忍者ブログ

100歳の華麗なる冒険

監督:フェリックス・ハーングレン
出演:ロバート・グスタフソン、イヴァル・ヴィクランデル、ダヴィド・ヴィバーグほか
公開中
公式サイト→「100歳の華麗なる冒険」

【あらすじ】アランは老人ホームから100歳の誕生日に脱走した。懐かしい爆音が聞こえたからなんとなく。そのままなんとなく彼の冒険が始まった。奇妙な仲間と大金とともに。

全編「そんなアホな」とツッコミをいれたくなるような、人を喰った内容の映画。
ひょんなことからギャングの大金を手にしてしまうけれども、特に焦ることもなく。他にも事件が起きるんだけど、みんな飄々としている。

それもそのはずというか。アランおじいちゃんはこれまでスペインの内乱や東西冷戦、スターリンの迫害、原爆開発の現場に常に居合わせてきたものすごい経歴の持ち主。
ときくと、うっすらアメリカの映画「フォレスト・ガンプ」も思い出すけど、あれはじんわりするいいお話だったがこちらはとってもブラック。
何しろアランは子供のころから爆弾作りが大好きな爆破マニアなのだ。

ちょっとやそっとじゃ動揺しない。
おじいちゃんのぶちかます100歳ギャグも味わい深い(笑)。
やっぱりじじばば映画好きだわー。

拍手

PR

マダム・マロリーと魔法のスパイス

監督:ラッセ・ハルストレム
出演:ヘレン・ミレン、オム・プリ、マニッシュ・ダヤル、シャルロット・ルボンほか
公開中。公式サイト→「マダム・マロリーと魔法のスパイス」

【あらすじ】ヨーロッパで店を構えようと、インド人一家が偶然やってきた。彼らが決めたお店の向かいには、ミシュラン一つ星を誇るフランス料理店が。そこのオーナー、マダム・マロリーと一家のパパはことごとく衝突。絶対味覚を持ってる次男がその難局を打破できるのか・・

ほんとうにフランス人はインド料理あんま食べないの?おいしいのにもったいない~。

さて映画はコミカルでテンポよく。いがみ合ってる間でさえも、どこかかわいくって。観ながらニヤニヤしちゃいます。
普通であれば仲良くなってハイめでたし!かもしれんが、これはさらにその先もあった。
でも始終幸せ♪な気分になれることうけあい。

香辛料くわしくないもんで、もはや映画の後半に出てくる料理は味の想像さえできなかったんですが、とにかく見ててお腹がへりました・・・

拍手

イヴ・サンローラン

監督:ジャリル・レスペール
出演:ピエール・ニネ、ギョーム・ガリエンヌ、シャルロット・ルボンほか
公開中
公式サイト→「イヴ・サンローラン」

【あらすじ】女性のハイブランド。有名なイヴ・サンローラン。その創始者であるイブと
彼を取り巻く人々を描き出した、実在の人物をモデルにした作品。


この主役のピエール・ニネを私は初めて観たんですけど、強烈な印象で忘れられなくなってしまった。
まず本人のスタイルがマネキンみたいに整っている。ハンサム・・・かどうかはちとわからないんだけど、役の「稀有な才能に恵まれているけれども繊細で不安定」というイメージにがっちりはまりすぎて。
イブ・サンローラン本人にしか見えなくなりそう・・

内容はイブがディオールのデザインを手掛けるようになるところから、自分のブランドを立ち上げて栄光と挫折を味わいながら、パートナーのピエールと過ごしていく20年間。

二人はゲイ・カップル。でももうそんなんどうでもよくなるね。観ていくと、才能と傷つきやすさを併せ持ってるイブはもろ刃の剣で、パートナーのピエールはそれを支えていく関係でありますが、だんだんピエールがオカン的役割になっていくのです。ピエール本人としちゃあつらいよなあ。そこまで到達したら唯一無二なので、恋人の胸の中に不動の地位ではあるものの。恋人というよりは息子の反抗期や恋愛も受け止めてあげないといけなくなっちゃう。

