静岡県立美術館で開催されてる「ギッター・コレクション」に行ってきた。友達が若冲もあるみたいよ、と教えてくれたので。
ギッターさんの好みなのか、半数近くを墨絵が占めていた。他は屏風絵や掛け軸。大量にあるコレクションの中、若冲は数点ほど。解説を読んでるとどの作品も、各画家の有名な作風とは一風変わったものが多いようだ。
この美術館はロダン館を設置している。世界に7点しかない「地獄の門」がここにある。日本では他に上野に。有名な
「考える人」はこの地獄の門の一部分。ロダン作の現品はオルセー美術館にありまして、それから型をとってブロンズにしたものが7点だそうな。
他に「カレーの市民」もあり、デッサン会が開かれていました。実在の人物モデルの作品はそんなことないのに、他のは人体バランスが妙。腕が異様に長く、手足が大きすぎる。ロダンがデッサン力おかしいはずないので何らかの意図があるはず。絵画と違って外に置くことも多い彫刻は、遠くから見ても指先の表現まですぐに見てとれるように、わざとそうしてあるのではないかと想像。実際はどんな理由なんだろうなあ。
美術館の最寄り駅。JR草薙駅前では「考える~」にちなんで
「考える犬」像が鎮座。
ユルイ…。このユルさ好きです…。
偶然往復の道中読んだのが、
川崎草志著「長い腕」。横溝正史ミステリ大賞受賞。面白くて一気に読み終わる。ゲーム全く詳しくない私でもゲーム制作の裏側は興味深く読めたし、その後の展開も雑多な要素をそこに絡めてまとめてきたか~と。私の個人的な好みのツボに合致。
横溝正史…いいですね。子供の頃次々角川が映画化してたのでトラウマになってますが(^O^)。悪魔の子守歌の岩下志麻といったら…!恐ろしさに鳥肌。
あのおどろおどろしい重い空気。それは極端に閉鎖的な地域で土着的なしがらみが、足かせとして絡みついて離れないことから生まれてる。「長い腕」はまさにぴったり。
映像化しないかしら。しそうな気もする。版元角川だもの。
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美術館の最寄り駅。JR草薙駅前では「考える~」にちなんで
「考える犬」像が鎮座。
ユルイ…。このユルさ好きです…。
偶然往復の道中読んだのが、
川崎草志著「長い腕」。横溝正史ミステリ大賞受賞。面白くて一気に読み終わる。ゲーム全く詳しくない私でもゲーム制作の裏側は興味深く読めたし、その後の展開も雑多な要素をそこに絡めてまとめてきたか~と。私の個人的な好みのツボに合致。
横溝正史…いいですね。子供の頃次々角川が映画化してたのでトラウマになってますが(^O^)。悪魔の子守歌の岩下志麻といったら…!恐ろしさに鳥肌。
あのおどろおどろしい重い空気。それは極端に閉鎖的な地域で土着的なしがらみが、足かせとして絡みついて離れないことから生まれてる。「長い腕」はまさにぴったり。
映像化しないかしら。しそうな気もする。版元角川だもの。
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