出演:ゲイリー・オールドマン、コリン・ファース、ベネディクト・カンバーバッチほか
公開中→公式サイト「裏切りのサーカス」
≪あらすじ≫ 1970年代、東西冷戦中。世界の各国では水面下でのスパイ活動が盛んだった。イギリスの諜報部(通称サーカス)に所属していたスマイリーは突然辞めることになる。同署の朋友コントロールも一緒に辞めるが、彼は謎の死を遂げる。コントロールはサーカス内に潜むらしい、ソ連と英国に通じている二重スパイを追っていたことがわかり、スマイリーは元上司から二重スパイを突き止めるよう依頼されるが・・・
面白かった。
まず出演者がみんなベテランの実力者揃いで、話が良くつかめてない段階でもスクリーンに映ってるだけで求心力がある。コリン・ファースはアカデミー賞受賞者だし、主演のゲイリー・オールドマンは長年第一線で活躍し続けてる俳優さん。主役ゲイリーと組む相棒役にはTV現代版ホームズに扮したベネディクト。
ほとんどがオジサンなので地味っちゃあ地味なんですが、見ごたえあります。
ついでに映画館の客席もほとんどオジサンで満杯でした。
人物の名前を覚えるのが苦手なもんで、途中途中に事態を整理して解説する台詞も無いつくりで、なかなか置いてかれないようについて行くのも大変でしたが、逆にそこがまたリアルスパイ達の底知れない感を際立たせてしびれます。
原題はイギリスの童謡を下敷きにしてるので、海外向けではわかりにくいであろうことから邦題をつけておられると想像しますが、邦題もいいねー!カッコいいです。
監督は大好きな『ぼくのエリ』と同じ監督さんで、それなら期待できるはず!と。行ってみたらやはり裏切られず。公開作があれば見逃したくない監督さんメモに大きく名前を書いておく!
PR