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くちづけ

くちづけ

kuti.jpg監督:算正典、鈴木秀夫、成瀬巳喜男
出演:青山京子、司葉子、中原ひとみ、中村メイコ、高峰秀子
1955年作品
くちづけ(1955)(1955) - goo 映画

石坂洋二郎原作の短編小説を、三人の監督がそれぞれオムニバスで製作。

① 姉の再婚話に複雑な心境の妹。
② 学友同士が周りの押しにノセられて近づいていく。
③ 下宿してる娘が夫に恋心を抱いてると知る妻

の三本。
作為的なのか、少女期、大人の女性、妻の女性の三時代を描く形になっている。
どれもみな言葉使いがきれいなのです。
プロポーズされて「あたくし、あなたとつかみあいの喧嘩をしてしまうかもしれなくってよ?それでもよろしくって?」と答えるヒロイン。
こういうしゃべりの方がつかみ合いの喧嘩するのならむしろ見てみたい。

まぶしい短い期間を切り取ったさわやかなオムニバスでした。
中村メイコ変わりませんなあ。かわいい。

同名の映画が何本かあります。他もおもしろそうで気になります。

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ブラック・ダリア

ブラック・ダリア

bura.jpg監督:ブライアン・デパルマ
出演:ジョシュ・ハートネット、スカーレット・ヨハンソン、ヒラリースワンク
2006年作品

ボクシング試合から、警官としていいコンビを組むようになったバッキーとリー。
ある惨殺事件からリーがおかしくなっていき、バッキーは真相を探りにのりだすが、狂った真実が明らかに…。
ブラック・ダリア(2006) - goo 映画


実際におきた事件を元に書かれた同名小説が原作。
これが!実際にあったってことがまず怖いんだ。
エログロ満載、痛くて画面が見れないことも。ひい。

しかしスカーレット・ヨハンソンはやらしい空気。
逆にヒラリー・スワンクは他の映画で男らしい役が印象強くて、この映画での役が意外だった。

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クローズドノート

クローズドノート

kuro.jpg監督:行定勲
出演:沢尻エリカ、伊勢谷友介、竹内木結子
2007年作品

新居から出てきたノート。それにつづられている女性の日記とリンクして、主人公のドラマが展開していく。
クローズド・ノート(2007) - goo 映画



少女漫画を映像でみているような気分でした。出演者もお話の展開も。

もう少し時間をおいてから見たほうが良かった。
ついつい「別に…」事件を思い出して吹きそうになってしまって。
竹内結子さんはこういう役多い気がするがなぜ?
回想の中で永遠に美しい、みたいなイメージってことなのかな?

それにしても綺麗なロケ地。
あの川に見覚えがあるが、どこかなあと思ってたら京都でした。
以前京都の友人が案内してくれた川だった。

ここでちと宣伝。
京都を舞台にした短編小説から、即その場所を地図検索表示できる「ノベルなび」。
パソコンからも見れますし、iPhoneでも見られます。
京都のお花スポットも案内されてます。
取材協力していただいた大映通りさんはじめ、京都フラワーツーリズム推進協議会さんが主催されてます。
「そうだ、京都いこう」て思ったらどうぞチェックしてくださいませ。
http://flowertourism.net/novelnavi


 

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ストレンヂア

ストレンヂア~無皇刀譚~

sutorennjia.jpg監督:安藤真裕
声の出演:長瀬智也、竹中直人、知念侑樹ほか
2007年作品

アニメ時代劇。戦国のとある国で、なぜか追われている犬を連れた少年と、わけありな浪人が出会う。
少年を追っているのは明の国の者。彼はなぜ追われているのか…。

ナイス!
面白かった!

ものすごくテンポのいいアクションシーンから始まるこの映画。
動き速くて自分ついていけるだろうかと心配だったが大丈夫、中身はむちゃ硬派でストイックな時代劇でした。

まず私のツボをおさえまくり。いい大人が小こいもんを可愛がってる様が好きなんです。おじさんが犬をネコかわいがりしてるのもたまりませんが、できればマタギと犬のような図式がええです。もちろん犬は日本犬系の雑種でね!
この映画ではまず浪人が少年と仲良し。
アクションで活躍する女子がいる。お色気担当でなく、純粋に戦闘要員として。
で、地位とか権力は気にせず燃えることのある男同士のぶつかりあい。
気になるのはイケメンすぎることくらいです。

イタリアで賞をとったそうです。
獲るよな~これは。日本の誇れる輸出文化なんだなあ。

ストレンヂア 無皇刃譚(2007) - goo 映画

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西陣の姉妹

西陣の姉妹

nisijin.jpg監督:吉村公三郎
出演:宮城野由美子、田中絹代、宇野重吉ほか
1952年作品

歴史ある西陣の大店が没落して離散していくさまを描く。


出演者、さらに脚本は新藤兼人、撮影宮川一夫、とあまりにも豪華で有名な面々がそろっている。
それだけでまず観ようって気にさせます。

滅びの美学というか、そういうのってありますねえ…。
そういった局面においての人間がどう行動するか、が様々で興味深い。
何よりもやはり愛人のシーンだろうか。

解体されてしまってわびしさにあふれる男と対照的に、まっすぐ前を向いて歩いていく宮城野由美子の凛とした美しい姿が印象的だった。 西陣の姉妹(1952) - goo 映画

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プロフィール

HN:
藤井みつる
HP:
性別:
非公開
職業:
漫画家
趣味:
映画鑑賞と寝ることと城
自己紹介:
好きな映画
……《邦画》 太陽を盗んだ男、鬼畜、穴、切腹、キッズ・リターン、しとやかな獣、蝉しぐれ、クレヨンしんちゃん嵐を呼ぶモーレツ!オトナ帝国の逆襲、築城せよ!、MIND GAME、ジャズ大名
……《洋画》 新しき世界、ニューシネマパラダイス、リトル・ダンサー、バベットの晩餐会、暗くなるまで待って、オールド・ボーイ、グラン・トリノ、バーバー、キリクと魔女、ロック、ストック&トゥー・スモーキング・バレルズ、ペーパー・ムーン、アパートの鍵貸します、トイ・ストーリー、ブラス!、デリカテッセン、ベルヴィル・ランデブー、カイロの紫のバラ、ヘドヴィグ・アンド・アグリーインチ、死刑台のエレベーター、オーケストラ!、アンプロフェット、ゴッド・ファーザー、ユージュアルサスペクツ、ドリームガールズ、ブルース・ブラザース、バグダッド・カフェ、シザーハンズ、善き人のためのソナタ、レザホアドッグス、クール・ランニング、ぼくのエリ200歳の少女、ペテン師とサギ師~だまされてリビエラ~、アーティスト

 

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