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自由学校

自由学校

監督:吉村公三郎
出演:小暮実千代、小野文春、藤田進
1951年作品
自由学校(1951 吉村公三郎)(1951) - goo 映画



ひと月も前に会社を辞めたことをずっと黙っていたことで夫婦喧嘩に。その結果夫は家出して自由気ままな生活。妻は一人の自由を謳歌する。新人類の若者カップルは彼らの理解を越えるフリーダムさで彼らにちょっかいを出す。そうしているうちに妻に言いよる男が次々現れ…

同年に同名の作品が渋谷実監督であるのですが、これはいったい??
と思いましたら、渋谷監督は松竹、吉村監督は大映。映画が製作会社ごとの競争が激しいころに競う形で公開されたようです。その結果はどうだったのかわからないけども。
こちらは大映作品なので、のちにカンヌ女優と呼ばれる京マチコが若者として出演。すでに中年のような貫禄が漂っているのはなぜなのだ。

全編のほほんとしている。
会社に行ってるふりをしていたなんて最近のリストラお父さんのお話のようですが、当時は戦後間もなくていまよりよっぽど悲愴かと思いきや、どうにかなるさ~といった雰囲気でお気楽なもの。
なんだか眉間にしわ寄せてたって事態が好転しないんなら笑ってる方がよくね?
そんな気分になりました。

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人生に乾杯!

人生に乾杯!

jinsei.jpg監督:ガーボル・ホロニ
出演:エミル・ケレシュ、テリ・フェルディ
2009年作品

人生に乾杯! - goo 映画


史上最高齢、最高に紳士的な銀行強盗登場!
81歳の夫と70歳の妻の夫婦が巻き起こす逃亡劇。

元気なおじい、おばあが活躍する映画は無条件に見てしまう。
この映画も楽しかった!

糖尿病の妻がインシュリン打ちながら逃亡するわ、仲良し夫婦は「さあ、行きましょうかプリンセス」つって腕組んでにやにやしてるわ、焼きもちやくわ。
緊迫感はたまにあるんだけれど、なにしろ年金受給者ですから。
全速力で走っても観てて足もとが不安ですがな。

なんともたまらん人をくった映画でした。大好きだ!
観終わってからも元気出ます。

単館で一週間しか上映してくれないので焦って行ってきた。
心なしか劇場内の平均年齢高かったな。
混んでました。もうちょっと長く上映してないかなあ。

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マッチポイント

マッチポイント

matti.jpg監督:ウディ・アレン
出演:ジョナサン・リース・マイヤーズ、ブライアン・コックス、スカーレット・ヨハンソンほか
2005年作品
マッチポイント(2005) - goo 映画

秘かに野心に燃えるもとテニスプレーヤー。セレブの仲間入りをして、すべて順調にいくかと思われたが、義兄の婚約者に心奪われて堕ちていく。

ウディ・アレンの映画?本当に?
そんな印象。
今まで抱いてたイメージとまったくスタイルが違う。
後味がもにょうんとするのは将来がどん底だろうなって想像するからだ。

スカーレット・ヨハンソンがえろいーと他でも書いたがやはりこの映画でも。
彼女がエロくないとなりたたない。
彼女にほれ込んでオファーする監督がたくさんいるそうな。
これまでのウディ・アレンの好みと全然違うタイプじゃないですか?
そこにも驚いた。

エロいんだが、この映画での役の展開は「ああ、うん。そんな感じにされそうなイメージ」とうなずいてしまうからキャスティングがはまってる。ゴメンねスカーレット。

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くちづけ

くちづけ

kuti.jpg監督:算正典、鈴木秀夫、成瀬巳喜男
出演:青山京子、司葉子、中原ひとみ、中村メイコ、高峰秀子
1955年作品
くちづけ(1955)(1955) - goo 映画

石坂洋二郎原作の短編小説を、三人の監督がそれぞれオムニバスで製作。

① 姉の再婚話に複雑な心境の妹。
② 学友同士が周りの押しにノセられて近づいていく。
③ 下宿してる娘が夫に恋心を抱いてると知る妻

の三本。
作為的なのか、少女期、大人の女性、妻の女性の三時代を描く形になっている。
どれもみな言葉使いがきれいなのです。
プロポーズされて「あたくし、あなたとつかみあいの喧嘩をしてしまうかもしれなくってよ?それでもよろしくって?」と答えるヒロイン。
こういうしゃべりの方がつかみ合いの喧嘩するのならむしろ見てみたい。

まぶしい短い期間を切り取ったさわやかなオムニバスでした。
中村メイコ変わりませんなあ。かわいい。

同名の映画が何本かあります。他もおもしろそうで気になります。

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ブラック・ダリア

ブラック・ダリア

bura.jpg監督:ブライアン・デパルマ
出演:ジョシュ・ハートネット、スカーレット・ヨハンソン、ヒラリースワンク
2006年作品

ボクシング試合から、警官としていいコンビを組むようになったバッキーとリー。
ある惨殺事件からリーがおかしくなっていき、バッキーは真相を探りにのりだすが、狂った真実が明らかに…。
ブラック・ダリア(2006) - goo 映画


実際におきた事件を元に書かれた同名小説が原作。
これが!実際にあったってことがまず怖いんだ。
エログロ満載、痛くて画面が見れないことも。ひい。

しかしスカーレット・ヨハンソンはやらしい空気。
逆にヒラリー・スワンクは他の映画で男らしい役が印象強くて、この映画での役が意外だった。

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プロフィール

HN:
藤井みつる
HP:
性別:
非公開
職業:
漫画家
趣味:
映画鑑賞と寝ることと城
自己紹介:
好きな映画
……《邦画》 太陽を盗んだ男、鬼畜、穴、切腹、キッズ・リターン、しとやかな獣、蝉しぐれ、クレヨンしんちゃん嵐を呼ぶモーレツ!オトナ帝国の逆襲、築城せよ!、MIND GAME、ジャズ大名
……《洋画》 新しき世界、ニューシネマパラダイス、リトル・ダンサー、バベットの晩餐会、暗くなるまで待って、オールド・ボーイ、グラン・トリノ、バーバー、キリクと魔女、ロック、ストック&トゥー・スモーキング・バレルズ、ペーパー・ムーン、アパートの鍵貸します、トイ・ストーリー、ブラス!、デリカテッセン、ベルヴィル・ランデブー、カイロの紫のバラ、ヘドヴィグ・アンド・アグリーインチ、死刑台のエレベーター、オーケストラ!、アンプロフェット、ゴッド・ファーザー、ユージュアルサスペクツ、ドリームガールズ、ブルース・ブラザース、バグダッド・カフェ、シザーハンズ、善き人のためのソナタ、レザホアドッグス、クール・ランニング、ぼくのエリ200歳の少女、ペテン師とサギ師~だまされてリビエラ~、アーティスト

 

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