出演:アーミル・カーン、Rマーダヴァン、オーミ・ヴァイディヤ、カリーナ・カブールほか
映画公式サイト→「きっと、うまくいく」
≪あらすじ≫ インドの有名工科大学。入学し寮で同室になった三人の青春グラフィティ。
正直、驚いた。
これまでボリウッドときくと、基本は歌と踊りがメインで何でもアリなトンデモ感を楽しみもの、てとらえ方でした。
ところが。何か違う。
まず大学生ってリアル設定が珍しかったし(さすがIT大国なだけに理系)、恋愛もあることはあるけど、若者たちの友情がメインで、かつ、カーストとは離れた個人個人の生き方を求めよう、て内容。
すんごく映画の中の世界が、ある意味現代的で西洋風でリアルに即したものになってきてる気がした。
歌と踊りはあるけどメインじゃない。おまけ程度。
間に休憩が挟まるくらい相変わらず長いけど、意外にもほろりとくるところもあって、楽しかったのです!
出演者も、[微妙に惜しいジュード・ロウ]「なんとなくイタリアンなニコラス・ケイジ]といった風情だったりで、やはりこれまでのボリウッドとは違う!たぶん若い・・・んですよね?
いままでのボリウッド特集とはこれからは毛色が変わっていって、純粋に、ストーリーや感動性など求める、インド映画祭などが今後開かれるようになるのかもしれないなあ~と別の感慨もいだきました。(もしかするとすでに開催されてるのかも)
嬉しい反面ちょっとさびしい。マツケンサンバを見てるときのように、なぜだか憎めなくてニヤニヤしちゃうんだよな・・・あれって貴重な持ち味でもあるよなあ。
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