監督:スサンネ・ビア
出演:ミカエル・パーシュブラント、トリーネ・ディアホルム、ヴィリアム・ユンク・ニールセン、マークス・リーゴードほか
8月13日から全国順次公開
公式サイト→『未来を生きる君たちへ』
《あらすじ》 アフリカのキャンプで治療にあたっている医師=アントン。キャンプは殺人鬼ビッグ・マンの影に脅かされていた。一方アントンの家族はデンマークに住んでいる。彼の息子=エリアスは学校でイジメにあい辛い日々を過ごしてきたが、ある日転校生クリスチャンが現れ、イジメからエリアスを救い出す。しかしその方法は残虐。それぞれが、脅かすものに対して報復するのか赦すのかの選択をせまられて…
アカデミー最優秀外国語映画賞、ゴールデングローブ最優秀外国語映画賞受賞作品。
罪というものを、赦すべきか仕返しするべきか。
かなーり重いテーマを扱っていて、アフリカの場面はなかなか体験することはないでしょうけども、デンマークでのエピソードは身近で、いったいそこにいるのがもし自分だったら?と置き換えて考えながら見ると暗澹としてしまう。答えがでないのですよ…。
何が正しいかなんて誰が決めるんだっていうことで。
いざ直面したら感情的にはとても許せるもんではない。かといって自分の手を汚して報復?できるのか?ていうとこもあり。
正論では、そりゃあ報復を繰り返すだけでどうなるのか、というのは頭ではわかるけど。そう簡単に割り切れるもんでもないでしょうよ~にんげんだもの。
医師として正しくあろうとしたアントンにもその迷いは当然ありまして。
迷いの結果がものすごく後味が悪かったからこそのラストの展開があるのかもしれません。
アントンだけでなく妻にも息子や友達にも、どう行動するかを迫られる局面があります。
自分が万能でも聖人でもないと知るところから赦しは生まれるのかもしれませんね。
ゲゲゲの女房でも「自分が正しいと信じてる人はタチが悪い」てセリフで言ってたよ~。
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いざ直面したら感情的にはとても許せるもんではない。かといって自分の手を汚して報復?できるのか?ていうとこもあり。
正論では、そりゃあ報復を繰り返すだけでどうなるのか、というのは頭ではわかるけど。そう簡単に割り切れるもんでもないでしょうよ~にんげんだもの。
医師として正しくあろうとしたアントンにもその迷いは当然ありまして。
迷いの結果がものすごく後味が悪かったからこそのラストの展開があるのかもしれません。
アントンだけでなく妻にも息子や友達にも、どう行動するかを迫られる局面があります。
自分が万能でも聖人でもないと知るところから赦しは生まれるのかもしれませんね。
ゲゲゲの女房でも「自分が正しいと信じてる人はタチが悪い」てセリフで言ってたよ~。
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