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戦場でワルツを 公式サイト
監督:アリ・フォルマン
《あらすじ》 イスラエル。二十数年ぶりに会った友人に、レバノン侵攻時の話をされた主人公=アリは、自身も19歳で参戦していたはずなのにまったく記憶が無いことに気づく。フラッシュバックのように記憶が湧き上がってくる瞬間もあるが、自分が何をしていたのか、何があったのかははっきりしない。映画監督でもある彼は自分の記憶を探す旅に出る。たどり着いた真実は…。R-12。
2008年のアカデミー賞で、日本の「おくりびと」と最後まで外国語映画賞を競った作品。
ドキュメンタリーでありながらアニメーションの手法をとり、描かれてることは恐ろしく重いのに、作風はあくまでポップで自嘲的。異色作。強烈な印象を残すが、だからこそアカデミー外国語賞逃がしたのかもとも思ってしまう。
「地獄の黙示録」と並び賞されてもいるようですが、作品の方向性は真逆。どう考えても従軍兵士にこの映画見せて高揚はしないだろう。
あくまで映像と曲の多いもかけないマッチングの妙だけにおいて、彷彿とする。
イスラエルの映画です。まず社会、歴史的背景をあまり把握してないもので、芯から理解できたとはいいがたい。パンフレット読んで、いくらか説明を頭にいれても、問題になってる1980年代とはまた状況が変わって、とにかくしっちゃかめっちゃかで複雑。鑑賞前に予習をオススメ。
ひとことで言うなら、湾岸の地域は何百年も聖地エルサレムをめぐって、いろんな人種や宗教が権利を主張して戦争がひっきりなしに続いているところだということ。
そんな中で起きたあまりにも残虐な事件。情勢によって人間の命はとても軽い。
できれば知らずに、何もみないでいたい気さえするのだが、いい大人であるなら知っていなきゃですね。そして何かしら自分に機会があるならば、平和への何かをするべきだよね…。
明日がくることを疑わずに暮らせる幸福を忘れちゃなんねえ。
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「地獄の黙示録」と並び賞されてもいるようですが、作品の方向性は真逆。どう考えても従軍兵士にこの映画見せて高揚はしないだろう。
あくまで映像と曲の多いもかけないマッチングの妙だけにおいて、彷彿とする。
イスラエルの映画です。まず社会、歴史的背景をあまり把握してないもので、芯から理解できたとはいいがたい。パンフレット読んで、いくらか説明を頭にいれても、問題になってる1980年代とはまた状況が変わって、とにかくしっちゃかめっちゃかで複雑。鑑賞前に予習をオススメ。
ひとことで言うなら、湾岸の地域は何百年も聖地エルサレムをめぐって、いろんな人種や宗教が権利を主張して戦争がひっきりなしに続いているところだということ。
そんな中で起きたあまりにも残虐な事件。情勢によって人間の命はとても軽い。
できれば知らずに、何もみないでいたい気さえするのだが、いい大人であるなら知っていなきゃですね。そして何かしら自分に機会があるならば、平和への何かをするべきだよね…。
明日がくることを疑わずに暮らせる幸福を忘れちゃなんねえ。
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