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人生はマラソンだ!

監督:ディーデリック・コーパル
出演:ステファン・デ・ワレ、マルティン・ヴァン・ワールデンベルフ、フランク・ラマース、マルセル・ヘンセマほか
→allcinema「人生はマラソンだ!」
[あらすじ]
仕事もプライベートもさえない、勤労意欲も低めな仲良しオッサンがそろっている工場。経営があやしくなり、苦肉の策で考えたのが、ひと月後のロッテルダムマラソンを利用することだった・・・


オランダで大ヒットした作品。
ダメおやじが一念発起して、家族との関係も改善されていったりと
負け犬が一発逆転する!て気持ち良い後味。
だけではない。
詳しく言うとねたばれになるから言わないが。
コメディ・・・?のはず?

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her/世界でひとつの彼女

監督:スパイク・ジョーンズ
出演:ホアキン・フェニックス、エイミー・アダムス、ルーニー・マーラ、声スカーレット・ヨハンソン他
→allcinema「her/世界でひとつの彼女」

[あらすじ]近未来のロサンゼルス。手紙の代筆業をしているセオドア。仕事は順調だが妻とは離婚協定中で私生活はぱっとしない。そんなとき最新OSを自宅パソコンに導入したところ、そこにはデジタルな彼女という新たな存在が・・・
ざっくりいえば、パソコンと恋愛してるようなものなので、一人でぶつぶつOSと話しながら歩いてたりとかその他もろもろの行動が、気持ち悪いっちゃそういえるかもしれない。

そこまで思わないとしても、例えば自分が友人だったら「目覚ませよ」と言いたくなりそうではある。けど。
彼のこんなにも幸せそうな様子をみたらデジタル彼女を果たして否定できるだろうか。
ちょいと私は自信ない。

いったい存在とは?恋愛とは?定義をどこに置いて考えたらいいのか揺らいでくる。
未来像としてあり得ないわけじゃない気がします。だってIphoneのSiriだって、下手な女子顔負けのウィットにとんだ会話をしてくるじゃありませんか!

相手がOSというだけで感情の動きはふつうの恋愛となんら変わりはない。喜びも悲しみも一通り。切ないけど最後にほのかな希望を感じる、大人ないい映画でした。

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NO

監督:パブロ・ラライン
出演:ガエル・ガルシア・ベルナル、アルフレド・カストロ、ルイス・ニェッコほか
→公式サイト「NO」
[あらすじ]1988年、南米チリ。長年のピノチェト独裁政権は世界から批判をうけ、その懐柔策として、ピノチェト政権を支持するか否かの国民投票を実施することに。政府の思惑は、投票は実施すれど、あくまで国際批判にたいしての体裁を整えるためだけ。投票に向けて、一応YES派とNO派それぞれのテレビCMを製作しはじめるが・・・
ビンテージカメラを使用した撮影で、実話ベースのフィクションではありますが、まるで記録フィルムを観ているかのようなテイストです。

それまでずっと独裁政権下での圧政、強制収容などがあったので、NO派のCMを作るのにもかなりの覚悟を要求されます。
そのうえで、『たかが』短いCMで国民の気持ちを獲得しなければならない。

広告マンの手腕が最大問われる仕事。失敗すればのち命はないかもしれません。
そのうえで撮ったCMは。

ここでCM内容言っちゃうとネタバレになるんで控えときますが、これが理想的な革命の在り方かもしれないね。

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女子ーズ

監督:福田雄一
出演:桐谷美玲、藤井美菜、高畑充希、有村架純、山本美月ほか
→allcinema「女子ーズ」

[あらすじ]ただ単に名前に色が入ってるってだけで、勝手に集められて、勝手に平和を守る戦隊にされてしまった女子たち。レッドは一応まじめで招集をかけるんだけど、女子ってほら、いろいろあるじゃん・・・?
今観ると、その後に売れ売れになった旬な女優さんたちばかりで、なかなか贅沢な一品。
のはずなんだけど、そんな贅沢をしながら、めちゃくちゃユルイ。
むしろ褒めてます。
ゆるければゆるいほど可笑しい。

話もあるんだかないんだかってところではありますが、意外と最後まで観てってもほほえましく眺めてしまう。妙で笑える戦隊映画(?)。

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ストックホルムでワルツを

監督:ペール・フリー
出演:エッダ・マグナソン、スベリル・グドナソン、シェル・ベリィクヴィスト、ヴェラ・ヴィタリほか
→allcinema「ストックホルムでワルツを」

[あらすじ]スウェーデンのジャズ歌手、モニカ・ゼダールンドの伝記映画。歌手のエッダ・マグナソンが女優初挑戦でかつ歌も実際に歌っている。電話交換手のシングルマザー、モニカ。ジャズシンガーの成功を夢見るが、挫折を味わうことになり・・
伝記映画ではありますが、うまいことエピソードつないである感じで、無理なく流れるように進みます。タイトルで間違いそうだけどワルツじゃない。ジャズです。あくまで曲のタイトルが「ストックホルムでワルツを」なだけ。ちょいまぎらわしいですね。

えらいわがままな女とも見える時代もあるけれど、当時女は家にいて子供の面倒みてりゃいいんだ!て価値観の中で、自分の夢を追っていくには、わがままなくらいの我の強さが必要だったかもしれません。

しかし昔のアーティスト系にはよくあるけど、身を持ち崩していくと芸が磨かれてく感じがあるのはなんでなんでしょうね。

さて主演のエッダ・マグナソン。若いころのカトリーヌ・ドヌーブみたい。美女だ!それに加えて彼女の歌ってる全編のジャズの名曲たちが絶品。声がいいんだよ~。
ジャズ好きなら観ておいて損はないです。

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プロフィール

HN:
藤井みつる
HP:
性別:
非公開
職業:
漫画家
趣味:
映画鑑賞と寝ることと城
自己紹介:
好きな映画
……《邦画》 太陽を盗んだ男、鬼畜、穴、切腹、キッズ・リターン、しとやかな獣、蝉しぐれ、クレヨンしんちゃん嵐を呼ぶモーレツ!オトナ帝国の逆襲、築城せよ!、MIND GAME、ジャズ大名
……《洋画》 新しき世界、ニューシネマパラダイス、リトル・ダンサー、バベットの晩餐会、暗くなるまで待って、オールド・ボーイ、グラン・トリノ、バーバー、キリクと魔女、ロック、ストック&トゥー・スモーキング・バレルズ、ペーパー・ムーン、アパートの鍵貸します、トイ・ストーリー、ブラス!、デリカテッセン、ベルヴィル・ランデブー、カイロの紫のバラ、ヘドヴィグ・アンド・アグリーインチ、死刑台のエレベーター、オーケストラ!、アンプロフェット、ゴッド・ファーザー、ユージュアルサスペクツ、ドリームガールズ、ブルース・ブラザース、バグダッド・カフェ、シザーハンズ、善き人のためのソナタ、レザホアドッグス、クール・ランニング、ぼくのエリ200歳の少女、ペテン師とサギ師~だまされてリビエラ~、アーティスト

 

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