そして何か作り出す苦悩っていうのはどんなにさせてくれても、本人にしかわからないもので。二人の関係が近いほどお互い分かち合えなくて辛いのかもしれない。

人物伝というよりは大人の恋愛映画ともいえると思います。
映画と関係ないけど、こうまで到達してる関係ってすでに同性婚でええんじゃないか。そのへんの男女の夫婦と何がちがうのか教えてもらいたいくらいだ。

拍手

世界初!彗星着陸おめでとう~

ヨーロッパの探査機、フィラエが、彗星に世界初!で着陸しましたー。パチパチパチ!

日本のはやぶさに続いて、人類初の着陸成功です。
ここで採取したものでもしかしたら生命の起源がはっきりするかも?だそうで。
宇宙からのなんらかが、生命のきっかけになった可能性ってのが有力説なんですよね。
地球上にたくさん到達してる隕石からもタンパク質の起源になる可能性の物質が見つかってませんでしたっけ。

ともかく欧州宇宙機関(ESA)おめでとう!

日本のはやぶさ2は今月末の発射予定です。すでに種子島にも移動してるよ!
はやぶさ2もフィラエにつづこう~♪

拍手

BLOOD+

テレビアニメ2005
全50話
2000年にBLOODで劇場版公開。そこから設定を変更して、テレビシリーズとして新たに作られたもの。

監督:藤咲淳一
原作:ProductionIG・Aniplex
総作画監督:石井明治
声優:喜多村英梨、小西克幸、吉野裕行、矢島晶子ほか
公式サイト→「BLOOD+」
【あらすじ】血がつながらないながらも、父と二人の兄弟と平穏に過ごしていた小夜。しかしある日出会った謎のチェリストに思い出せと促される。それは彼女自身が忘れたくて自ら封印していた過去の記憶。ファントムと呼ばれる化け物と、自分の血を含ませた剣で戦ってきた長い歴史。小夜の隣にはいつもチェリストハジがいた。平穏な暮らしは終わりを告げて、命をかけた戦いの日々へ・・


20話あたりから面白くなります。
ファントムや、小夜の過去が明らかになって、そこにつながる因縁が見えてきます。
そこに至るまですこしかったるい。

命とは。どう生きるべきか。という意味深いテーマのいい話。
乙女はきっとハジにときめく。

拍手

リンク

 

プロフィール

HN:
藤井みつる
HP:
性別:
非公開
職業:
漫画家
趣味:
映画鑑賞と寝ることと城
自己紹介:
好きな映画
……《邦画》 太陽を盗んだ男、鬼畜、穴、切腹、キッズ・リターン、しとやかな獣、蝉しぐれ、クレヨンしんちゃん嵐を呼ぶモーレツ!オトナ帝国の逆襲、築城せよ!、MIND GAME、ジャズ大名
……《洋画》 新しき世界、ニューシネマパラダイス、リトル・ダンサー、バベットの晩餐会、暗くなるまで待って、オールド・ボーイ、グラン・トリノ、バーバー、キリクと魔女、ロック、ストック&トゥー・スモーキング・バレルズ、ペーパー・ムーン、アパートの鍵貸します、トイ・ストーリー、ブラス!、デリカテッセン、ベルヴィル・ランデブー、カイロの紫のバラ、ヘドヴィグ・アンド・アグリーインチ、死刑台のエレベーター、オーケストラ!、アンプロフェット、ゴッド・ファーザー、ユージュアルサスペクツ、ドリームガールズ、ブルース・ブラザース、バグダッド・カフェ、シザーハンズ、善き人のためのソナタ、レザホアドッグス、クール・ランニング、ぼくのエリ200歳の少女、ペテン師とサギ師~だまされてリビエラ~、アーティスト

 

てくてくなみすけ

杉並区のマスコット

 

アクセス解析

 

ブログ内検索

 

バーコード

 

カレンダー

03 2025/04 05
S M T W T F S
1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30

 

カウンター

 

最新CM

 

最新TB

 

アクセス解析