命だと主張するも・・・


いったい東京ドーム4個分のブスってどんななんだ(笑)
山田孝之の突き抜け感がたまりません。素敵にアホでキモイです(笑)。
ずるいよーのくだりも吹いたww



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はやぶさ 遥かなる帰還

e6afd9ad.jpeg監督:滝本智行
出演:渡辺謙、江口洋介、夏川結衣ほか
→allcinema[はやぶさ 遥かなる帰還]

≪あらすじ≫ 日本中を感動させた、小惑星探査機はやぶさ のプロジェクトの道のりを描く。


この年にははやぶさの映画が3本ありました。
そのうちの一本。

こちらは記録映画とエンタテイメントの間といった雰囲気でした。
擬人化して感動を呼ぶとかってタイプではないです。
プロジェクトに関わった人々に焦点をあてた感じ。

正直、映画としてはかなり地味です。
でも実際の現場ってのははたから見てればこういう感じに地味で、でもその中でみんなが自分にできる精一杯を出してるもんだろうなと思う。

バルスは本来ラピュタの滅びの呪文じゃないのよ~!






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必死剣 鳥刺し

hissikenn.jpg監督:平山秀幸
出演:豊川悦司、池脇千鶴、吉川晃司ほか
→allconema「必死剣 鳥刺し」

≪あらすじ≫ 江戸時代、東北の小藩。宴席で、突然殿の側室を殺害した近習頭取の三左衛門。そこに至るまでには、殿が側室に骨抜きにされて領民を顧みず、姻戚筋の話も聞く耳持たず圧政を敷くようになっていたからだ。斬首もやむなしと覚悟を決めた三左衛門。唯一の心残りは面倒を見ている義理の姪=里尾だった。しかし予想外に刑は軽く、その上出世の道まで。それには裏があったのだが・・・


藤沢周平原作。
こころなしか藤沢周平原作だと力の入り具合が違う気がします。
殺陣の場面は生生しいくらいで。短いのを選択したときにさすがだわ!と思いました。
けっこう残酷だからR指定ついてるやも。

一言でいったら悪徳上司にいいように駒に使われて一生を棒に振ってしまった話。というと身もふたもない。

サラリーマン的侍だったとはいえ、どう考えてもごくつぶしのろくでもない上司=殿より、敵対する別家のほうがついていきたいリーダーだ。
でも侍らしい侍だったばかりに、システムに逆らうこともなく、腹黒上司=中老の思うが儘に動かされてしまった。
悲哀といえばそうなんだけど、自分の頭で考えて、はめられてる、と疑ったりはしなかったのかい・・・?
そんな考え自体が平成なのかもしれませんね。

妻を亡くしてから死に場所ばかりを探していた三左衛門だったが、はたして里尾はそんなかれに唯一ともった現世への未練だったのか、それとも覚悟を決めたからこその情けだったのか、どっちなのかははっきりわからない。

うん、でも、どんなにすごい必殺剣だと言われても、まあ人間がやるものだから・・・「え、これ?」と思ってしまうけどそこは仕方ないですよね。
たしかにこの必殺剣はそうそう出せない。

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パッチギ!LOVE&PEACE

pattigi2.jpg監督:井筒和幸
出演:井坂俊也、中村ゆり、西嶋秀俊、藤井隆ほか
→allcinema[パッチギ!LOVE&PEACE]

≪あらすじ≫ 前作『パッチギ!』の10年後設定の続編。舞台は東京。在日朝鮮人のアンソンは息子の難病の治療のため、家族で東京の叔父宅へ。ひょんなことからアンソンは国鉄職員の佐藤と仲良くなり、懇意に。妹のキョンジャは、甥っ子の治療費のためにも芸能界入り。しかしそこで突きつけられるのは、在日を認めない日本芸能界の壁だった。いっぽうアンソンは金のためにやばい密輸へ手を出す。。。


前作『パッチギ!』のメインメンバー3人が活動休止というびっくりな事態だったためか、メインの二人のキャストを変えての続編。

個人的に病気ネタが好きじゃないので、あまりツボに入りませんでした。

LOVE&PEACEとタイトルにあるのだから、これで特定の歴史観や思想を植え付けようって作品じゃないと思う。
在日の人を描くなら避けて通れないバックボーンとして、強制労働などが描かれているのだと判断。

大事な家族があって、自分の親たちが通ってきた道を誇りに思う。それは国籍がどこだろうが関係なく、誰でも抱く感情だと思う。
同じ人間として誰でも幸せを求めて生きる権利がある。てことを言いたいんじゃないかなー。



 

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パッチギ!

pattigi.jpg監督:井筒和幸
出演:塩谷瞬、高岡蒼甫、沢尻エリカほか
→allcinema「パッチギ!」

≪あらすじ≫ 1960年代京都。高校2年生の康介は朝鮮学校の女生徒に一目ぼれ。しかし彼女=キョンジャの兄アンソンは、康介の学校の不良たちとガッツリ敵対関係にある。それにもひるまず、キョンジャと親しくなりたいがため、彼女が弾いてた【イムジン河】をギターで覚え、たどたどしい韓国語も覚え、キョンジャの家族や仲間たちにも康介は受け入れられ始める。それに反してキョンジャの兄たちと康介の学校の不良たちとの抗争は激しさを増し・・・


7割ぐらいまでは、ロミオとジュリエットな展開。
対立派閥同士の男女が淡い恋に落ちる。

60年代といえば学生運動も盛んで、革命だーと叫ばれていた時代。
実際革命は、革命だのなんだのと無縁と思ってた康介が、ラジオ局で起こしてた。

イムジン河は日本でもしばらく放送禁止になっていて、解禁されたのはいつだっけな?
そんなに遠い昔じゃないはず・・。

この曲はもちろん朝鮮の人たちには特別な意味合いがあるんでしょう。私にはちゃんと推し量ることはできないが、ラジオ局のプロデューサーのセリフが監督の一番言いたいことだったんじゃないかな。

人の心にまで国境を書き込むことはやっちゃいかんよね。





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プロフィール

HN:
藤井みつる
HP:
性別:
非公開
職業:
漫画家
趣味:
映画鑑賞と寝ることと城
自己紹介:
好きな映画
……《邦画》 太陽を盗んだ男、鬼畜、穴、切腹、キッズ・リターン、しとやかな獣、蝉しぐれ、クレヨンしんちゃん嵐を呼ぶモーレツ!オトナ帝国の逆襲、築城せよ!、MIND GAME、ジャズ大名
……《洋画》 新しき世界、ニューシネマパラダイス、リトル・ダンサー、バベットの晩餐会、暗くなるまで待って、オールド・ボーイ、グラン・トリノ、バーバー、キリクと魔女、ロック、ストック&トゥー・スモーキング・バレルズ、ペーパー・ムーン、アパートの鍵貸します、トイ・ストーリー、ブラス!、デリカテッセン、ベルヴィル・ランデブー、カイロの紫のバラ、ヘドヴィグ・アンド・アグリーインチ、死刑台のエレベーター、オーケストラ!、アンプロフェット、ゴッド・ファーザー、ユージュアルサスペクツ、ドリームガールズ、ブルース・ブラザース、バグダッド・カフェ、シザーハンズ、善き人のためのソナタ、レザホアドッグス、クール・ランニング、ぼくのエリ200歳の少女、ペテン師とサギ師~だまされてリビエラ~、アーティスト

 

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