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王になろうとした男

ouni.jpg監督:ジョン・ヒューストン
出演:ショーン・コネリー、マイケル・ケイン、クリストファー・プラマー、サイード・ジャフリーほか
王になろうとした男 - goo 映画

≪あらすじ≫ 19世紀、インド。ある新聞記者は偶然知り合った英国人二人と交流を深める。二人は壮大な計画を持っていた。ヒマラヤ奥地の地に行って王になろうと言うのだ。困難を乗り越えて目的の地へたどりついた2人は…


理想郷を追い求めた男たちの儚い生涯。
都合よすぎない~?て内容。王になってこんないいことを人々のためにしたいんだ!てわけでもなく…。どうなんだろうなあ、それ。「いつかビッグになってやる」ていう恥ずかしい若者と同じレベル。トップに登って為政者として目覚めるかと思いきや、野望が小っさ!!

前半かったるい。後半目的地に着いてからは緊張感も漂い、面白くなってきます。

作ってる側はそんなつもりないかもしれないけれど、未開の教養のない人種におれら親切に教えてやってる、ありがたがられた……なにおいが鼻につきます。エキゾチック素敵♪なんて魅せたってダメさね。アジアの人も鑑賞する可能性を考えてないんだろうか。制作当時の時代性なのか知らないが、そういう目線の映画珍しくないような気が。
個人的に好きじゃないなあ。
 

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荒野の用心棒

kouyano.jpg監督:セルジオ・レオーネ
出演:クリント・イーストウッド、マリアンネ・コッホ、ヨゼフ・エッガーほか
荒野の用心棒 - goo 映画

≪あらすじ≫ 19世紀ニューメキシコ。小さな町は二つの勢力に二分され、一般人は大変な迷惑をこうむっていた。そこにアメリカ人の流れ者がやってくる。早撃ちの腕前を見せるそのガンマンは町で荒稼ぎを狙うかと思いきや…


クリント・イーストウッドの出世作。あらすじはハッキリ言って黒澤明の「用心棒」そのまんま、といってもいい。実際用心棒に触発されて、監督がわざわざ名前を新たにしてまで作った作品。
西部劇が人気が出て、低予算映画だったにも関わらず、その後シリーズで「夕陽のガンマン」~に続く。

最近バラエティ番組でも使われているトランペットの音楽が、元はこの映画から。曲がいいですねえ。
乾いた空気とうらさびしい雰囲気が漂って、単純なガンアクションとは違うテイストをもたらしてる。
イーストウッドは「ダーティー・ハリー」からしか観てなかった。この当時映画界では無名だったイーストウッドの肌ツヤがよくって頬がテカテカしている…!ひげでワイルドに見せてはいますが元は色男ですな~。

荒野の~も面白かったが比べるなら私は黒澤「用心棒」に軍配。

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十一人の侍

samurai.jpg監督:工藤栄一
出演:夏八木勲、里見浩太郎、有川正治、西村晃ほか
十一人の侍 - goo 映画

≪あらすじ≫ 将軍の実弟、齊厚に理不尽に藩主を殺されてしまった忍藩。幕府に届けるもお家取りつぶしの危機に、齊厚の暗殺をはかる忍藩の藩士たち。


大体の話の流れは忠臣蔵と似てるかも。
後に水戸黄門の黄門さまになる役者さんが2人出演されてます。
たしか七人の侍の流れを受けて、時代劇が娯楽よりもリアル・ハード路線に行き始めたあたりの作品。
ラストの襲撃の場面などは七人の侍をほうふつとしつつ張るくらいの壮絶さ。

リアル・ハード寄りなだけに血がどくどくとか、スプラッタ苦手な身としてはちょっときつい場面もありました。
でもきっと現代では撮るのが難しい大名行列!靄の中から騎馬行列が街道に浮かびあがってくる場面があるんですが、今ならCGにしちゃうであろうところをこの当時はリアル騎馬。徐々に蹄の音が近づいて高くなってくるのを映画館で観てたら鳥肌もんではないでしょうか。撮影現場に居合わせてみたかったな…。

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スリーメン&リトルレディ

littlelady.jpg監督:エミール・アルドリーノ
出演:トム・セレック、スティーヴ・グッテンバーグ、テッド・ダンソン、ナンシー・トラヴィス、ロビン・ワイズマン
スリーメン&リトルレディ - goo 映画

≪あらすじ≫ 5歳のメラニーは実の両親とパパの友達2人の5人家族。パパも結婚してないからメラニーには3人のパパがいることに。みんなに愛されて幸せな日々を送る家族だが、ママはこのままではいけないのではないかと疑問を感じる。そこにママに求婚する男が現れ、メラニーとママはイギリスへ移住することに。家族はどうなる…?


スリーメン&ベイビーの続編。5年後の設定。
だそうです。
前作を見ていなくて、最初どういう関係なんだかいま一つわからなかったのだが、それでも楽しくってつい観てしまった。
こんなパパ達がいたら子供時代めっちゃ楽しいなあ。寝るときにオヤスミラップを歌い踊ってくれるんですぜ。
毎日笑って暮らせるわ。
大人なのに不器用な恋模様も楽しい。めんどくさいことすっとばせばいいのに、大人は世話がやけますね。

がちコメディのつもりの心構えをしてたんですが、意外に少しほろりとさせられ、最後にはみんな笑顔で終われる素敵映画。ライトだけれど元気出ますね。
前作も観てみよう…。

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下町ロケット

記事遅っなんだけども、直木賞に『下町ロケット』池井戸潤著/小学館が受賞。
さらには作中に登場する町工場が大田区で表彰されました~。
パチパチパチ!!!

内容はざっくり言うと、特許をめぐっての町工場と大手企業の対立。らしい。
すいません…買ったけどまだ読んでないので…。
でも大手ゼネコンの談合を描いた『鉄の骨』も面白かったので、下町~も絶対面白いと思いますよ!

そして。

小説読む時間と根気ないなあと言う方に。

8月からWOWOWで『下町ロケット』をドラマ化して放映されてるのです。
全5回。見逃した方は、28日にまた一話目再放送があるからチェックどうぞ!

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プロフィール

HN:
藤井みつる
HP:
性別:
非公開
職業:
漫画家
趣味:
映画鑑賞と寝ることと城
自己紹介:
好きな映画
……《邦画》 太陽を盗んだ男、鬼畜、穴、切腹、キッズ・リターン、しとやかな獣、蝉しぐれ、クレヨンしんちゃん嵐を呼ぶモーレツ!オトナ帝国の逆襲、築城せよ!、MIND GAME、ジャズ大名
……《洋画》 新しき世界、ニューシネマパラダイス、リトル・ダンサー、バベットの晩餐会、暗くなるまで待って、オールド・ボーイ、グラン・トリノ、バーバー、キリクと魔女、ロック、ストック&トゥー・スモーキング・バレルズ、ペーパー・ムーン、アパートの鍵貸します、トイ・ストーリー、ブラス!、デリカテッセン、ベルヴィル・ランデブー、カイロの紫のバラ、ヘドヴィグ・アンド・アグリーインチ、死刑台のエレベーター、オーケストラ!、アンプロフェット、ゴッド・ファーザー、ユージュアルサスペクツ、ドリームガールズ、ブルース・ブラザース、バグダッド・カフェ、シザーハンズ、善き人のためのソナタ、レザホアドッグス、クール・ランニング、ぼくのエリ200歳の少女、ペテン師とサギ師~だまされてリビエラ~、アーティスト

 

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