忍者ブログ

クローズドノート

クローズドノート

kuro.jpg監督:行定勲
出演:沢尻エリカ、伊勢谷友介、竹内木結子
2007年作品

新居から出てきたノート。それにつづられている女性の日記とリンクして、主人公のドラマが展開していく。
クローズド・ノート(2007) - goo 映画



少女漫画を映像でみているような気分でした。出演者もお話の展開も。

もう少し時間をおいてから見たほうが良かった。
ついつい「別に…」事件を思い出して吹きそうになってしまって。
竹内結子さんはこういう役多い気がするがなぜ?
回想の中で永遠に美しい、みたいなイメージってことなのかな?

それにしても綺麗なロケ地。
あの川に見覚えがあるが、どこかなあと思ってたら京都でした。
以前京都の友人が案内してくれた川だった。

ここでちと宣伝。
京都を舞台にした短編小説から、即その場所を地図検索表示できる「ノベルなび」。
パソコンからも見れますし、iPhoneでも見られます。
京都のお花スポットも案内されてます。
取材協力していただいた大映通りさんはじめ、京都フラワーツーリズム推進協議会さんが主催されてます。
「そうだ、京都いこう」て思ったらどうぞチェックしてくださいませ。
http://flowertourism.net/novelnavi


 

拍手

PR

ストレンヂア

ストレンヂア~無皇刀譚~

sutorennjia.jpg監督:安藤真裕
声の出演:長瀬智也、竹中直人、知念侑樹ほか
2007年作品

アニメ時代劇。戦国のとある国で、なぜか追われている犬を連れた少年と、わけありな浪人が出会う。
少年を追っているのは明の国の者。彼はなぜ追われているのか…。

ナイス!
面白かった!

ものすごくテンポのいいアクションシーンから始まるこの映画。
動き速くて自分ついていけるだろうかと心配だったが大丈夫、中身はむちゃ硬派でストイックな時代劇でした。

まず私のツボをおさえまくり。いい大人が小こいもんを可愛がってる様が好きなんです。おじさんが犬をネコかわいがりしてるのもたまりませんが、できればマタギと犬のような図式がええです。もちろん犬は日本犬系の雑種でね!
この映画ではまず浪人が少年と仲良し。
アクションで活躍する女子がいる。お色気担当でなく、純粋に戦闘要員として。
で、地位とか権力は気にせず燃えることのある男同士のぶつかりあい。
気になるのはイケメンすぎることくらいです。

イタリアで賞をとったそうです。
獲るよな~これは。日本の誇れる輸出文化なんだなあ。

ストレンヂア 無皇刃譚(2007) - goo 映画

拍手

西陣の姉妹

西陣の姉妹

nisijin.jpg監督:吉村公三郎
出演:宮城野由美子、田中絹代、宇野重吉ほか
1952年作品

歴史ある西陣の大店が没落して離散していくさまを描く。


出演者、さらに脚本は新藤兼人、撮影宮川一夫、とあまりにも豪華で有名な面々がそろっている。
それだけでまず観ようって気にさせます。

滅びの美学というか、そういうのってありますねえ…。
そういった局面においての人間がどう行動するか、が様々で興味深い。
何よりもやはり愛人のシーンだろうか。

解体されてしまってわびしさにあふれる男と対照的に、まっすぐ前を向いて歩いていく宮城野由美子の凛とした美しい姿が印象的だった。 西陣の姉妹(1952) - goo 映画

拍手

素浪人花山大吉

素浪人花山大吉

hanayama.jpgテレビドラマ時代劇
出演:近衛十四郎、品川隆二、南弘子ほか
1969~1970年作品
全104話

浪人花山大吉と、渡世人の焼津の半次の珍道中。79話目から、お咲も加わっての三人になる。


ずっと見ていた花山大吉が終わってしまった…。さびしい。
明るく楽しいドラマだっただけに寂しさひとしおです。

近衛十四朗演じる花山大吉は相談屋というわけわからん生業でもって旅をする。
この浪人おからが大好きで、普段はぴりっとしているのにおからをつまみに飲みだすと止まらなくなってしまう。

