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メルシィ!人生

merushi.jpg監督:フランシス・ヴェベール
出演:ダニエル・オートゥイユ、ジェラール・ドパルデュー、ティエリー・レルミットほか
メルシィ!人生 - goo 映画

《あらすじ》 コンドーム工場に勤めているピニョンはさえない中年男。妻とは離婚、息子にはバカにされ、さらに会社で自分のクビも危ういことを知る。絶望したピニョンは自殺しようとするが、アパートの隣人に止められ、さらに知恵を授けられる。これをすればクビにならないという秘策。それはゲイだと(嘘でも)カミングアウトすることだった。そのことから事態は妙な方向に…


本人の思惑とは裏腹に、どんどん「何故そんなことに??」と転がっていくマヌケコメディ。
ジワジワはまって吹きだす寸前のような状態のままずうっと鑑賞。
フランスの大物俳優がいい感じに力を抜いてやってる感じ。
おかしいわ~これ(笑)。かなり好きだ。

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ダークナイト

darknight.jpg監督:クリストファー・ノーラン
出演:クリスチャン・ベール、マイケル・ケイン、ヒース・レジャー、ゲイリー・オールドマンほか
ダークナイト - goo 映画

《あらすじ》 ゴッサム・シティで今日も人知れず悪との戦いを繰り広げるバットマン。最初は悪の組織も金目的の動きだったが、徐々に組織の思惑から外れてジョーカーは大きなゲームを始める。バットマンをスケープゴートに据えて、ゴッサムシティの住民の良心を人質に絡め取っていく…


公開当時から評判が高かった今作。ジョーカー役のヒース・レジャーの遺作となってしまいました。いまさらですが鑑賞。

遺作にふさわしい(そんな言い方も妙だが)ヒース・レジャーのキレた悪役が光り輝いてこそのバットマンシリーズ最高傑作。悪役大好きな私の中でかなりの上位に食い込みました。最上位はジャック・ニコルソンかな。ジャック・ニコルソンは「バットマン・ビギンズ」ティム・バートン監督で悪役で出演しています。バットマンに関してはヒースの不気味さのほうが勝った。
続きを見てみたかった。ヒース・レジャーの急逝が惜しまれる。

ダークナイトは評判通り面白い。ちょっと時間は長いが、そんなことは全然気にならない。
基本ヒーローものは触手が動かない私でもバットマンは別。その中でもダークナイトは別格。
バットマンてなんか暗いんだよね。アメコミのライト~な感じと違って。地を這うように暗い。
そこがまたいいのです。

ティム・バートン監督のより作り込んだファンタジーも見易くていいのですが、ダークナイトは大人向けの深みがあり、映像もあえてCGを使わずに撮影したりと劇画テイストが強まっています。
コインも絡めて人間の心の正邪は表裏一体と見せつける。概念とか理屈で小難しくなりそうなテーマをエンターテイメントに仕立てた、製作陣の力量を感じる作品。オススメ。

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ラットレース

ratrace.jpg監督:ジェリー・ザッカー
出演:ローワン・アトキンソン、ジョン・クリース、ウーピー・ゴールドバーグほか
ラットレース - goo 映画

《あらすじ》 ラスベガス。大富豪に集められた何の関係もない兄弟や親子、その他。ニューメキシコまでの1000キロを一番早くに到着したものに200万ドルをあげる、という賭けにいきなり参加することに。そこまでの手段は問わないので、嫌がらせあり破壊ありとにかくなんでもあり!のレースが始まる…


アホじゃアホじゃアホじゃ!!!!
はっはー。久々におバカ映画観ました。最近真面目なの多かったしなあ。

車が良く飛ぶ懐かしい場面もあるので、古い作品かとおもいきやそんなでもなかった。
ブルース・ブラザーズ、裸のガンを持つ男、サボテンブラザーズ、など純度の高いおバカ好きなかたにオススメ。私もけっこう好きです。絶対有名映画賞とかには見向きもされないんだろうけど、すごく観たい時あるんだってばさ!

