監督:小津安二郎
出演:原節子、司葉子、笠智衆、佐田啓二、佐分利信ほか
秋日和(1960) - goo 映画
《あらすじ》 男三人は早くに亡くなった友人の忘れ形見である、一人娘の嫁ぎ先を心配する。結婚相手にと部下の一人を紹介するとまんざらでもないようだ。しかし娘は未亡人である母と大変仲が良く、母が一人残るのは忍びないので結婚しないだろうということになり、男たちは一計を案ずるが…
BSで鑑賞。小津作品は有名なものしか観たことがない。
今まで観た他の作品も、人がいなくなって咳をしてもひとり、的わびしさだったなあ。
「晩春」の焼き直しかと思ったら、あえてそんなふうにしたものだそう。
晩春で娘役だった原節子が母親役で感慨深い。岡田茉莉子、岩下志麻なども出演。豪華陣。
お約束な床スレスレ設置のカメラ。猫の目線で観てるような世界は、のどかで品よく微笑ましい。日本人の姿…つっても都会の(金持ちでないにしろ)洗練されたコミュニティな気がする。距離感が。田舎の押し寄せるようなおせっかいとはまた違う。
現代とは時間の流れの感覚がずいぶん異なる。この映画公開当時は高度成長期だから、当時でも小津テンポはゆっくりに感じたのかもしれないな。
「愛せる」とさらっと何度も言ってるから、日本人がその言葉をあっさりと!て驚いてしまった。
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お約束な床スレスレ設置のカメラ。猫の目線で観てるような世界は、のどかで品よく微笑ましい。日本人の姿…つっても都会の(金持ちでないにしろ)洗練されたコミュニティな気がする。距離感が。田舎の押し寄せるようなおせっかいとはまた違う。
現代とは時間の流れの感覚がずいぶん異なる。この映画公開当時は高度成長期だから、当時でも小津テンポはゆっくりに感じたのかもしれないな。
「愛せる」とさらっと何度も言ってるから、日本人がその言葉をあっさりと!て驚いてしまった。
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