監督:森田芳光
出演:堺雅人、仲間由紀恵、松坂恵子ほか
武士の家計簿 - goo 映画
≪あらすじ≫ 江戸時代後期。代々加賀藩の会計職についていた猪山家。8代目の直之の生涯を主に描く。そろばんバカとあだ名されるほどの直之は、家計も藩の財政も火の車なのを知り強硬な手段にでて借金の返済をはかる。そのかいもあって、持ち直してくるのだが、直之の長男は算術ばかりを重くみてるかのような父に次第に反発していく・・・
江戸時代加賀藩に在籍していた、実在の猪山家の帳簿をもとに製作されたものだそう。
面白かった。
派手さはないけれどもなんだかじんとする映画でした。
いつの時代も「自分はこれ」といえるものを持ってる人は迷いがない。
この場合は単にそろばんだっただけで特別なケチでもなく、いたって普通の人たちだ。
幕末の激動にも己のできることを、ただ真面目にやってきただけで。歴史に名を残すもんではなかったけれど巷の偉人はこういう方たちだったんじゃないかと思う。自分たちのご先祖様たちができることを必死にやってきてくれたおかげで現代の日本があるわけですね。世界一安全で飢えて死ぬこともそうそうない、すごくいい国だと個人的に思ってます。
日本の名もなき人々すごいよ、うん。
誇りってのは他人の手前の建前や、世の中で言われてることに左右されるもんではない。
自分の道はこれだと信じる心に背くのが、誇りを失うってことですなあ。
ちなみにどんなところに行っても腕が必要とされるのは、医者と料理人と床屋らしい。いっそ生き方にまよったら手に職を。不景気といわれてるこのご時世でも、工場では技を持ってる職人さんたちは定年後だって乞われて働いてる。自分のできることに自信を持って、自分の食い扶持を自分で稼ぐ、そこに誇りがあっていいよね。
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幕末の激動にも己のできることを、ただ真面目にやってきただけで。歴史に名を残すもんではなかったけれど巷の偉人はこういう方たちだったんじゃないかと思う。自分たちのご先祖様たちができることを必死にやってきてくれたおかげで現代の日本があるわけですね。世界一安全で飢えて死ぬこともそうそうない、すごくいい国だと個人的に思ってます。
日本の名もなき人々すごいよ、うん。
誇りってのは他人の手前の建前や、世の中で言われてることに左右されるもんではない。
自分の道はこれだと信じる心に背くのが、誇りを失うってことですなあ。
ちなみにどんなところに行っても腕が必要とされるのは、医者と料理人と床屋らしい。いっそ生き方にまよったら手に職を。不景気といわれてるこのご時世でも、工場では技を持ってる職人さんたちは定年後だって乞われて働いてる。自分のできることに自信を持って、自分の食い扶持を自分で稼ぐ、そこに誇りがあっていいよね。
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