出演:ジャン・ヂュジャルダン、ベレニス・ベジョ、ジョン・グッドマン、ジェームズ・クロムウェルほか
公開中→「アーティスト」公式サイト
≪あらすじ≫ 1927年、ハリウッド。無声映画でトップを走り続けてきたジョージ。ひょんなことから若く魅力的なペピーを見出して女優への道を開く。思うままに名声を手にしていた彼だったが、映画界は無声からトーキー(声あり)への転換期を迎えていた。ジョージはトーキーへの反発を持つのに対し、ぺピーは時代の波に乗り・・・
アカデミー賞5部門受賞、カンヌでは主演男優賞とパルムドッグ賞受賞。
最高!
傑作!
世界中の素晴らしい!て言葉で賛辞を贈りたい。
自分でもいったいなんで泣いてるのかわからないけど、とにかく映画始まって間もなくから胸がいっぱいになってホロホロ涙が出てきた。終わりまでずっとホロホロしっぱなし。
白黒の無声映画で、確かにメジャー受けはしないかもしれないけど。
古い映画も好きで見るよ~って人なら気に入らないはずはない。
随所に古い映画へのオマージュもあり、細かいところまで行きとどく小粋さ。白黒画面なのに、ヒロインが出てくると画面が色めき立つ錯覚をおぼえる。声が無いはずなのになんちゅう雄弁な映画!犬までも素晴らしいのよ!
さらに、いつかはこの映画で声が出るはず…といつ来るかいつ来るか、何を言うか、とドキドキして待ち構えてると。予想を裏切ったシビレル入り。
観て良かった。一日一回上映でもいいから、是非是非ロングラン上映してほしい。宝物になりました。
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