一方品川隆二演じる焼津の半次は教養はないけれども馬鹿がつくほどのお人よしで、女は好きだがふられっぱなし。お調子者だからへこむこともなく、困ると花山に甘える。

一言でいえば、この二人の仲良しオジサンを愛でるドラマ。
近衛十四朗さんは松方弘樹、目黒祐樹のお父さん。背が高いことからか、刀の刀身が普通よりも長いものを使っていたそうだ。そのせいか振り下ろす時もぶおん!という豪快さがあってかっこいい。でも目元が優しくってなんだか愛嬌のある感じ。
品川隆二さんは、若い時には美男子コンテストで優勝したほどの美貌。整った顔を、これ以上ないくらいに鼻の下をのばし、いひゃっはははと下品に笑い、舌を出しては唇をひろひろ所在なさげにいじり倒す。憎めないおバカちゃんなのだ。

この二人が、しょっちゅう「おから野郎!」「この、バカたれが!」とののしりあっては旅を続けているわけでして、下手すると一話の半分くらい口げんかの時もある。これがなんともまあ、微笑ましいやらばかばかしいやらで楽しく見ちゃうんだ。
おいおい、おから食べるオッサンのストップモーションて必要??
いえいえ、そんな真面目なツッコミしてはいけません。
最高の悪ノリ時代劇です。
大体にしてこのドラマの前身「素浪人月影兵庫」が原作とかけ離れすぎたせいで一度終了させ、新たに同じメンバーで偶然同じ顔の「花山大吉」と半次が出会って旅をするという、始まりからふざけた展開。大好きだ!

お二人の写真集も出てるんですが、アマゾンで買おうとしたら在庫が見つからず購入できなかった。残念。

14話めからいきなりカラーに、79話めからいきなり三人になります。
オープニングは北島三郎。サブちゃんの声もつやと伸びがあって心地よいのです。

第一話から時代劇チャンネの放送を録画してました。全104話。ずっとカウントつけてるのだが、なんで最終回が私の手元では#105になってる?まあいいか。
それよりもコピーガードで録画したものって録画したデッキでないと再生できないはずだ。私のデッキは地デジ対応してない。デッキ買い換えたって録画したdvdが見られないではないか。
どうすりゃいいのだ。

拍手

地上

地上

監督:吉村公三郎
出演:川口浩、野添ひとみ、香川京子
1957年作品

元豪農だった家。今は落ちぶれてしまっているが、優秀な息子に母は将来の期待を一身に寄せる。しかし息子はひょんなことから優等生から転落…

金沢が舞台。古都イメージなんだけどもこの映画ではあまりそこを前面に出したものはないようです。
失礼ながら片手間に観ていたので「ん。これで終わりか?」と思ってしまった。

タイトルがなぜ地上なのかな?と思ったら。島田清次郎という作家の同名小説が原作とのこと。
古い映画独特な?渋い色味は、銀残しという現像方法のためだそうだ。
銀残しとは現像過程で普通取り除く銀をそのまま残すことで、画面が暗く、黒が濃くなるために、独特な空気感を生む。らしい。
 

拍手

リンク

 

プロフィール

HN:
藤井みつる
HP:
性別:
非公開
職業:
漫画家
趣味:
映画鑑賞と寝ることと城
自己紹介:
好きな映画
……《邦画》 太陽を盗んだ男、鬼畜、穴、切腹、キッズ・リターン、しとやかな獣、蝉しぐれ、クレヨンしんちゃん嵐を呼ぶモーレツ!オトナ帝国の逆襲、築城せよ!、MIND GAME、ジャズ大名
……《洋画》 新しき世界、ニューシネマパラダイス、リトル・ダンサー、バベットの晩餐会、暗くなるまで待って、オールド・ボーイ、グラン・トリノ、バーバー、キリクと魔女、ロック、ストック&トゥー・スモーキング・バレルズ、ペーパー・ムーン、アパートの鍵貸します、トイ・ストーリー、ブラス!、デリカテッセン、ベルヴィル・ランデブー、カイロの紫のバラ、ヘドヴィグ・アンド・アグリーインチ、死刑台のエレベーター、オーケストラ!、アンプロフェット、ゴッド・ファーザー、ユージュアルサスペクツ、ドリームガールズ、ブルース・ブラザース、バグダッド・カフェ、シザーハンズ、善き人のためのソナタ、レザホアドッグス、クール・ランニング、ぼくのエリ200歳の少女、ペテン師とサギ師~だまされてリビエラ~、アーティスト

 

てくてくなみすけ

杉並区のマスコット

 

アクセス解析

 

ブログ内検索

 

バーコード

 

カレンダー

01 2025/02 03
S M T W T F S
1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28

 

カウンター

 

最新CM

 

最新TB

 

アクセス解析