監督:マシュー・ウォーチャス 出演:ビル・ナイ、イメルダ・スラウントン、ドミニク・ウェストほか →allcinema[パレードへようこそ] [あらすじ]80年代、イギリス。不況に揺れる情勢のなか、政府は炭鉱の閉鎖を決定。それに反対する炭鉱夫たちのストライキが全国で同時多発していた。警察からひどい扱いをうけてたのは炭鉱夫だけではない☆と立ち上がったのは・・ |
傑作とまではいかなくても、小ぶりながらの良作が多い。『リトル・ダンサー』『ブラス!』など。これもその一つ。ちなみに邦画でも『フラガール』がありますね。
同じ迫害されてるもん同士、同性愛者も炭鉱夫を応援するよ!といっても受け入れてくれるところはそうそう無く。
でもだんだんと、互いを色眼鏡で見ることをやめていけば仲良くなれる。
なんというんでしょうか、この映画で描かれる「仲間」という関係の距離感が絶妙にいいんです。べたべたしすぎず尊重しあっている。
当初はなんの共通点も接点もなかった同士が、出会ったことによって人生に大きなうねりが生まれるんですよね。行動しないということは人生に怯えてるってことなんじゃないかと感じます。
パレードはストライキのことだそうで、この当時盛んにストライキが行われました。発端の炭鉱閉鎖を進めたのが、前回の記事のサッチャー首相です。
映画で歴史をいろんな目線から追うのも記憶に残って勉強になります。
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