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預言者公開

二年くらい前か。
フランス映画祭で鑑賞して、当時は日本公開が決まってなかった作品『預言者』が今月21日から公開始まります。
→公式サイト『預言者』

鑑賞直後は日本公開されないかもしれないのが歯がゆくてもったいなくてたまらなかったんだけど、ついに。嬉しい。
面白かったんですよ~。現代のニューゴッドファーザー誕生ってテイストで。忘れっぽい私が二年も過ぎてるのに覚えてるんだから、印象の強烈さたるや。

おススメ。機会があればぜひ観てみてください。

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牛の鈴音

usi.jpg監督:イ・チュンニョル
出演:チェ・ウォンギュン、イ・サムスンほか
牛の鈴音 - goo 映画

《あらすじ》 ドキュメンタリー作品。79歳のおじいさんと76歳のおばあさんは夫婦二人で農作業をして暮らしている。耕作牛もおばあさん牛。普通は15年くらいの寿命の牛がこの牛は40年も生きて働いてくれているが、さすがによぼよぼで限界も近い。子供たちはとっとと牛を売って隠居しろという。妻は牛のせいで苦労させられる、とっととうなくなればいい、と言う。若い牛も働かせるつもりで買ってきたが、妊娠してて働かせるわけにもいかず。そのくせ餌はおばあさん牛を押しのけてまで食べる。おじいさんも牛も何も言わないが…


なんだろうな。何か知らないが涙が出てくるよ。
ドキュメンタリーなのでこれといったストーリーもないのです。
ただ、自分の祖母や祖父の世代ってこんな感じで。愚痴も文句もたれたけど働かないって選択肢はないし働いてないと生きた心地もしないかのようで。苦労ばっかりしてね。この世代の苦労に比べりゃあ自分の世代の苦労なんて屁みたいなもんでやんす。

苦労はしたけど働いていることがアイデンティティみたいな感じで、だからこそ隠居しろと言われたって嬉しくない。牛も大変だけど要らないって言われるくらいならよぼよぼでも働いていたい生き物なのかもしれない。おじいさんと分かりあってる同士なんですね。

運命の日に夫婦の会話を聞いて牛が涙するとは。言葉がわかるのかなあ。なんとなく感じるのだろうか。
痩せて骨もわかる姿に胸がしめつけられるよ。

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風の伝説

03a6440a.jpeg監督:パク・ジョンウ
出演:パク・ソルミ、イ・ソンジェ、キム・スロほか
映画詳細→「韓国情報発信サイト 映画 風の伝説」

≪あらすじ≫ 女刑事ヨナは詐欺捜査のため、容疑者の男に接近する。次々女性をたぶらかして行く手口についての話を聞き出そうとするも、予想外の展開に。彼が語りだしたのは社交ダンスとの出会いから、その魅力に取りつかれてしまった男のバカバカしくも数奇な運命…


ちいと長いのであと30分くらい短くしてほしい感はありますが、それでも隠れた楽しい作品。
社交ダンスを扱って、平凡な男がのめりこんでいくことから「シャルウィダンス」を思い出しますけども、そのあとの展開がかっとんでいてバカバカしくて面白いです。
観ながら「なんでそうなる」とつっこみたくなること請け合い。

8年前か…あまり公開当時の記憶がないのですが話題になってなかったのかな?主演がオジサンだからかなあ。女優さんは冬のソナタにも出てる綺麗な方なんだけどなあ。


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ゴシップガール

gossip.jpgアメリカテレビドラマ 放送中 シーズン3まで

制作総指揮・脚本:ジョシュ・シュワルツ、ステファニー・サヴェージ
出演:ブレイク・ライブリー、レイトン・ミースター、ベン・バッジリー、エド・ウエストウィックほか

≪あらすじ≫ アメリカ、アッパーイーストにある高校はセレブばかりが通う金持ち学校。そこにひょいとまぎれた一般人少年。学園の女王として君臨する女子達との交流とそこに繰り広げられる恋愛模様。

雰囲気としては現代のビバリーヒルズ青春白書みたいなもん。もう少しクスリに浸かってみたり、意地悪が過激だったりするものの、基本は仲間内でくっついたり離れたりしてる内容です。パーティーばっかりしててこの人たちはパーティーが仕事なんじゃろうかとも思う。

それでも登場人物の中の格段にキャラの濃い、チャックとブレアが面白いので、この二人につられて楽しくドラマを観てしまう。
あと向こうの女子高生のやりとりするメールが、へえ~そういうふうに略語するんだ、というところも面白いです。

出てくる女子達全員ブラボーなプロポーションでおしゃれ。その点でも観てて楽しい。SATCのスタッフも参加してるので華やか&ゴージャスはお墨付き♪

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映画は映画だ

eigaha.jpg監督:チョン・フン
出演:ソ・ジソプ、カン・ジファン、ソン・スホンほか
映画は映画だ - goo 映画

≪あらすじ≫ やくざまがいの俳優と、元俳優志望のやくざが偶然出会う。共演者にことごとく逃げられた俳優は、ヤクザ映画への出演をリアルやくざに依頼するのだが…

面白かった!
暴力&流血随所にあるものの、コミカルなところもあって、バランスがいい。
観る前から評価が高いことは聞いてたので期待してましたが、やはりナイスでした。

韓国の巨匠監督:キム・ギドクの弟子の一人として知られるチョン・フン監督の長編デビュー作。
特に最後はキム・ギドクをほうふつとさせるテイスト。本家よりもう少しソフトなので逆に入りやすいですね。
冷静にツッコミを入れると、リアルやくざが出演してて、リアル犯罪シーンのある映画なんて撮っても公開できねえだろーというところなのですが。そこはフィクションなので置いといて。

これまでもドラマで何本かソ・ジソプは観てたけれども、個人的に苦手なルックス。でもこの映画ではすごく良かった。甘ったるい役よりこういうののほうが良い気がします。


 

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プロフィール

HN:
藤井みつる
HP:
性別:
非公開
職業:
漫画家
趣味:
映画鑑賞と寝ることと城
自己紹介:
好きな映画
……《邦画》 太陽を盗んだ男、鬼畜、穴、切腹、キッズ・リターン、しとやかな獣、蝉しぐれ、クレヨンしんちゃん嵐を呼ぶモーレツ!オトナ帝国の逆襲、築城せよ!、MIND GAME、ジャズ大名
……《洋画》 新しき世界、ニューシネマパラダイス、リトル・ダンサー、バベットの晩餐会、暗くなるまで待って、オールド・ボーイ、グラン・トリノ、バーバー、キリクと魔女、ロック、ストック&トゥー・スモーキング・バレルズ、ペーパー・ムーン、アパートの鍵貸します、トイ・ストーリー、ブラス!、デリカテッセン、ベルヴィル・ランデブー、カイロの紫のバラ、ヘドヴィグ・アンド・アグリーインチ、死刑台のエレベーター、オーケストラ!、アンプロフェット、ゴッド・ファーザー、ユージュアルサスペクツ、ドリームガールズ、ブルース・ブラザース、バグダッド・カフェ、シザーハンズ、善き人のためのソナタ、レザホアドッグス、クール・ランニング、ぼくのエリ200歳の少女、ペテン師とサギ師~だまされてリビエラ~、アーティスト

 

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