ふじーの。

先日カメラの切り離しに成功した、ソーラーセイルのイカロス君。
カメラはギャルの旅行みたいに自分撮りしたあと、イカロス君と別れて太陽をまわる人口惑星になります。
詳しくはブログにも出てますが、アニメも発表してくれてます。

なんだろうな…このかわいさは。ちゃんと夜になったらおねむするのだ。

 

監督：中島哲也
出演：松たか子、木村佳乃、西井幸人、藤原薫、橋本愛、岡田将生ほか
公開中→「告白」公式サイト

《あらすじ》　ある中学校の一年生の教室。終業式の日に担任の女教師は自分の辞任を告げる。辞任の前に子供たちに命についての問いかけをしていく。それは「私の死んだ娘は、事故でなくこの教室の生徒に殺されたのです」という言葉から始まっていく…


ポスターに衝撃！とか驚愕！とかあるがまさに！

中島監督のいつもの極彩色の画面ではなく、あえて彩度をおとした青味の強い色調。ハイスピードカメラを多用した、素早く流れる思春期を切り取るような瞬間。たくさんの人物の顔がむしろ写らない視点の高さ。
計算されつくしてて、それがラストの展開をより強く印象付ける。

回想と現実と想像が入り混じる構成も見事なつなぎでしびれる。ほとんど数人の独白で進んでいくが、それを見る人に飽きさせずにひきこむようにするのって大変なのよーー！本当は。

松たか子のおさえた演技も素晴らしい。ラストの笑顔のぞっとすること、虚しく美しいこと。

やられました。
絶賛したいことはたくさんあるが、私の話はもうどうでもいいから観ましょう。一見にしかず。
同じ回を見た女子高生たちが「ホラーよりも超怖くね？！！」て話してるのをみてほっとしました。

しつこくはやぶさネタ。
先日貼り付けた、はやぶさの動画の完成版が、ニコニコ動画にアップされたと編集さんが教えてくれたぞ。

ニコ動は各々登録しないと見られないので…登録する気の無い方はYouTubeにアップされるのを待ってね。

前作の二倍、20分の長さになっているけれど感動必至。。笑い必至。
この動画作った人素晴らしいな～～～！
売り出されたら買っちゃうかもな。
ヤマトやらなんやら著作権ひっかかりまくりで販売はまず無理だけど。

はやぶさ君のカプセルは無事回収され、分析にはもう少し時間がかかる模様。いやいや、帰ってきただけで感動もん。
はやぶさとカメルーン戦に涌いてる間に、弟分イカルス君はカメラの分離に成功。日本の宇宙開発頑張ってる

貼り付けてた杉並区のマスコット、なみすけくんのブログパーツが復活しました。
今まで集めたグッズは消えちゃうけれども、新たななみすけで遊んでやってくださいませ。

監督：石井裕也
出演：満島ひかり、遠藤雅、志賀廣太郎ほか
公開中→「川の底からこんにちは」公式サイト

《あらすじ》　妥協しまくりで「しょうがないっす」が口癖の派遣ＯＬ佐和子。バツイチ子連れのダメ男が彼氏でも「自分は中の下の女だからこういう男でもしょうがない」と達観している。そこに実家の父が倒れたと連絡が来た。父の営むシジミ工場をいやいやながら継ぐ羽目になる佐和子だったが、田舎にはあまりにも濃すぎる事態が…


あまりにも覇気のないヒロインが、ある時点から恐ろしいまでの開き直りをみせる。これがカッコよく見えてくるのだからスゴイふり幅だ。
それまでも悟りきってた感があるのに、なんとさらにその上の悟りがあったとは！笑うわ～。

ダメ男の連れ子に「あんたは大した子供じゃないんだから、がんばっていかなきゃならないのよ！」と言い放つ。真実の言葉に子供も心打たれる（打たれていいのか）。
♪世界～にひーとつだーけのはーなー♪の真逆をいっちゃったよ（笑）！あっぱれ。
ぬるい「がんばれ」はスッキリしませんが、この映画の場合は元気が出ます。