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韓国時代劇『剣と花』

韓国テレビドラマ 全20話
出演:オム・テウン、キム・オクビン、チェ・ミンスほか
→BSTBS「剣と花」
【あらすじ】時代は紀元前660年代。朝鮮半島は高句麗、百済などの4つに分かれていた。隣国の唐は隋を倒したばかりで周辺諸国を傘下におさめようと次々攻めている。高句麗で有名な将軍ヨン・ゲムソンと王は国政の方針で対立。二人の対立はそれぞれの息子と娘の恋にも影をおとしていくのだが・・
面白かったです。
写真中央の、オム・テウンの顔が好きで(笑)それを目当てに観ていたのですが、ドラマを観ていくと向かって左のおじさん、チェ・ミンスもちょいとかっこよく見えてきてしまう・・・!

このドラマは、悪役にあたるチェ・ミンス演じる将軍がやらかすことがあるんですけども。よくある韓国ドラマだとその理由はだいたい私利私欲で、わめいたりなんだりとワガママを通そうとしたり悪い笑みを浮かべたりしてるのが多いんですが、このドラマでは起こした事件の理由ってのも、ちゃんと信念に基づいた理由があって、後世何と言われようとも俺はこの選択をするのだ!て覚悟があるんですよ!

詳しく書くとネタバレになってしまうので控えますが、意外にも20話と短めなわりにまとまってました。少々地味な印象があるのは、たぶん私が朝鮮半島のその時代の頃の歴史にほとんど明るくないせいだろう。
王朝といってもそんなに形式ばって絶大な権力を誇る、て感じでもなさげなんですよね。日本の平安末期の王朝みたいな感覚なんだろうか?本国の方々には、きっと名前を聞いただけで「ああ、あの」とわかるくらいの有名な偉人なのでしょうね。

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美しき諍い女

監督:ジャック・リヴェット
出演:ミシェル・ピッコリ、ジェーン・バーキン、エマニュエル・ベアール
Moviewalker→「美しき諍い女」

【あらすじ】美しき諍い女と題する絵を、製作中断してから絵筆を持ってなかった有名画家。たまたま招待されてやってきた、新人画家の恋人をモデルに、絵の製作を再開させる。しかしかつて中断した絵は妻がモデルだったので絵の製作は周りの人々の感情をざわつかせていく・・
間に休憩をはさむ4時間。長かった。けど、その半分以上が絵の製作場面に充てられており、正直4時間ずっと絵の製作場面を観てても良かったなと思うくらいの充実した時間。

特に世紀末の画家に言われたファム・ファタール~運命の女~てのは、この映画でモデルとなるエマニュエル・ベアールにあたる。
彼女の存在なしにはこの映画も作れないし説得力も薄れてしまう!
雄弁なヌードってあるんですねえ・・・!

いやあ、なんというか、おっぱいはどっちを向いてなきゃいけないとか、小尻じゃなきゃいけないとか、そんなん言ってるのがあほらしいというか、小さいなあと感じる。
野性味あふれてエネルギーに満ちたヌード!

好みが別れる映画とは思いますが、職人さんや工場などの作業過程をじーっと観てて全く飽きない、むしろ楽しい!て人であれば堪能できると思います。

画家の選択はどっちへの愛なんだろ。やはり妻だろうか。人間性って剥き出しにしてないから社会でやってける。自分でもわかってないのを見せつけられたら、その後の人生はどうすればいいんでしょうね。

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パルプ・フィクション

監督:クエンティン・タランティーノ
出演:ジョン・トラボルタ、ユマ・サーマン、サミュエルLジャクソン、ハーヴェイ・カルテルほか
MovieWalker→「パルプ・フィクション」

【あらすじ】3組の強盗やマフィアが、入り組んだ時系列上で、それぞれ困った事態に巻き込まれていく・・
アメリカの低級犯罪小説をパルプマガジンというそうで。
そのテイストで3つの犯罪話を計算された並びで、低級だけどコミカルでカッコいい感じに組み立てたもの。

だからけっこう一つ一つの話はひねりもたいしてなく、どうってことはない。
カット割りや凝った脚本と映像で、だんだんと、人間の本質なんて、表面取り繕っていようがしょーもない間抜けなもんだって言われてるような印象になってくるんだから、そこが才能ってやつなんだなあー。

