監督:鈴木浩介・水谷俊之
脚本:前川洋一
原作:池井戸潤
出演:三上博史・渡部篤朗・寺島しのぶほか
WOWOW公式サイト→「下町ロケット」
≪あらすじ≫ 町工場の二代目社長を務める佃航平。彼は過去にロケットエンジン開発に加わり失敗した経験をもっている。町工場を継いでからも、ロケットエンジンを作ることを目標に自社の技術開発を進める日々。しかしその「つくだ製作所」が取得している特許を狙って大企業が理不尽な訴えを起こし、つくだ製作所は一気に経営難に。そこへ別枠で、やはり彼らの特許技術を狙った大手重工がコンタクトをとってくる。つくだ製作所は特許を諦めるのか、それとも工場倒産にむかってしまうのか…
原作小説が賞を取ってからすぐのドラマ化でした。
WOWOWのドラマなので有料ではありますが、できればこれはみんなに見てもらいたいところ。
観ながら何回泣いたかわからんよ。いやもう、悔しいやら嬉しいやら感動やら。
本筋はとても素直ないい話なので、ある意味ラストは予想はつくものの、そこに至るまでの、特に前半が苦難の連続で。画面に向かって一緒に歯がみしたり声援送りそうになってました。ちょっと演出過剰なところもあるけど。
実際に業界の方がみたら何処かしらツッコミどころはあるんだろうな。実際、原作者も取材協力してくれた工場の方に一部「無いな~」て言われたと暴露してましたが。そこはエンターテイメントだ!
ちなみに町工場の街・大田区ではこの「つくだ製作所」を架空の工場にもかかわらず大田区ブランドに登録しています。
業界は違ってても何か作ってる人や夢がある人は観ていて胸が熱くなると思う。
観終わったら素直にやる気がでて爽快ですし、地上波でも流してほしいくらい。
開発第二ステージの展望が、ああ、そこにつながったのか!とまた最終回でもじんわり感動でした。同じ欲なら、このつくだ製作所のように前に向かった欲をかきたいなあ。
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