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告発

kokuhatu.jpg監督:マーク・ロッコ
出演:ケヴィン・ベーコン、クリスチャン・スレーター、ゲイリー・オールドマンほか
告発 - goo 映画

《あらすじ》 1930年代。アルカトラズ刑務所内で殺人事件が起きる。その犯人であるヘンリーを弁護することになったのが、新米弁護士ジェームズだ。裁判にむけての面会を繰り返す二人。その間徐々に明かされていく刑務所内の実態は…


アルカトラズ刑務所を閉鎖に追い込んだ実話を描いた作品。
三年にもわたり光を遮断された独房に入れられて、人間性を奪われてしまったヘンリーを見事にケヴィン・ベーコンが演じきっている。

完全に狂気にいたらなかったのが不思議なくらい。心理学の実験で昼夜のわからない状態で個室にずっと暮らす、というものがあったらしいが、4日目で妄想や幻覚を覚え始め、解放されてからも戻るまで時間を有したとか。人間は社会的な生き物だ。
それが3年!

裁判で勝つことより何より彼が求めたのは人とのつながりだった。その無欲さが哀しすぎる。
最後完全に報われたとはいいにくい。でも映画のように尊厳を取り戻せたのなら幸いだった。のかな?わからないよ。一度希望を抱いた後にそれを奪われるのは、苦しさが増したりはしないのか。どうなのだろう…。

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バス男

basuotoko.jpg監督:ジャレッド・ヘス
出演:ジョン・ヘダー、ジョン・グリース、アーロン・ルーエル、エフレン・ラミレッツほか
→allcinemaバス男 日本では劇場未公開

{あらすじ》 バス通学のナポレオンは友人のペドロとともに、オタクとして校内の女子からはバイ菌かハエのような扱い。そんな彼らもダンスパーティーにパートナーを探さねばならないし、ペドロは何を間違ったのか生徒会長に立候補。しょうもない伯父は出てくるわ、兄はひきこもりだわ、彼らに明るい未来はあるのだろうか…


あれ?おかしいな?
このアメリカのおぎやはぎみたいな人たち、観てたら段々ツボにはまってきたよ。ちょいともう一度観たいぞ。妙におかしい…。脱力…。

ツタヤのポップによると、アメリカ公開は当初単館上映だったのだが口コミで評判が広まり、全米公開になったという。「スパイダーマン」「キル・ビル」をおさえてMTVムービーアワード受賞ですってよ奥さん。オタクパワーを侮ってはいかーん。オタ芸だって見事にみせてくれるのだから!

けっこう好きだこれ。アキ・カウリスマキ監督好きな人であれば楽しめます。盛り上がりやきっちりしたコメディを求めるなら違う。

邦題は『電車男」のヒットにちなんでついたようだがテイストは全然違うね。
 

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プロフィール

HN:
藤井みつる
HP:
性別:
非公開
職業:
漫画家
趣味:
映画鑑賞と寝ることと城
自己紹介:
好きな映画
……《邦画》 太陽を盗んだ男、鬼畜、穴、切腹、キッズ・リターン、しとやかな獣、蝉しぐれ、クレヨンしんちゃん嵐を呼ぶモーレツ!オトナ帝国の逆襲、築城せよ!、MIND GAME、ジャズ大名
……《洋画》 新しき世界、ニューシネマパラダイス、リトル・ダンサー、バベットの晩餐会、暗くなるまで待って、オールド・ボーイ、グラン・トリノ、バーバー、キリクと魔女、ロック、ストック&トゥー・スモーキング・バレルズ、ペーパー・ムーン、アパートの鍵貸します、トイ・ストーリー、ブラス!、デリカテッセン、ベルヴィル・ランデブー、カイロの紫のバラ、ヘドヴィグ・アンド・アグリーインチ、死刑台のエレベーター、オーケストラ!、アンプロフェット、ゴッド・ファーザー、ユージュアルサスペクツ、ドリームガールズ、ブルース・ブラザース、バグダッド・カフェ、シザーハンズ、善き人のためのソナタ、レザホアドッグス、クール・ランニング、ぼくのエリ200歳の少女、ペテン師とサギ師~だまされてリビエラ~、アーティスト

 

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