しかしタランティーノっておかっぱ好きね。ユマ・サーマンはかっこいいけど、ちょっとだけしか出てきません。
トラボルタの髪と踊りが妙だぜ☆

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レザボア・ドッグス

監督:クエンティン・タランテョイーノ
出演:ハーヴェイ・カルテル、ティム・ロス、マイケル・マドセンほか
MovieWalker→「レザボア・ドッグス」
【あらすじ】銀行強盗のために集まった五人の男たち。各自の本名も出自も互いに知らないまま、赴いた先では計画は失敗に終わり、彼らは超絶スピードで人生から転落していく・・
ずいぶん久しぶりに観ました。
古く感じるかな?と心配もあったけど杞憂だった!
ちくしょう今見てもかっこいいや!

そのものズバリな絵は出ないんだけれども、けっこうな暴力シーンがあります。
それに耐えられそうであれば是非観てみてください。おススメ。
タランティーノが時代の寵児になった長編デビュー一作目。

低予算のため、ほとんど場面も移らずまるで舞台の映画化のようにも思えますが、そこがまた緊張感をいや増して、短時間でもピリッとまとまってしびれる作品。

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監督:アレハンドロ・G・イニャリトゥ
出演:マイケル・キートン、ザック・ガリフィナーキス、エドワード・ノートンほか
公式サイト→「バードマン」

【あらすじ】ヒーロー映画で一世を風靡した俳優は、いまはぱっとせず。再起をかけて、ブロードウェイで芸術作品の上演に臨む。しかし次から次へと問題が・・
NHKのプロフェッショナルみたいなもんを期待していくと、大きく裏切られます。
私も予告を観て、中年男の復活劇だろうといい話系を予想していったら、最後には衝撃の展開で完全に裏切られた。
が。
最高!!!これは凄い!!アカデミー賞受賞作ですが、それも当然。もしかしたら何年か後に映画の歴史を変えた一作に上がるんじゃないかな?

といっても、かなり好みが別れる映画です。観ていて
「予想してたよりアート寄り、スゴイ作品だけど絶対大ヒットはしないだろう」と思いました。

私は好みにハマって劇場で泣いてきましたが(よく泣く)、イメージ映像が、普通に現実が進む中にひょいっと入ってきては何事も無くまた普通のながれに戻るので、時系列などが入り組んだ映画は苦手な方だとあまり面白くないと思います。
ラストもスッキリ落ちがついてるって感じではないし(むしろそこがまた考えさせていいんです)。

でも!
まずタイトルロゴの入りからしてシビレるんですが、音楽も『死刑台のエレベーター』のマイルスデイビスみたいにむちゃくちゃかっこいいドラムが随所に効いて素晴らしい!
それにカメラワークが人間の目線での視界のようで。初めての体験。じっくり深く考えると、この作品はこの撮り方じゃなきゃあ!てのがわかってきます。

いろいろ挙げた長所が逆に人によってはそのまま短所にもなる、不思議で強烈。大筋は単純なので、オチやどんでん返し、あるいはハッピーエンドを求めて観たいならこの作品は違う。

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プロフィール

HN:
藤井みつる
HP:
性別:
非公開
職業:
漫画家
趣味:
映画鑑賞と寝ることと城
自己紹介:
好きな映画
……《邦画》 太陽を盗んだ男、鬼畜、穴、切腹、キッズ・リターン、しとやかな獣、蝉しぐれ、クレヨンしんちゃん嵐を呼ぶモーレツ!オトナ帝国の逆襲、築城せよ!、MIND GAME、ジャズ大名
……《洋画》 新しき世界、ニューシネマパラダイス、リトル・ダンサー、バベットの晩餐会、暗くなるまで待って、オールド・ボーイ、グラン・トリノ、バーバー、キリクと魔女、ロック、ストック&トゥー・スモーキング・バレルズ、ペーパー・ムーン、アパートの鍵貸します、トイ・ストーリー、ブラス!、デリカテッセン、ベルヴィル・ランデブー、カイロの紫のバラ、ヘドヴィグ・アンド・アグリーインチ、死刑台のエレベーター、オーケストラ!、アンプロフェット、ゴッド・ファーザー、ユージュアルサスペクツ、ドリームガールズ、ブルース・ブラザース、バグダッド・カフェ、シザーハンズ、善き人のためのソナタ、レザホアドッグス、クール・ランニング、ぼくのエリ200歳の少女、ペテン師とサギ師~だまされてリビエラ~、アーティスト

 

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