出演:レオナルド・ディカプリオ、渡辺謙、ジョセフ・ゴードン=レヴィッドトほか
公開中→インセプション公式サイト
《あらすじ》 近未来。産業スパイのコブの手口は、標的が寝ている間に夢の中に入り込み潜在意識から情報を盗み出すこと。標的サイトーの仕事を失敗すると、逆にサイトーから仕事を依頼される。それは盗み出すことでなく、逆にある考えを標的に植え付ける洗脳作業。その仕事だけでも困難なのだが、さらにミッションを妨げる、時限爆弾のようなトラウマをコブは抱えていたのだった…
やっと観られた~。嬉しいのう。
仮想世界だの好きなもので、この映画も好きです!でも難解。同行者は「途中でついていけなくなってめんどくさくなった」と申しております。もともとSFに免疫ある人のほうが受け入れやすい。
IMAX(デジタルハイ画面!)で映されるほどの細部にこだわった画面。そこが夢という扱いにくい素材にリアリティを持たせて、めくるめくイメージ風景の洪水にこちらは圧倒される。
確かにはじめはわかりにくい。しかし途中で「夢の世界」ビギナーが登場するので、そこでの説明まで頑張ればきっと大丈夫だ!
ファンタジーでもSFでも、どこにどんな縛りを作るか、が問題で、何らかの制約がないとその世界はなんでもありの状態になり、面白くなくなってしまう。
この作品はその縛りもきいてて、さらにそれが何層かになっている複雑さ。各段階で時間差を持ってきたところが見事。
てっきり原作小説がべつにあるのかと思ったら、なんと監督のオリジナル脚本だそうな。スゲー!!
はたして渡辺謙の役はあんなに出番必要だったのか疑問。でもかっこいいから私が勝手に許しておく。
ちょっこら妻とのくだりが悠長すぎてディカプリオにイラっとするも、面白かったです。
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