監督:スパイク・ジョーンズ 出演:ホアキン・フェニックス、エイミー・アダムス、ルーニー・マーラ、声スカーレット・ヨハンソン他 →allcinema「her/世界でひとつの彼女」 [あらすじ]近未来のロサンゼルス。手紙の代筆業をしているセオドア。仕事は順調だが妻とは離婚協定中で私生活はぱっとしない。そんなとき最新OSを自宅パソコンに導入したところ、そこにはデジタルな彼女という新たな存在が・・・ |
そこまで思わないとしても、例えば自分が友人だったら「目覚ませよ」と言いたくなりそうではある。けど。
彼のこんなにも幸せそうな様子をみたらデジタル彼女を果たして否定できるだろうか。
ちょいと私は自信ない。
いったい存在とは?恋愛とは?定義をどこに置いて考えたらいいのか揺らいでくる。
未来像としてあり得ないわけじゃない気がします。だってIphoneのSiriだって、下手な女子顔負けのウィットにとんだ会話をしてくるじゃありませんか!
相手がOSというだけで感情の動きはふつうの恋愛となんら変わりはない。喜びも悲しみも一通り。切ないけど最後にほのかな希望を感じる、大人ないい映画でした。
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