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津和野城

島根県にある津和野城跡に行ってきました。
こちらは建物は現存しておらず、石垣遺構です。
詳しい写真はのちほどHPにアップするとして、ともかくものごっつい山の頂にあり、よくこんなところまで石垣の石持ってきたよなとくらくら。

城跡へは遊歩道を上って、大手門から入っていくルートもありますが、なにしろ急峻。本丸近くまですぐにいけるリフトがありますので体力に自信のない方はぜひこちらを。
でもかなりの傾斜で高所恐怖症の方にはつらいと思われます。
リフト自体はスキーに比べりゃすぐ下にネットもはってあるのでそんなに高くないのだが。
リフトのところで働いてらっしゃる方々は親切でお茶目さんだった

最近何かにとりあげられたわけでもないからもしや観光客は私らだけかと思ってたが、リフトで行ける気安さからか年配のご婦人方も日傘をさして散策されてました。

以前ウッチャンナンチャンの内村が、「観光に来たおばさん」のひとりコントで「はう~~~ん、マイナスイオン」てやってたけど。
やっぱり言っちゃうって。マイナスイオン。

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貴族の階段

貴族の階段

監督:吉村公三郎
出演:森雅之、細川ちか子、金田一敦子
1959年作品
貴族の階段(1959) - goo 映画

享楽的な生活を送っている貴族。軍国主義に向かおうとしている中央を尻目に、彼らは色恋に身をやつしている。そのはじまりが父が息子の婚約者に手をつけたことなのだが、それを知らず息子は軍国主義に魅せられて…。


日本が戦争に走るきっかけともいえる、2.26事件。いわばその前夜といった作品。
不穏な空気を見ても親たちは気にせずこれまで通りの暮らしを望み、子どもたちは敏感に察知して暗く不安な思いに包まれている。
タイトルの階段から転落するのははじめは馬鹿にされてる軍人だったのだが。

貴族の儚さへの憧れとねたみがある?
太宰治の「斜陽」は1947年。
こちらは武田泰淳の「貴族の階段」。
エレガントというよりか享楽への嫌悪感みたいなものを感じます。
そういや太宰の「ヴィヨンの妻」映画公開これからなのです。
気になる。

最近観るドラマや映画がほとんど新藤兼人が脚本を書いている。どんだけ仕事してるんだ???!!!
おそろしや。
それがほとんど外れナシなのだからすごすぎる。

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自由学校

自由学校

監督:吉村公三郎
出演:小暮実千代、小野文春、藤田進
1951年作品
自由学校(1951 吉村公三郎)(1951) - goo 映画



ひと月も前に会社を辞めたことをずっと黙っていたことで夫婦喧嘩に。その結果夫は家出して自由気ままな生活。妻は一人の自由を謳歌する。新人類の若者カップルは彼らの理解を越えるフリーダムさで彼らにちょっかいを出す。そうしているうちに妻に言いよる男が次々現れ…

同年に同名の作品が渋谷実監督であるのですが、これはいったい??
と思いましたら、渋谷監督は松竹、吉村監督は大映。映画が製作会社ごとの競争が激しいころに競う形で公開されたようです。その結果はどうだったのかわからないけども。
こちらは大映作品なので、のちにカンヌ女優と呼ばれる京マチコが若者として出演。すでに中年のような貫禄が漂っているのはなぜなのだ。

全編のほほんとしている。
会社に行ってるふりをしていたなんて最近のリストラお父さんのお話のようですが、当時は戦後間もなくていまよりよっぽど悲愴かと思いきや、どうにかなるさ~といった雰囲気でお気楽なもの。
なんだか眉間にしわ寄せてたって事態が好転しないんなら笑ってる方がよくね?
そんな気分になりました。

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人生に乾杯!

人生に乾杯!

jinsei.jpg監督:ガーボル・ホロニ
出演:エミル・ケレシュ、テリ・フェルディ
2009年作品

人生に乾杯! - goo 映画


史上最高齢、最高に紳士的な銀行強盗登場!
81歳の夫と70歳の妻の夫婦が巻き起こす逃亡劇。

元気なおじい、おばあが活躍する映画は無条件に見てしまう。
この映画も楽しかった!

糖尿病の妻がインシュリン打ちながら逃亡するわ、仲良し夫婦は「さあ、行きましょうかプリンセス」つって腕組んでにやにやしてるわ、焼きもちやくわ。
緊迫感はたまにあるんだけれど、なにしろ年金受給者ですから。
全速力で走っても観てて足もとが不安ですがな。

なんともたまらん人をくった映画でした。大好きだ!
観終わってからも元気出ます。

単館で一週間しか上映してくれないので焦って行ってきた。
心なしか劇場内の平均年齢高かったな。
混んでました。もうちょっと長く上映してないかなあ。

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マッチポイント

マッチポイント

matti.jpg監督:ウディ・アレン
出演:ジョナサン・リース・マイヤーズ、ブライアン・コックス、スカーレット・ヨハンソンほか
2005年作品
マッチポイント(2005) - goo 映画

秘かに野心に燃えるもとテニスプレーヤー。セレブの仲間入りをして、すべて順調にいくかと思われたが、義兄の婚約者に心奪われて堕ちていく。

ウディ・アレンの映画?本当に?
そんな印象。
今まで抱いてたイメージとまったくスタイルが違う。
後味がもにょうんとするのは将来がどん底だろうなって想像するからだ。

スカーレット・ヨハンソンがえろいーと他でも書いたがやはりこの映画でも。
彼女がエロくないとなりたたない。
彼女にほれ込んでオファーする監督がたくさんいるそうな。
これまでのウディ・アレンの好みと全然違うタイプじゃないですか?
そこにも驚いた。

エロいんだが、この映画での役の展開は「ああ、うん。そんな感じにされそうなイメージ」とうなずいてしまうからキャスティングがはまってる。ゴメンねスカーレット。

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プロフィール

HN:
藤井みつる
HP:
性別:
非公開
職業:
漫画家
趣味:
映画鑑賞と寝ることと城
自己紹介:
好きな映画
……《邦画》 太陽を盗んだ男、鬼畜、穴、切腹、キッズ・リターン、しとやかな獣、蝉しぐれ、クレヨンしんちゃん嵐を呼ぶモーレツ!オトナ帝国の逆襲、築城せよ!、MIND GAME、ジャズ大名
……《洋画》 新しき世界、ニューシネマパラダイス、リトル・ダンサー、バベットの晩餐会、暗くなるまで待って、オールド・ボーイ、グラン・トリノ、バーバー、キリクと魔女、ロック、ストック&トゥー・スモーキング・バレルズ、ペーパー・ムーン、アパートの鍵貸します、トイ・ストーリー、ブラス!、デリカテッセン、ベルヴィル・ランデブー、カイロの紫のバラ、ヘドヴィグ・アンド・アグリーインチ、死刑台のエレベーター、オーケストラ!、アンプロフェット、ゴッド・ファーザー、ユージュアルサスペクツ、ドリームガールズ、ブルース・ブラザース、バグダッド・カフェ、シザーハンズ、善き人のためのソナタ、レザホアドッグス、クール・ランニング、ぼくのエリ200歳の少女、ペテン師とサギ師~だまされてリビエラ~、アーティスト

 

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