出演:松山ケンイチ、永作博美、蒼井優ほか
人のセックスを笑うな - goo 映画
《あらすじ》 美大生のみるめ。彼は臨時でやってきた20も年上のリトグラフの先生=ゆりにメロメロになる。そんなみるめを観て、仲間の女子=えんちゃんはもにょもにょと複雑…
俳優さんたち達者なんだろう。
観る前は「恋愛に傷ついたりするセンシティブな私たち…アンニュイ…だる…」みたいな映画かなあと思ってたんですが。いや、全く違うわけでもないけど、面白く観ちゃった。
それは何故かといえば、登場人物たちのやり取りがあんまりにも自然でリアルだから。恋愛での気持ちの浮き沈みを共感しちゃう。生々しさがほぼないところが女性が作ったんだな、という印象。かわいらしいです。
観てて学生時代を思い出した。こんな空気感だったよ。うん。いかにも美術系の人聴いてそうな曲とか。ユーロスペースとか。感触を思い出すくらいにリアルな。だからなんだか覗きでもしてる気分になってしまって、ラブシーンでは困ってしまった。
永作と蒼井に「触りたい」と言われるマツケンは仕事といえずいぶんオイシイじゃないか?!というか、20歳も年上で黒タイツでお腹までのパンツだろうがなんだろうが永作だからかわいいに決まってるのさ!自分に置き換えて妄想なんてまったくできず。冷静な自分がイヤン。妄想できたらかなり楽しいだろう。
ただ、あと50分縮めてもらえるともっといいな。二時間オーバーする必要かんじる紆余曲折ストーリーじゃあない。
ところでこの映画の会見時もデレデレだったマツケン。彼は実際に年上女性が好きなんだろうなあ。
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