出演:高良健吾、谷村美月、宮崎美子、大杉蓮ほか
9月25日から公開→公式サイト「おにいちゃんのハナビ」
《あらすじ》 新潟の小千谷では、住民がお金を出し合う花火のお祭りが伝統的に開催されている。そこに住む一家族の物語。高校生の華は白血病で入院していたが退院。その間に二つ上の兄はひきこもりになっていた。華はその責任の一端が自分にあると感じる。家族の幸せな時間のためにも兄を社会復帰させようと躍起になる。家庭内の空気は徐々に好転していくのだが…。
実話をもとにした作品。
妹CDが売れるわけだ…。
明るく健気でちょっと押しの強い妹。まるで家庭内の太陽のようだ。大概場の空気はそこにいる女子次第。こんな妹であればみんな頑張るよ、確かに。この健気さが余計泣かせる。
家族皆がそれぞれ自分のことは二の次で、相手のために強くあろうと努力する姿に涙しない人はいないのでは。自分以外のために頑張れるっていうことが大人なんだなと感じました。
それにしても主演の高良さんと谷村さんは演技達者だ!まだ若いのに。
連れてってくれた友人が教えてくれましたが、高良さんはすでに何本も映画に出てる売れっ子若手俳優さんなのですね。納得の実力。だって人見知りなんだなっていうのが、黙って立ってるその姿だけで読みとれる演技なのですぜ。スゴイな~。
小千谷市の片貝まつりを扱ったこの映画は、最近増えてきた地方の特色を生かした作品の一つでもあるのかもしれないですね。
小千谷は夏物の着物の縮(ちぢみ)でも有名。雪の深さが良質の麻織物を生み出す。新品ではとても買えませんが古着で一枚だけ持ってます(古着でもそうそう買えるのか謎なので、私が持ってるのはバッタもんの可能性高いぜイエス!)。着心地めちゃ良し。お金持ちはぜひ仕立ててみて…。国の重要無形文化財、ユネスコの無形文化遺産にも登録されています。
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