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斬る

kiru.jpg監督:岡本喜八
出演:仲代達也、高橋悦史、中村敦夫、久保明ほか
斬る(1968)(1968) - goo 映画

《あらすじ》 江戸時代。とある宿場町に二人の男がやってくる。元武士と元農民。その宿場で、悪評高い筆頭家老が青年武士団に暗殺される。武士団を討つかのように装って、次席家老は次の実権を握ることを画策。武士団はそのことを江戸屋敷にいる藩主に伝えようと考えるも、山の頂にある小屋に閉じこもったまま身動きが取れない。二人の謎の男はその二つの勢力にはさまれ…


文句なしに面白い!
仲代達也演じる元武士が、この男は次に何するつもりなんだろうとワクワクさせます。武士団が7人であること、元農民が武士にあこがれてること、浪人がかき回すことから、黒澤明の「七人の侍」「椿三十郎」を彷彿としますが、とりあえず「椿~」とこの作品の原作「砦山の十七日」が同じ山本周五郎だから当然かもしれません。

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つづきはこちら

乱れる

midareru.jpg監督:成瀬巳喜男
出演:高峰秀子、加山雄三、草笛光子、三益愛子ほか
乱れる(1964) - goo 映画

《あらすじ》 礼子は姑と義理の弟と三人で酒の小売店を営んでいる。亭主は戦争で18年前に亡くなっている。義理の妹たちは今後を考えると礼子は家から出るなりしたほうがいいのではないかと言うが、義理の弟は断固反対する。義弟はずいぶん前から礼子を慕っていたのだ…


観る前はタイトルから、どんな危険なめくるめく愛の世界が?!でも成瀬監督作品だし?と思っていましたが。めくるめいてはいないものの、なんというか観ていてちょっとドキドキする。困るよ…。
子どものころから知ってる義理の弟にそんなん言われたら、どうすりゃいいの。

しかし普通に接していた時・告白後・そのあとの微妙な近寄り感、それぞれの空気が目に見えるように違う。これはねえ…周囲の人もみたらわかってしまうよ。この二人はなんかあるよねと。ああ、困る困る。

設定は、礼子はわずか半年の結婚生活、その後18年を嫁ぎ先で暮らしたってことなので、36歳。当時としてはけっこうオバさん的な年齢では?25歳の加山雄三とかあ。なかなか衝撃的な作品だったんではないかしら。終わり方も衝撃。礼子の18年はいったいなんだったのか…。

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あずきの力

azuki1.jpg大ヒット商品らしいっすね。
じゃーん! 
あずきのチカラ→

レンジでチンしてわずか5分目にのせるだけで血行よくなるということで。目を酷使する仕事だもんでやってみた。

オイオイオイオイオイ、すげ~~~気持ちいい!
貧血の時に鉄剤飲んだら急に視界がクリアになったことがあるが、まさに同じことが!顔からおろして目を開けたら、なんだこのワントーンは明るくなった視界。
スバラシイッ

是非目カイロを広めたいなあということで。
幸い形状もサングラスっぽいし。眼鏡萌えっことしてもイケそうな気がします。つうか眼鏡萌えも所詮元がいい人ってところが基本なんだ。
CMやってくれたら広がる気がするよねえ。
4e5ad219.jpegまずはビヨンセ。
ayu.jpg浜崎あゆみも。案外ナチュラルです。
hiro.jpg若手イケメン水島ヒロにも。誰かわかりません。
hukuyama.jpgイケメンの殿堂福山雅治にも登場願いました。

よろしかったら皆さまも試してくださいませ。目の周りの血行が良くなるわけだから、日ごろ目の下のクマに悩む方にもいいかもしれません。

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幸福

kouhuku.jpg監督:市川昆
出演:水谷豊、永島敏行、中原理恵、市原悦子ほか
原作:エド・マクベイン「LADY!LADY!I DID IT」
Yahoo芸能ネタりか「幸福」

《あらすじ》 本屋で三人が射殺される。通り魔なのか、あるいは誰かを狙ったものなのか。その捜査にあたる二人の刑事。一人は妻に出ていかれて二人の子供を抱えている男、もう一人は事件の被害者の恋人。事件の捜査と合わせて、関係者たちの周辺の事情が浮かび上がる…


市川昆監督の幻の名作といわれていた作品だそうで、リンク先にも説明されてる通り、なぜか長いこと上映もビデオ化もされなかったのが今年になって発売されることになったそう。
ありがたいことにスカパーで放映してくれたので鑑賞。

希望を感じさせるラストですが、全体は正直さわやかな気分にはなれませんです。

このタイトル「幸福」から、いろいろ考えさせられる作品。
登場する人たちは、みなそれぞれ「幸せってこうじゃないんじゃないか」「ここじゃないどこかにあるんじゃないか」と何かしらの形を求めて行動している。しかしそれぞれの道が哀しく絡み合い、着地点が見つからない人生になってしまっている。ちょっと違うけど、今で言うなら自分探し、的な?
遠くを見ようとするほどに足元が見えなくなってしまっている。

それで被害をこうむってしまうのが弱い立場にある人たち。
映画の中で、いちいち二人の子供の言動が泣ける…。子どもって…大人が思ってるよりいろいろわかっているんだよなあ。
自分のエゴを抑えて、みんなとどうすれば幸せになるかを考えるべきなのね。

わたくし、大体にして自由業についてる段階で、もうエゴの権化のような人間でありますがね!
 

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星の王子様ミュージアム(箱根)

hosi5.jpg hosi4.jpg
hosi3.jpg hosi1.jpg

箱根旅行の際に立ち寄った「星の王子様ミュージアム」。hosi2.jpg
同行した友人が昔から大好きだということで、外せないポイントでありました。

作者の故郷の風景を再現してある街並み、そして作家本人が描いたイラストを立体におこした展示。有名なあの絵はなんと本人作だったんですね。
サンテグジュペリ本人についてほとんど知らなかった私も楽しく観て回れました。単純に綺麗だし!オススメスポットですわ。

敷地内にはフランス料理のレストランも併設。セットを頼みまして。星の王子様イメージのオムライスはなかなかのボリュームでした。

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プロフィール

HN:
藤井みつる
HP:
性別:
非公開
職業:
漫画家
趣味:
映画鑑賞と寝ることと城
自己紹介:
好きな映画
……《邦画》 太陽を盗んだ男、鬼畜、穴、切腹、キッズ・リターン、しとやかな獣、蝉しぐれ、クレヨンしんちゃん嵐を呼ぶモーレツ!オトナ帝国の逆襲、築城せよ!、MIND GAME、ジャズ大名
……《洋画》 新しき世界、ニューシネマパラダイス、リトル・ダンサー、バベットの晩餐会、暗くなるまで待って、オールド・ボーイ、グラン・トリノ、バーバー、キリクと魔女、ロック、ストック&トゥー・スモーキング・バレルズ、ペーパー・ムーン、アパートの鍵貸します、トイ・ストーリー、ブラス!、デリカテッセン、ベルヴィル・ランデブー、カイロの紫のバラ、ヘドヴィグ・アンド・アグリーインチ、死刑台のエレベーター、オーケストラ!、アンプロフェット、ゴッド・ファーザー、ユージュアルサスペクツ、ドリームガールズ、ブルース・ブラザース、バグダッド・カフェ、シザーハンズ、善き人のためのソナタ、レザホアドッグス、クール・ランニング、ぼくのエリ200歳の少女、ペテン師とサギ師~だまされてリビエラ~、アーティスト

 

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