出演:壮一帆、愛加あゆ、早霧せいな、未涼亜希、ほか
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雪組トップに就任した壮さん、組全員そろっての初公演になります。
原作はわざわざ説明するまでもない。有名な同名漫画。
最近まで宝塚版が、オスカル&アンドレ、以外にも今回のようにフェルゼン編だのアラン編だのいろいろバージョンがあるとは知りませんでした。
さて感想は。
一言で惜しい。
なぜか。出演者さんたちはみんな素晴らしい。特に壮さんの歌はけっこうじんとしちゃいました。二番手 早霧さんもオスカルがピッタリ!で、さらにアントワネットの新娘役トップの愛加さんも初めはかわいらしいテイストが、投獄されてる段階では声質まで意識して変えていて、縁者さんたちはほんとうに見ごたえがあった。
しかしなあ。いかんせん内容が残念だ。脚本・・・。全10巻の漫画の内容詰めること自体がかなり厳しいのだから、もっと整理してもいいんじゃ・・・。
ラストも唐突で、これでいいの?と宝塚に詳しい方に聞いたら、ベルばらは様式美なのであれも決まった型の一つであるということでした。そうなのか~。
せっかくの実力派がそろってるのに活かしきれてない感が満載で、もったいないと思いながら観劇してしまいました。
ムチたたきまくりのどS場面は楽しかったです。
ショーの部分は安心して観てました。踊れる方が多くて燕尾服も見ごたえがありました。
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