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東京国際映画祭開幕!

23日からエコをテーマに、東京国際映画祭が始まりました。

カトリーヌ・ドヌーブをはじめ豪華ゲストも来日予定。

上映作品の解説をざっくり見てもどれも粒ぞろい!
うあああ~~観たいのがいっぱいだ~~~!!
なんでそんな時に限って時間がないのだ~~~~(T0T)

マジで。どの部門も面白そうなのが並んでるんですぜ。


すでに前売り受け付けがほとんど終わっており、
当日券受付が若干数という状況のようであります。
気になるのがあったらお早めに。

→東京国際映画祭公式サイト

普通に劇場公開中のでも観に行けてないものが何本かあるのに。体が二つ欲しい。

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靴についてブログでつぶやく

ふと試してみたら筆入れに足が入った。
いけるもんだなあ。

サイズとデザイン豊富な靴屋さんどこかにありませんか。
あきらめて子供靴履くべきか。


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ユゴ 大統領有故

yugo.jpg監督:イム・サンス
出演:ハン・ソッキュ、ペク・ユンシク、ソン・ジェホほか
ユゴ 大統領有故 - goo 映画

《あらすじ》 1979年に韓国で起きた、大統領暗殺事件。当時韓国は大統領の軍事独裁政権が敷かれていた。その大統領が秘書官らとともに、側近の情報部トップに暗殺された。その一日を追っていく。史実をもとに、実在の人物たちを描き出した半フィクション。


韓国国内ではタブーの事件だったそうで、この映画も上映反対運動が起きたという。有故とは日本語で言えば「有事」。

心理劇とも謳われており、確かに突然の事態に翻弄される周りの人々の動きや戸惑いなど淡々と映し出した社会派な映画。骨太。最後には実際の大統領葬儀の映像も流される。エンタメ要素は低いです。
たった一晩で運命がひっくり返ってしまう人間の一生を感じる。

見てて本能寺の変を思い出した。
人間の腹の中はとらえきれないもんだな…。

おびただしい血の量に胃がどうにかなりそうな気分も味わいつつ。見ごたえありました。何しろたった30年前の出来事。
すべてを見ていた料理長が、普通にもりもりご飯を食べてる姿が印象的。
歴史の重大事件だろうがなんだろうが、人間は息して食って生きていくんだって達観に似た気分になりました。

阪本順治監督の「KT]も合わせて鑑賞されると、より楽しいかも。日本で起きた金大中誘拐事件を描いた映画です。金大中はのちに韓国大統領になりました。 

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菊次郎の夏

kikujirou.jpg監督:北野武
出演:北野武、関口雄介、岸本加代子ほか
菊次郎の夏 - goo 映画

《あらすじ》 父を早くに亡くし、おばあちゃんと住んでる小三の正男。彼は夏休みに、おばあちゃんには内緒で遠くに住んでる母親に会いに行く決心を。それを聞いて心配した近所の主婦が、夫=菊次郎についてってやれといいつける。かくして二人の旅が始まるが、この夫がどうしようもないダメ男で…


バイオレンス一切ない、ハートフルなタケシワールド。
どうして夏の終わりってちと切ない気分がするんだろうね。

菊次郎が本当にしょうもないダメな大人なんだけどどうも嫌いになれない。子供にバカバカ言ってても愛のある「バカ」なんだ。
めんどくさがってる割には、けっして正男の手を離さない。カッコつけでも「大人はなあ、命がけで子供を守らなきゃいけないんだぞ」とか言っちゃうんだもんな。必死に正男を楽しませようとする姿にちょいとじーんとしましたよ。

寅さんもだけど、こう、ダメでしょうもなくて、迷惑ばっかりかけるんだけども、お茶目で心優しくて憎めない。あったかい笑顔なんだけど一抹の物悲しさもあり。
そういうテイストって最近あまり目にしないな。CMに注意書きのテロップ入りまくるような、せせこましい空気じゃ寅さんも菊次郎も生きにくいよね…。
もし知人の彼がこういう相手だったら、当然「やめなよ~」て言っちゃうけど!

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トーク・トゥ・ハー

toku.jpg監督・脚本:ペドロ・アルモドバル
出演:レオノール・ワトリング、ハヴィエル・カマラ、ダリオ・グランディネッティ、ロサリオ・フローレスほか
トーク・トゥ・ハー - goo 映画

《あらすじ》 不慮の事故で植物状態に陥ってしまった女二人。そして彼女たちにひっそり寄り添う男たち。彼らは病院で出会い、お互い彼女について、自分について話をしていくうちに友情を深めていく。それとともに彼らの愛情も描き出されていくのだが…
アカデミーオリジナル脚本賞、ゴールデングローブ外国映画賞受賞作品。


これ好きか嫌いかって言われたら苦手なタイプ…。しかし。一生忘れられないかもしれない。ものすごいっす。

植物状態の女を愛する、てアバウト情報は前もって知ってまして。どんなことになっても運命を受け入れて愛するのよ、美しいのよ、そんな内容かと予測して観始めたんですが。いやもう、浅はかでした。こうまで人間の深い業を見せつけられて明日から人間やってていいんだろうかって気分になりそうです。

感動の愛の物語チックな感じから、徐々に衝撃の事実が明かされてきたりするんですが、その後も生理的に受け入れがたい展開を迎えていきます。ある時点から自分の脳がこれをどう処理していいのか分からなくなりました。いやはやもうわけわかんなくて泣きそう。鳥肌たちっぱなし。

人によってはこの映画は、ゲージュツなのかどうなんか知らんが暗くてキモイど変態映画。むしろそう感じるほうが正しい在り方な気がするよ!この映画R-15とかではないのかしら。青少年に悪影響を与えるって写真はないけど展開が…違うワールドへの扉を開かせてしまいそうです…。
衝撃度MAXだけれども人にはオススメしがたい作品。
 

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プロフィール

HN:
藤井みつる
HP:
性別:
非公開
職業:
漫画家
趣味:
映画鑑賞と寝ることと城
自己紹介:
好きな映画
……《邦画》 太陽を盗んだ男、鬼畜、穴、切腹、キッズ・リターン、しとやかな獣、蝉しぐれ、クレヨンしんちゃん嵐を呼ぶモーレツ!オトナ帝国の逆襲、築城せよ!、MIND GAME、ジャズ大名
……《洋画》 新しき世界、ニューシネマパラダイス、リトル・ダンサー、バベットの晩餐会、暗くなるまで待って、オールド・ボーイ、グラン・トリノ、バーバー、キリクと魔女、ロック、ストック&トゥー・スモーキング・バレルズ、ペーパー・ムーン、アパートの鍵貸します、トイ・ストーリー、ブラス!、デリカテッセン、ベルヴィル・ランデブー、カイロの紫のバラ、ヘドヴィグ・アンド・アグリーインチ、死刑台のエレベーター、オーケストラ!、アンプロフェット、ゴッド・ファーザー、ユージュアルサスペクツ、ドリームガールズ、ブルース・ブラザース、バグダッド・カフェ、シザーハンズ、善き人のためのソナタ、レザホアドッグス、クール・ランニング、ぼくのエリ200歳の少女、ペテン師とサギ師~だまされてリビエラ~、アーティスト

 

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